お見舞い

日曜日、練習終了後、義母のお見舞いに行って来た。

スキルス性のガンで入院し、手術を受け成功した。
正直、かなり危なかったのだが、頑張ってくれた。
退院してから、数ヶ月後に、転移が見つかり
抗がん剤治療を始め、途中で薬が変わり、
髪の毛が抜けてしまったので、ウィックを買った。

「肝臓近くのガンが、胆管を圧迫して、
胆汁が出にくくなっているので、黄疸に成る」
と医者に告げられたのが、先月半ばの事だった。
「延命治療はしない」とお袋は言うのだが、
何とか、この手術だけは受けて貰った。

先週金曜日執刀され、手術は成功し、
術後、胆汁が良く出ていると医者に言われ、家族全員がホッとしてる。
病室へ入ると、元気そうな姿のお袋がいた。
「悪いね、みんなに心配掛けちゃって」と言われたが、
それには答えず、「お母さん、良かったね手術が上手く行って」
「2時間位掛かるって言われたけど、30分で終わったらしいよ（笑）」
「よく眠れる？」と聞くと、導入剤を出して貰ってるらしい。

私らが付く前に、新座に住んでる伯父夫婦が、お見舞いに来てくれた事を聞き、
その伯父が「姉ちゃん、メールでも覚えたら」と言って帰ったらしく、
お袋が、メールにチャレンジし始めた（＾＾；；；；その手助けは、ウチの長女。
「そうそうバアバ、次は矢印の下を押して・・・ほら、出来た出来た」
福島にいる伯父と、メール始めたらと言ってくれた伯父に、
お袋の人生初メールを送ることが出来ました（＾＾）v

福島の伯父にとっても、サプライズな出来事だったろう。
病人は、みんなに元気づけられるのは当たり前だが、
お袋は、病人でありながら、福島の伯父、新座の伯父に、きっと、元気を上げた。
送るや否や、新座の伯父から返信が来た（＾＾）
「姉ちゃん凄いね、もう出来ちゃうんだ」
家族の有り難さ、兄弟の絆を見せて貰い、
何より、新しい事にチャレンジする気持ちを見せてくれたお袋に、
この日、その場に居合わせた、
私も、母ちゃんも、長女も、義妹も、元気が貰えた気がした。
お袋は、来週退院する。
もしかして、スマホ欲しいとか言い出すかもね（＾＾；；；；