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出会い [人]

先週末、とある施設にお世話になった。
そこは色々な人が利用をしてるが、
たまたま、リクルート姿の男性達と話をする事出来た。

「皆さんは会社の研修か何かですか?」
「はい、新人研修です」
「どんな系列の仕事?」
「自動車関係です」
「へ~、メーカーは?」
「****自動車です」
「そうなんだ、おじさんは最近は車買わないで、
ずっと同じの乗ってるワ」と言った途端、
「是非、私から車買って下さい」とあっちこっちから(^^;;;
「いいねぇ、その姿勢大事だよね新人研修の賜物だね(^^)」

「実は、私は来年定年退職するの、
今日、こうしてみんなのような新人の人達に出会えてね、
刺激を貰えて嬉しかった、是非、これからも頑張って下さい」と言うと、
殆どの人が「ありがとうございます」と言ってくれた。

ババア達は若い子と話すとエキスを吸い取るらしいが(^^;;;
ジジイにはその能力は備わってないので、話しただけだが、
良いな若い子と話をするって。

これを帰宅後話をしていたら娘達が、
「何、それ全然知らない人なのに話しかけたの?」と驚かれた。

「いやいやムリムリムリだわそう言うの」

「こう言うのが、旅の恥は掻き捨てって事だろう」

「イヤ、オヤジ旅行じゃねえだろうが」

知らない人に話しかけたら今は不審者?
それじゃあんまりにも世知辛い世の中だよねぇ~。

その日の夜、もう深夜に近かったが、
喫煙所に行くと、やはり3人若い人達が先客でいた。
私が、近づくと「お疲れ様です」と声を掛けられた(^^;;;
誰かと間違えてる?と思いながら
「こんばんは、みんなも新人研修?」と聞くと
「そうです」と返事が来たので、
「自動車屋さん?」と聞いたら、
「いえ、IT関係です」でした。
「IT関係なのに、リモートじゃないんだね?」
「そうなんですよ、みんなそれを言ってました」
「会社が実際に顔を合わせるって違うと思ったんだろうね」
「いつまでやるの?」
「明後日までです」「でも、明日は休みなんですよ」
「だったら、今日で終わりにして欲しかったね」
「全くその通りです」と、3人ウンウンと頷いてた。
「みんな東京の人?」
「いえ、私は長野です」と、3人とも地方の出身者だった。
「明日の休みをどうするか話をしていたところで、飲みに行こうと・・・」
「でも、この辺って何もないですよね」
「今、行ってもコロナだからね、店じまい早いしね、
そこの参宮橋って駅知ってる? 参宮橋駅前だったら、
飲み屋さん有るけどね」
「じゃあ、明日はそこに行ってみます」
「研修頑張って下さいね」
「頑張ります、お休みなさい」

1日に知らない人と沢山話をした。
この子達は、これから色々な経験を積む。
仕事をし、恋をし、結婚したり、家族を持ったりと色々あるだよな。

ここで、お伽話を一つ。
これから何十年間、
この子達にどれだけの手が差し出されるだろう。
手はね、みんなにも常に差し出されている。
時には救いの手、時には悪魔の手と、そこはアットランダムに。
世の中で成功していく人って言うのは、
この手が差し出されている事に気づける人。
そして、段々とこの手は自分にとって良い手、
悪い手の判断が出来てくるように成っていく。
そして、良い手を掴んだ時、
それが「人生のターニングポイント」呼ばれる瞬間。

このお話は、世の中で成功した人の話だけでは終わらない。
その差し出された手を掴んだおかげで成功した人。
その手を掴んだと言う事は、
つまりは決して自分だけで成功したんじゃ無いのだと言うお話です。

もう一つ。
翌日、そこを離れる時間と成り帰宅。
その前に家電をし帰る事を伝えると母ちゃんが
「父ちゃん、実は買いたい物があります」と言う
何を買いたいのかを尋ねると、「カーペット」
家に着いたのは夕方の4時近かったが、
私は、車を降りる事なく家族と共にそのまま三郷のニトリへ・・・。
腰が痛く、かばって歩いていると
「変な歩き方しない!かばって歩くと余計痛くなる」
でもよぉ~、痛えんだよホントに。

一昨年も、神津島から帰ったら、そのまま家に行く事なく
迎えに来て貰った駅から、そのままハマ寿司直行の経験者で、
イヤな予感って言うのは当たる物、
お父さんはずっと、ピョコタンピョコタンと歩いておったとさ。

これはおとぎ話でも何でも無く現実のお話です。


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