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セカンドシーズン第12話「”試合開始”」 [ハイキュー!!]

春高宮城県予選が始まりました\(^O^)/
個人的には、セカンドシーズンが、
後1ヶ月早く始まってくれてればなと思ってます(^^;;;;

残った3年生に取っては、最後の公式戦なので感慨も一入だな。
主人公達のチームなので、ここで負ける訳が無い(^^;;;;;;
と、誰もが分かってるのに、何故、ドキドキしながら見てるのか?
自分のチーム。顧問をしてるチーム。子供がいるチーム。
見てる人は、それぞれなんだろうが、
この高揚感は、なんだろー?
もしかして、無い物ねだりな部分があるのか(^^;;;;;;

この回は、烏野の子供達と言うよりも、
扇南の3年生、男バレ元主将のアッキー君です(^^)v
普段、古館先生は日向君達を使って、自分のメッセージを伝えているが、
このアッキー君は、烏野のメンバー達に出会わなかった
日向君を描いてるのだと思う。
また、影山君のそれと、アッキー君のそれとは違うのかも知れませんが、
バレーに対して、戦うと言う事に対しては同じで、
それを、扇南のボールを追わない回想シーンを使って描いてました。
ハイキューファーストシーズン第1話で同じ様なシーンがありました。

「本気も、必死も、一生懸命も、格好悪くない」
これ見てる時、名言に聞こえてしまったのだが、
今の子供達ウチの子供達に、理解できるだろうか?
この実を、教えて上げられてるだろうかと考えてしまった。
本気の練習をして臨んだ試合は、相手と言うよりも、自分らの何かが違う筈です。
だが、そんなの百も承知も鳥養元監督が、
それでも試合中は、色々な事が起きると言ってました。
バレーの技量だけでは無い、フォースの戦いの事なんでしょう(^^;;;;

アッキー君は白鳥沢戦で引退した。
「お前らのお陰で戦う事が出来た」と後輩達に言葉を投げたが、実際は・・・・・。
あの涙は、なんなのだろう?試合に負けた悔しさだけでは無いよね。
どの指導者も思ってるし、私も同じだが、
試合の結果ばかりじゃ無いって事が高校バレーにはある。
アッキー君の様な涙は、出来れば流して欲しくない。
「自分だけではどうしようも無い・・・」
この難しさは、どのチームにも言えるのかも知れないが、
都立高校のチームには多い課題だろうと思う。

で、どうするの?が古館先生が、
この回、アッキー君を使って、みんなに言いたかった事なんじゃないだろうか?
アッキー君は、後輩にビビリ?ながらも言い続け、
本来なら自分がいる時に気がついて欲しかったんだろうが、
「本気も、必死も、一生懸命も、格好悪くない」と言葉を掛けた。
「言ってるけど、やってくれない」「全然やろうとしてくれない」
・・・・だから(^^;;;;;;
扇南の後輩達には通じたね、私は、あの瞬間がMAXだった。

「今の若い者は」と言う言葉は、永遠に続いてるが(^^;;;;
立場や色々な事があって、その時は理解できない事が多い。
特に、若い者にはね(^^;;;;;;;
それに嫌気を指したり、諦めてしまったりし、自分をも下げてしまったりな(^^;;;
まあ、今の若い者だ(^^;;;;;;;;
そんな若い者に対し「今の若い者も、捨てたもんじゃねえ」と言う意味で、
アッキー君を登場させたんじゃないだろうか。

自分一人じゃどうしようも無い事なんざ沢山有る。
それでも、良い物は良い、悪い物は悪いと言い続けてると、
「ああ~あの時これを伝えたかったのか」と気付く時が来る。
と、信じて行こうよと言う、作者のメッセージなのかな。
さて、そのアッキー君が最後に発したセリフ。
これは名言だった。

「負けた悔しさ、3日で忘れる奴は、弱いままだからな!!」
悔しさを忘れない。って言葉がここでも多く使ってますが、
いつまでも、後を引きずるのは良くない?みんなはどう思う?
悔しいとは?どう言う事なんだろうね。
適当に練習して負けた試合も、一生懸命練習して負けた試合も、
負けた悔しさって、その時は、同じなのだろうと言ってました。
でも・・・・・、これは言わずもがなだな。

この回を見て、みんなはどう感じた?
誰もが、烏野の様なチームが理想でな、ドンドン強く成って行く事を
実感できながら、バレーが出来たら最高だ。
名実ともに「One for all,all for one」なチームでバレーがしたい。
若しくは、したかったなんだよ。

ところが、色々な事があるよね。
私が、多く接するのは都立高校の普通のチームが多いので、
まさに、その葛藤を見る場面が多い。
その葛藤を持つ子供の親でもありました。
ウチの娘は、アッキー君には成れませんでした(^^;;;;;;
途中で言うのを諦めちゃった。

ボールを追わないと言う事でも、伝え方は色々でね、
影山君は、仲間に対し、すげえ怒ったよね(^^;;;;;;
でも、アッキー君は一生懸命な事は、格好悪くないんだと諭した。

「何度言ってもやってくれない」「言うと、やってるって言われる」
この他に、色々な言葉を言われたり、経験したりしてたらな、
それは、その言葉自体が鏡だと思った方が良い。
自分はと、棚に上げてしまう事が多いだろう。若い者だからな(^^;;;;
でも、他人から見るとね、同じように見える事があるんだよ。
なのに、言うなよってな。

登場回数はあれだけでなんで何とも言えないが、
アッキー君の現役時代は、どうだったろう?
練習に臨む姿勢は、どうだったろう?って想像してみな。
最後の最後、扇南の後輩達の挨拶が、
それを教えてくれている気がします。

今は写らなくても、自分の真摯な姿を見せる事で、
必ず、それは鏡と成って、自分の目の前に良い姿を、良いチームを見せてくれる筈。
と言う事を、扇南とアッキー君で描いた回だと思います。
「人の振り見て我が振り直せ」
他人のやっている動作や態度で好ましくないと感じたら、 その相手をとがめる前に、自分は他人に対して同じようなことをしていないか、 他人の行動を自分のこととして省みなければならない」と言う意味です。

実際な、とても難しい事だと言う事も分かってる。
学校教育と言うよりも、家庭教育が違ってる人達の集まりだから難しいのよ。
プロの先生でさえ、難しいのだからね。
それでも、相手の立場を分かる所までじゃなくても、
理解して上げようと思うだけでも違ってくるかも知れないよ。
相手がじゃ無い、人に対してそう思えるあなたが(^^)
スーパーマンの集まりな烏野・超人な日向・影山達より、
普通の高校バレーボーラーが目指して欲しいのが、
扇南高校のアッキー君だと思うのだけど・・・。

来週は、第13話「シンプルで純粋な力」です。
対戦相手を聞いたり、見たりした瞬間、諦めちゃうあなたには必見かも(^^;;;;

にしても、アッキー君の髪型は、どんなのと未だに思ってる私です(^^;;;;



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