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再び生意気を書きます。 [高校バレー]

美原の新キャプテンのナツミは、中学の時から知っている子です。

中学3年の時、美原へ進学を考えている話しも、
勝手に練習行って怒られた話しも(^^;;;;
もちろん、部活でのあの子も、見て来た。
その時に、私の耳に入ってくる話しは、
全部が全部良い事ではありませんでしたが、
でも、私はあの子の良い所を沢山見てきたので、
本当のあの子を知ってるつもりの1人だったと自負しています。
調子に乗るし、仲間への依存率も高いしな(^^;;;;;
そのナツミが、美原のキャプテンに成った。
私にとっては、こんな嬉しい話しは無い。
と同時に、美原を見る目がいつもとは変わってしまった。

全部を知ってる訳では無いが、美原は好きなチーム。
色々な話しも、私の耳には入ってくるが、
美原は、好きなチームに変わりは無い。
その美原のキャプテンに、知ってる子が成ってしまった。
ますます好きなチームにと言うより、私は、不安の方が先だった。
ナツミ大丈夫か?
なので、この日の練習試合は、いつも美原を見る感じでは無い自分がいた。
もう、何年も美原を見て来た。その都度、同じ高校生なのにと
ウチの子供達と比較し、感心したり、逆にウチを鼓舞する原因に成ったりもした。
プレーの凄さもあるのが、そこに至るまでの姿勢を練習などから感じ取れたからだ。

ウチとの対戦の初っぱなに、挨拶に来た美原の子供達に
「弱い物イジメするなよ!」と軽口を叩いたが、
「相手が弱かろうが、強かろうが、自分達のバレーをしてくれ」と言い直した。
新人戦を終えたばかりだし、修学旅行から帰って来たばかりなので、
いつもの様には出来なかったのでしょうが、
私の思い描く美原のそれとは大きく違っていた。
細かい所なのだが、それを随所に感じてしまった。

お昼に入る前、ナツミと話しをした。
「お前の代で美原が弱くなったと言われたいか?」
「イイエ」
「じゃ、キャプテンのお前は何をするの?」
「私が、頑張って点を取って・・・・・」
これをあの子が話してる最中に、言葉を遮った。
「違う違う、その答えは中学生の考え方、
今お前から聞きたいのは、高校生のお前の答えだよ」
「・・・・・・・・」
「美原のキャプテンにお前が成ったのは、とても嬉しい。
お前も、大変だろうが、せっかく貰ったチャンスを生かすも殺すも
お前次第なんだぞ」
「オレは、お前の代に成って美原が弱くなったなんて話しを聞きたくない。
その為に、お前がキャプテンとして何をしなくちゃいけないのか
それを、もっと考えろ」
今はまだ、あの子の弱さや、甘えが出ていて、それがチームにも影響してる。
中学の時からあの子に言ってきた事は「お前はこんな物じゃ無いんだぞ」
年中叱られて、泣いたり、いじけたりしてるあの子に言い続けてきた。
プレーの凄さじゃない、人に対する思いや、自分を信じる気持ちに対し
そんな物じゃ無いのだと話して来た。
「泣いて上手くなるなら、いじけて上手になるなら、そこでずっとしてろ!」
それでも、自分を鼓舞出来る子なのです。その時、周りに感化され安い弱さもある。
でも、あの子の目が腐った時など見た事が無い。
それ知ってか知らずか、先生は、あの子をキャプテンにしてくれた。

あの子の人生の小さな岐路が、このキャプテン任命だと感じる。
これまで色んな人に助けて貰って来た筈だ。
何を言われて、自分は何を言ってきたか、もう一度見つめ直し、
お調子者の自分とは真逆な事をしなくちゃ行けない時も出て来るかも知れないが、
自分を信じて、頑張って欲しいと思います。
自分を信じるって大変なんだよ、でもな、それを今練習しろ。
ナツミに対してだけじゃ無く、試合終わりの挨拶に来た、
美原の子全員に、こんな話しをした。
「美原と言う名前に、名前負けするな、お前達がガンバレ!」
思いを胸に来た子ばかりです。
その思いを、実現出来る様に、みんなで頑張って欲しいです。
特に、ナツミはな(^^;;;;;;;

試合途中に、ママとも久々にお目に掛かり、ハグしちゃいました(^^;;;;;
ナツミに話をしたと伝えしました。
身近で一番あの子を見て、ずうっとやきもきしてるんだ(^^;;;;
お前を信じてる人だ。親だから当たり前だけどね、
それに、お前はずっと甘えてきてるんだぞ。
そろそろ、お姉さん成った所を、見せて上げても良いはずだね。

次、会った時、もう一度聞くぞ
「キャプテンとして、何をして行くの?」
その時、ちゃんとした答えが返ってこなかったら、ぶっ飛ばす(^^;;;;;;;
チャンスは物にしなさい。


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