大会1週間前の練習

顧問は、春高一次予選会場なので不在の練習だった。
午前中、中学の大会を見て、それから練習に参加した。
ブロック大会を見た後は、それぞれの出身中学や
その、区・ブロックの進捗が気に成り、聞いてくる子がいます。
母校の勝敗が気に成るんだろう（＾＾；；

考査期間で数週間。
子供達の練習を見るのは、久しぶりだった。
中学の大会を見て来たばかりだったので、
その分余計に、気に成る部分や、指摘箇所が多かったが、
試合に臨むのは、お前達で、私じゃ無い。
私は、応援者。
中学の大会でも、応援してる保護者達が沢山いた。
そこに、勝敗だけ、結果を応援してる人はいなかった。
では、みんな選手の何を応援するのだろうね。
実力に差がある試合も、あるだろうし、
負けてしまう試合もあるだろうが、応援は続く。
お前達の、何を応援してるのだろう。
親は、勝手に応援してるのかな？私も、勝手に応援してるのだろうか？
ん？私の場合は、勝手かも知れないね（＾＾；；；；；；

ツグミが出場した試合を見て、何故、涙が出るのだろう。
中学3年間しか、知らないし、見てもいない。
土浦に行ってからの、あいつを知らない。
それでも、あの強豪校で、ユニフォームを貰い、
出場出来ると言う事は、あいつが、頑張って来た証です。
どれだけの頑張りかは、見てないが、想像する事は出来る。
悔しい思いや、泣いちゃう時や、色々な事の引っくるめが、
あの画面で見られた、あの子の笑顔。
その笑顔を見て、良かったね、おめでとうと心から言える。
これって、強豪校に行ったから、そう思える？
結果が春高出場と言う偉業だからそう思える？
そうでは無い都大会で負けたり勝ったりを繰り返してるチームには？
そう、思えない？感じない？のだろうか。
昨日のお前達を見て、応援する気持ちに成れない私は、
そうなのだろうか？
そうだとしたら、私は、二度とお前達の前に姿を晒すことは無い。

と、そうは言ってもと、浮かぶのはお前達の事。
なんでだろうね。
これの元凶？は、数年前のビーバーズ親爺の会の立ち上げの時。
「自分の子は、誰だって一番可愛い、けれど、俺達親爺の会は、
それを越え、ビーバーズの子供達全員の応援をしよう」
私はずっと、これを引きずっている。
なので、自分に拘わりのある子供達を応援して来たし今も応援してる。
現状、その最たるが、お前達だ。

頑張って欲しいなって、いつでも思ってる。
伝えた方は、年と共に変化して来たが、
高校生だしな、叱咤ばかりじゃイヤだろうしね。
可能性を伸ばすには、良い物は良いと認めなくちゃと思うよ。
でもな、それは井の中の蛙でもダメだし、そこに継続性が必要です。
良かったり、悪かったりは、あるのですが、
本当に、認めて上げる時は、それが継続してるか否かです。
そして、一番応援してやりたい時は、継続しつつある時です。
だからそれは、決して試合の勝敗じゃねえだよ。
せっかく褒められても、井の中の蛙的な褒められ方しても仕方ねえだろう。
お前達も、目標に沿った観点からの、
褒めたり、叱れたりを求めているのだろうからな。
でもよ、私から見ると、今のお前達も、色々な事あるんだろうが、
その殆どが、クソ食らえな事です。四の五の言いすぎ。
まず、動いて見ろよ、やって見ろよ。
それからでも十分、四の五の言う時間はあるよ。
自分達のバレーをする。
相手に合わせたバレーをする為に、練習してるのじゃ無いんだよ。
それが通用しなかったら、練習方法を改めれば良いのです。
付け焼き刃な事は通用しない。
普段の行いと、練習は嘘をつかないのです。