セカンドシーズン第11話「”上”」

若い頃は、ただひたすら肉、肉って感じだったけれど、
今と成っては、そんな事した日にゃ、次の日、胸焼けで苦しむだけ（＾＾；；；

ここでは、ウチの子供達の、文句ばっか書いてますが（＾＾；；；；；
実際は、甘やかしてるのも私なんだね（＾＾）v
前は、子供達に今よりもっと文句ばかり言っていたので、
罪滅ぼしって言うわけじゃないけど、
年の瀬に行われる、茨城の洞峰カップ終了後は、
みんなで、サイゼで忘年会やったり、
年明けの初練習の時に、お汁粉やったり、
顧問のお誕生日には、ケーキ＆チーズフォンデュやったりね、
色々、みんなで楽しめる物を考えてやってますが、
最近は、やるのが当たり前みたいに成って来てるので、
そろそろ、そう言う事も考え直さなくちゃいけないな（＾＾；；；；；

練習試合終了後のBBQは楽しそうです。
この回で、ハイキューに出てくる子供達の事での感想はあまりありません。
強いて言うなら、前回にも書きましたが、どれだけチームメイトの事を理解？
分かってるかと言う事かな。

3年に取っちゃ最後の試合、1年生には初めての春高予選。
同じチーム内に、状況の違う者が存在する瞬間。
都立高校の多くは、それがインハイ予選な事が多い。
同じ試合でも、いつもと選手達も、ベンチも違う。

今は、グチってても良いんだけどな、
その時も、同じ様にグチって終わるのか？
ハイキューに出てくる子供達の様に、成れる訳も無く、
お前ら、一般の女子高生バレーボーラーは、部活に何を求めてるのだろうね。
根本的な所で言うと、バレーが好きが最初に来て欲しいんだけどね。
たま～～に、ふと疑っちゃう時があるんだね（＾＾；；；；；；

日向君は、自分より上に対し、ワクワクすると言ってました。
こんなアグレッシブさは、日常、私の周りにはありません。
まずは、目の前をどうしようか？そればっかりでな（＾＾；；；；；
大企業と取引したいけれど、ウチのような零細企業なんか、相手にされない。
強豪と試合やっても、どうせ勝てない。

この二つ、似てんべ？（＾＾；；；；；；；
やる前から、結果を想像して、尻込みしてんだね。
それを打破する為の努力をしても、いきなりウチが大企業に成るわけも無いしね、
ウチの子供達が強豪選手に成るわけも無い。

じゃあ、どうするのか？

どうするの？

「言っても、やってくれない」
「さっき、言ったばかりなのにさ・・・」

これが、ウチの目の前です（＾＾；；；；；；
烏野の様な雰囲気はありません。
ウチの子供達が、今すぐ全員、烏野の子供達ようには成れない。
それでも、木兎君が月島君に第8話「幻覚ヒーロー」で言った
「その瞬間があるかないか」
強豪選手のそれと、お前達のそれとでは違うかも知れない。
ハイキューでは、それを決まったプレーとして表現していました。

あの試合のあのプレー。誰でもあるじゃん。
それが、上手く行ったプレーでも、ミスったプレーでもな、
同じ、バレーをやってれば、何か感じる筈なんだ。
「その瞬間があるか無いか」は誰にでもあるのに、
お前達は、見過ごしてるか、見て見ぬふりしてるんだね。
月島君には、お兄ちゃんの高校部活が
「あんなだったのに・・・」としか見えてないけれど、
お兄ちゃんは「あんなだったから」なのです。
高校の部活が、あんなだったのにで終わってしまった人。
それは、自分なりの、その瞬間を見過ごしたからだ。

月島君のお兄ちゃんは、あんなだった物の中に、何かを見つけたのだろう。
その時は、言い尽くせない悔しさだったりなのかも知れない。
絶対にあるんだよ、その瞬間って。
多くの先生方は、それを叱咤激励しながら教えてる。
「ほら、今のそれがお前の、その瞬間だぞ」ってね。

バレーは楽しい。面白い。
強豪校選手でも何でも無い私が言うと信憑性に欠けるが、
段階段階に佇んでる子供達や、成長する子供達を
目の前で見てるとね、感じてる楽しさの違いが見えてくる。
そう成ってくれるとね、見てるだけでも楽しかったり、面白かったりするんだ。
だから、やってる本人は、数百倍それを感じてるだろう。

その時間や瞬間を凝縮し、描いてくれてるのがハイキュー。
私が見る日向君には、渕江のミサコやアリサやミズホ達や
葛総の、アッコやナツコやユリナやマユ達が詰まってる。
見てる誰でも言える事だろうが、多くの子供達の象徴が、
あの画面でバレーをやってる子供達なのです。
だから、こんなジジィでも、見ててワクワクして来る。

自分達なりの何かを見つける為に、
日々を気にして欲しいし、そうあってくれる事を祈っています。

次回第12話は「”試合開始”」です。
言っておきますが、ここからハイキューは息も付かせぬ展開に成っていきます。