約2ヶ月ぶり

夏季大会終了後、約2ヶ月ぶりに部活に行った。
しかも、いきなり3日間。
教官室入り、顧問への挨拶も「ご無沙汰です」だった(^^;;;;
母ちゃんとエリは、前日の10周年イベントでお目に掛かっていた。
その10周年式典での事で、
「先生、嘘付いちゃいけません」と言うとポカンとしてる(^^;;;;
「エリに、痩せたか？って言ったでしょう」と言うと顧問の顔が砕けた。
式典からの帰宅後開口一番。「先生に痩せたか？て言われた」だった。
娘は、社交辞令って事知らないので、特にヤ・セ・タの3文字には過剰反応を示す。
と、顧問と教官室で、少し話をしてから体育館に上がった。
「こんにちは」と挨拶が飛んでくる。
「髪の毛伸びましたね(^^)」と子供達から言われる。
「忙しかったんですか？」とも言われた。

1日目は、何も言わずに練習を見ていた。
途中顧問から、ライト側での球出しを言われ、台に登り球出しをしたが、
普段が普段で無くなる60歳なんだと言う事を思い知らされる。

2日目。
この日は、ゴリが部活に来て「お久しぶりです」だった。
何も言わずに終わった1日目にも感じてたが、
子供達から感じる、何か、ベタ付くイヤ～な感じを、この日も感じた。
決定的だったのは、子供達のルーズさ。

「あいつが来たら、全員集合させろ」とマネージャーに話した。

部活で一番大事なことは何？
バレー部だったら、レシーブをしっかりとか、トスを丁寧にとかな
吹奏楽部だったら、音程しっかりとか、強弱付けろとかな、部によって色々ある。
だが、どの部活にも共通してる事は？

それは、時間。

部活に限らず、社会で一番小さな、でも大事な約束・ルールがこれ。
これが、特別な事で無く、普段の事だったりすると、結構蔑ろにされる。
「明日は、9時集合」と言われたら？
5分から10分前に着いていろと、私達は指導された。
誰も人間なので、守れなかったりする事もある。
一番大事なことは、それを守ることだが、
次には、破ってしまったら、どう対処するかです。
そこは、ナアナアにしちゃいけない所。

子供達から感じたベタ付くイヤな感じは、このナアナアな感じだったのだろう。
一見すると、和気藹々な感じにも見えるが、それらは、全く持って別モンです。

「それが、コートに出てないか？」
「そんな些細なこと、関係ねえし」と思うかな？
でも、そんな些細な事すら、拘りも持てない、守れないでバレーをやってる。
対人練習で「オーバー」とキャプテンから声が掛かる。
チーム全員が一斉にオーバーを始める。
にも関わらず、平気でアンダー使って返してるバカがいる。
オーバーと言われたらオーバーだと言う拘りも持てない。
そんな些細な事と思うが、そんな些細なことの積み重ねが練習なのです。
それを指摘も出来ない、練習に拘りが無いチーム・選手が試合では勝ちたいと言う。
直接関係ないと言うかも知れないが、
それが、上手く行かない、強いては勝てない原因なのでは無いだろうか？
和気藹々は結構、だが、複数人が集まる場では、
時間を守るは、最低限守らなくちゃいけないルールだ。
基本的な守り事、それを、マナーとも言う。
マナーを守るは、社会に出ると信頼に繋がって行く最初なんだぞ。

3日目。
普段が普段で無い60歳は、2ヶ月ぶりにボールを打つと言う行為が、
その後、どんな事態が自分に訪れるのか、知る事と成る。
肩が痛い、腰が痛い、足が痛い。
やっぱジジイは、何事もいきなりはダメなんだな(^^;;;