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新チームの練習 [高校バレー]

土曜日は、授業参観の為、午後練と顧問から連絡を頂いた。

体育館、熱かったねぇ~(^^;;
梅雨の合間に、異常に暑くなる日があるので、
みんなも、熱中症に気をつけましょうね。
教官室へ行ったが、顧問は居らず、そのまま体育館へ。
毎年、新チームの練習を初めて見る時に味わう、
新鮮な雰囲気と、3年がいなくなった寂しさを今年も感じた。

ウォーミングアップから始まった練習を、ベンチで見る。
体慣らしの練習から、対人までいつもの様に流れて行った。
あまりにも、今までのそれと変わらないので、
ベンチから一番遠いコートの奥で、ナツとサキが対人してる?
そんな錯覚さえ感じた(^^;;

次のメニューに入る前、集合させベンチ前で話しをした。
「座りなよ」子供達を座らせて、話しを始めた。

「直ぐに変えろは無理だから、引き継ぐ物もあって良いんだけど、
1つ、ナツとサキがお前達にさせていた練習はね、
お前達の個々を見て、それとチーム全体を見て、
こう言う練習が良い、ああ言う練習やってみようでやっていた」
「ああ見えてな、お前達の事をサキは良く知っていた。
そう言う見る目を持っていた。
だが、お前達の中に、そこまでの眼力を持ってる人は、まだいない」
「だから、自分達のどこ良くて、どこが悪いのかを
互いに知る事が大事。それを、切磋琢磨できるように、
みんなで工夫する事が大事だと思う」

「もう1つ、キャプテン。お前達の目標を聞かせてくれ」
と、新チームの目標を聞いた。

「先輩達と目指していた32です」

「32か・・・・・、だったらそれがどう言う事か分かるな、
32を取る為に戦う相手のレベルが、どういうチームに成るのか、
お前達は経験をした」

謙虚と言うか、正直と言うか、
根拠の無い自信を見せてくれないと言うかね(^^;;;;
だが、32と言う目標を聞けた事が、何か嬉しかったワ(^^)
私は、この子達を少し見くびっていたのかも知れない。
この日、聞いてもね「まだ、決めていません」とか言われると思ってた。
先代が目指していた目標を引き継ぐ。これは、良いと思う。
が、そこから何かを変えないと、結果も引き継ぐ事に成っちゃう。

「それと1年生。これまでオレはお前達を
お客様扱いして来たけど、今日から、もうしないよ」
「このオジさん、細かい事、チクチクうるさく言うからね」と話した。
もしかすると、2年のヘタレを改善するより、
この1年を、高校生にする方が難しいかも知れない(^^;;

「公式戦は、しばらく無いがお前達にとって、
江戸近が一番公式戦に近い大会だな、そこで結果を出せる様に頑張ろう」
「で、早い内に目標をステップアップ出来る様に頑張ろう」

スタートした葛総9期生の女バレです。
この子達と、どんな1年を過ごす事に成るだろうか?
「へたれ」を返上出来るのだろうか(^^;;;
毎年、代の変わり始めに感じる物足りなさだが、
意外と、この子達にいつもの物足りなさは感じなかった。
何故なんだろうと、練習やりながら考えた。
もしかすると、この子達に根拠の無い自信を、私が感じてるのか?
まさかなぁ~(^^;;;

まあ、とにかくプレッシャーに弱い2年生達。
そのままを見ると、へたれな連中なのだが、
今はまだ、噛み合ってない自分の自信の根拠が、
1つ、1つ噛み合って来たら、とても良い選手・チームに成る。
そんな雰囲気をこの子達から感じる事が、
私の中で、根拠の無い自信に繋がっているのかも知れない。

練習は、各々分けて練習を始めていた。
1年生達を、とにかく鍛えろ。
先輩達が、マンツーマンで、スパイク・レシーブ・サーブを教えている。

途中、1年生を2人ペアで任されたので、
オーバー・アンダーの基礎練習をしながら話した。
ずっとこの子達の練習を見る事が出来ないので、
自分達でどんな練習をしたら良いかを考えて貰う為に、
短所を知って貰う練習。短所は直すのが一番だが、
意外と自分の短所を、漠然と捉えている事が多くてね、
「オーバー嫌い」が一番多いのだろうが、
聞くと、ただオーバーが苦手としか認識してない。
オーバーの、どの部分に苦手意識を抱えているかを知って貰う為の練習をした。

「自主練をいい加減では無く、先輩達に指摘された事が出来ているか、
お前ら4人で互いに指摘し合いながらやる、それと自分癖を知る事。
それも、指摘ながらやる事。自分の癖って自分では分からない事が多いからな」

みんなが、スパイク練習を始めた時、
ナナがワンマンをやれと言って来た(^^;;;
「オレが、お前にワンマン?(^^;;;」「ハイ!」
と言う事で、久々に、ワンマンで球を出した(^^;;;
「テメェ~!片手かこの野郎!親から貰った大事な両手使え!」
「お前、ナナじゃねえ、ハチだ!」等々、罵詈雑言のオンパレード(^^;;
でも、横でトスを上げてたシキナが、それを見て「楽しそう」と言っていた。
私、性格がしつこいモンで、球出しもしつこいのかも知れない。
だが、ボールが手に馴染まない。打ちたい所に出せない(^^;;
それでも、要所要所で「チャンスボール!」と言いながら球を出した。
この子のテンションが下がる一番が、チャンスボール処理。
ワンマンが終わってから、
「チャンスボールって、ラリーの中に突然来るだろう。
いつもの様な、チャンスー!って言いながらの場面は中々来ない。
お前がへこたれていようが、関係無しに来る。
誰かに頼んで、そう言うチャンスボールの処理を練習させて貰え」

チャンスな場面を、必ず物にする。強豪校では当たり前の事だが、
ウチは、それが上手く行かない事が多い。
そして、それが負のスパイラルの引き金に成ってる事が多く、
加えて、この子は真面目な性格なので、それに責任を人一倍感じてしまう。

この子とのワンマンが終わった所で、練習も終了。
結局、この日顧問が、体育館に来る事は無かった。
授業参観後、保護者との面談が有ったからかな。
反対側のコートで、バスケ部を見て居られた天〇先生に、
ご挨拶をして体育館を出た。

さて、この子達はどこまで行くのだろう。
他のチームも、当然スタートしてる。
自分達成りの頑張りで行くのか、それ以上を求めるのか?
どんな目標を抱えても、必ず、そこにはライバルがいる。
強豪校も、自分達と似通ったライバル達もいる中、
一番のライバルは、自分達だと言う事に早く気が付くと、
目標により近い所を進めるのだと思う。
9期生達には、それを言い続ける事に成るかな。

この日、体育館シューズを出そうと車の中を探したが無い。
やっぱ、王子に忘れて来た。
先日、ゴリに言われた時は、あやふやだったのだが、
やっぱ、忘れて来たな(^^;;;
その前は、江北に忘れて来て、今度は、王子に忘れて来た。
と言う事で、私には縁が薄いシューズだった(^^;;;
なので、新しいシューズ下ろす事にしよう。

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