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部活のあり方 [ViVAアカデミー]

私の関わっているViVAアカデミーも、
中学生対象にバレーを通じて色々な事を学んで欲しいと設立しました。

中学には部活があり、
私も長きに渡ってそのお手伝いをしてきました。
中にいると見えてこない部分もあったりするが、
私は、以前から申している通り部活推進派でね、
子供達には是非とも経験して欲しい活動でしたが、
ブラック部活とか色々と騒がれ始めて来て、
部活自体のあり方が問われ、更に先生方の働き方改革と言う問題も絡み、
私もアカデミーの設立にいたる間、そう言う記事や話題に多く触れ、
昨今、部活自体の方向性が変わる兆しが増したように感じます。

変わる事は世の流れで仕方が無い事なのかも知れませんが、
それをちゃんと子供達に説明をし、理解をして貰う事が大事。
「決まった事だから、仕方が無い」的な話ではなくてね。
今は、コロナ問題で部活動も思うような活動が出来ていませんので、
この問題が終息し、以前に近い様な状態に戻った時、
活動時間だったり、先生方の関わり方だったりが変わる時、
ちゃんと説明してあげて欲しいです。

それまでは、試合に勝つと言う目標を、先生・部員達が共有していた。
目指す対象があるって事は、子供達もそうだけど、
先生達も指導しやすい面があるからね。
その目標に対する思いが過熱し、勝利至上主義が生まれて、
それに依って弊害も生まれ、体罰問題が取り沙汰されてたが、
少なからず誰もが持っていた思いなんだよ。

体罰問題を叱咤激励の表現と言う先生もいる。
これ問題だが、もっと一般的な問題であるのが、
レギュラーかレギュラーじゃないか問題。

バレーではないけど、東洋経済オンラインに掲載されてた記事。
「「試合に出ない選手」が少年野球で生まれ続ける訳」を読んだ。
下記がその記事のアドレスです。
https://toyokeizai.net/articles/-/429649

部活推進派とか言ってますけど、
この記事を読んで、全く恥ずかしい気持ちにさせられた。
この記事に出てくるような事を、子供達に話したりしてた。
メンバーは顧問が決めるのだが、
それに入れない子供達のモチベーションを保つため、
部活を辞めないでいて欲しい一心だったが、
記事にも出てくる狡猾な大人の理屈だった。

部員が少なく、大会でもユニフォーム着てるのに、
試合に出して貰えないもいてね、何で出さないのと質問をしたが、
下手な子を出す事によって、
他の子供達のモチベーションを下げたくないが返事だった。

その子にも直接出して貰えない気持ちを聞くと、
「私なんかが出たら、迷惑が掛かる」だったので、
ホントにホントか?と聞くとポロポロと涙をこぼしていた。
下手なのは自分がよく知ってるからね、
私を出して下さいは言えないのよ。
でも、もしかしたら出して貰えるかもの思いは絶対に持ってる。
そう言う思いをしていた子を沢山見てきた。

上手い下手は関係ない、試合には全員で出場し挑む。
ViVAアカデミーの、この趣旨に賛同しお手伝いを始めた。
何でバレーを始めたのか、何でお金払ってまでバレーがしたいのか。
それは、バレーが好きだからが一番。
その気持ちを持ってる子供達に対し、私達スタッフに必要な事は、
ずっとバレーが好きでいて貰えるようにする事だね。



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