ネーションズリーグ男子

セルビア会場で男子の試合が行われました。
第1試合目から、マサヒロがスタメン起用で、最初はちょっと目を疑った。
深津さんいるのにね、あいつがスタメンなんだ････。

あの子の才能とか努力とかを、私は、ホンの一瞬しか見ていません。
それでも、あの子の非凡な才能に対し、口癖のように、
「マサヒロは凄いねぇ～」とか「マサヒロだからな」とか言ってきた。
でも、現在あの子のいる全日本と言う場所は、
私に取ってのマサヒロみたいな選手達の集まりです。

そこで、認められる。
その前に選ばれるってだけでも、てぇした事なんだけどね。
随分前にマサヒロパパと全日本入りって話をした時、
身長が低いって言う事を懸念しておりました。
「入りたけりゃ、それを補う何かを、頑張って伸ばして行くしか無い」
「だよね、あいつならきっとやってくれるよ」
あれから、随分と時が経った。

で、現在あの子は堂々と全日本のコートで日の丸を付け立っている。
ウチの母ちゃんも「マサヒロ凄いねぇ～」と言いながらテレビ見てた(^^)
私は、たま～に見て、凄いねぇ～で終わりだけど、
あいつは、ここに来るまで、そしてこれからも前に進む為、
並々ならぬ努力を続けて行くのだろうと思う。そこは、私には異次元の世界だ。

ジェットコースター苦手で、アイススケートも出来ねぇ(^^)
あの子が小学生の時、ガスライターを使って、手の中でシューってガス溜めて、
そこに、すかさず火を付けると、ボォーって炎が立つ。
「もう1回やって下さい（＠＠）」
あいつらが寄って来て、もう1回、もう1回とせがまれた(^^;;;
その時、マサヒロの手を取って、「お前の手でやる」と言うと
マジでビビって、思いっきりてを引っ込めてた(^^;;;
なっ、至って普通の小学生だろう？

でも、普通じゃ無かったのは、そこからのあの子。
バレーを好きで居続ける事、人の話を素直に聞ける。
バレーの前に、そう言う所が、あの子の真の才能なのかも知れない。

私ね、セルビア戦見ていたら泣けてきた(^^;;;
まさに、凄いの一言なんだけど、その凄いと言わしめる裏側に、
あの子の努力が、その努力を続けて来た事が、
今のあの子に繋がった事が何とも嬉しかった。

そのセルビア戦は、見事勝利した。


当時の全国大会大会名は、ペプシカップ。
その開会式、マサヒロの隣は、こいつも全日本入る筈なリョウヘイ(^^;;;
25期男子キャプテンがマサヒロ、26期男子キャプテンがリョウヘイ、
揃い踏みの入場行進です。


現在のビーバーズの子供達にも、
バレーを好きに成って欲しい事、
そして、人の話を素直に聞ける事を大事にして行って欲しいと思います。

内藤さんは、厳しかった。それは、今のお前達と同じです。
でも、今のお前達とちょっと違うのは、
あの子達は、内藤さんを通して自分と戦っていたって事。
見える光景としては、総監督に、内藤さんに、負けないぞって姿勢。
だけど、それってそれぞれが、自分に向かっていたんだね。
その中でも、マサヒロは特に、下を向かなかった子でした。
これから、全国大会都大会が始まります。そこに向けて頑張ろうな。

あの時、ガスライターであいつらと遊んでいたら、
それを見ていた母ちゃんに、メチャ怒られたのは言うまでも無いm(_"_)m