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・・・、ハイキュー [ハイキュー!!]

第24話「脱・“孤独の王様”」

烏野が、負けてしまいました(;_;)
セットカウント2-1、青葉城西の勝利でした。
常波、伊達工と勝ち進み、3回戦で敗退(;_;)

「脱、孤独の王様」と言うタイトルに、違和感を覚える人も多いだろうが、
作者は、きっと、このタイトルを使いたかったのでしょう(^^;;;;;
頃合いを狙っていたのでしょうが、この時しか無かったのかも知れません。
誰もが思った事は、影山君は、とっくに脱してるだと思う(^^)

今回、みんなに身近なシーンとしては、試合に負けてしまうと言う事。
と、試合中、影山君が、中学同期の、国見君を見て感じた事。
日向君の、中学最初で最後の試合で、影山君達が対戦した時、
影山君が、国見君を叱咤する場面がありました。
所謂、温度差、価値観の違いです。
仲間に対する温度差、バレーに対する価値観の違い。
それと、負けてしまうと言う事。
24話を見ていて、この二つがとても印象深かった。
突出した価値観を持った影山君が、コート上の王様と言われてしまった。
付いて行けない・自己中と評された事を、孤独と称しています。

同じ様な事が、その人の周りに起きても、時や環境の違いによって
全く違う反応を見せるのです。それは、運による所も大きい話しなのですが、
影山君と国見君は、中学時代、互いにそれらが、良い化学反応を示さなかった。

温度差・価値観の違いは、どうだろう、どこにでもあるのじゃ無いだろうか?
高いレベルで、それを持ってる人。普通のレベルで持ってる人。
全然付いて行けないって言う人。それぞれです。
チームを作って行くに当たり、それを、どう調整して行くのでしょう?

高いレベルで、そのマグマを放出したら、北川第一の影山君を生む?
コート上の王様なんて、影山君だけに限らず、きっと、どこにでもいるだろう。
ただ、そうなる事を恐れ、そうなる前に隠してしまう。「妥協」と言う奴かな(^^;;;
隠さずとも、高いレベルと言う奴にも幅があってな、
本人、それ程の事を言って無いにも関わらず、言われた側がビックリしてしまう。
心当たりのある方、いるのでは無いでしょうか?
これまで、どういう風に指導されて来たかによりますが、
日向君、中学の試合終了後、
影山君が「お前は3年間、何やってたんだ」と言うアレです(^^;;;
高校入学当初、良く見る光景で、
中学時代、自分はこんな辛い練習をして来た自慢大会。無かったか(^^;;;;

技術の事なら、歩み寄って強制では無く教えたり、アドバイスしたり出来るが、
姿勢や気持ちに至っては、熱い物を吐けば吐くほど、王様に成る可能性が高い。
「そんな事も理解出来ないのかよ、だったら何の為にバレーやってんだよ」
なっ、王様っぽいだろう(^^;;;;;でも、あるよな。
自分では、そう考えていた国見君を操る及川君を見て、
変わっていた国見君を見て、太刀打ち出来ないと思ってしまう。

ここね、考えさせられました。正直、ウチも同じだな~って見ていました。
子供達全員が、高い志しでバレーをやってくれれば言う事はありません。
でも、そうは成らない。ガッコの先生は、これをどう埋めているのでしょう(^^;;;
勉強は、みんな嫌いだからね(^^;;;
部活は、それ好きですって言う連中の集まりだが、
それでも、生じる温度差は、どう埋める?部活だもん、ほったらかす(^^;;;;

烏野は、仲間達が、先生が、コーチがそれを救った。
セッターは孤独に成りがちなポジッション。
ちょっとした事で、心が揺れたり、迷いが出たりする。
正直、やった事ないので分かりませんが、
とにかく、影山君を救ったのは烏野の全員。
理想中の理想。バレー界の桃源郷(^^;;;;だな。

みんなの周りには、この桃源郷は無いだろうが、
ただ、共通して言える事。それは、人との出会い。
人と人が出会う事で生じる化学反応は、誰にも起こりうる事です。
烏野の様な状況は、とても稀な事。
どんな人と出会うのかも、神のみぞ知るで、
特に、自分の事に成ると、見えなく成っちゃうかも知れないが、
ハイキューを見てると、それが見えて来ないか?

高い志し、と一言で言うけど、さっきも書いたけど、それにもレベルがある。
日向君は、きっと影山君ほど、高い志しを持っていた訳ではないでしょうが、
それでも、上手くなりたいと言う気持ち、山口君と変えられただけで、
「負けないからな」と悔しさを露わにする。

レベルは違えど、高い志しの意味も理解出来ないけれど、
上手くなりたいと言う強い気持ちは、人と人が起こす化学反応に
良い結果をもたらす事には間違いが無いのでしょう。
ハイキューでは、日向君と出会う事が、
影山君にとっては、とても良い出会いと描いているのが分かります。
白鳥沢落ちて良かったよね(^^;;;;;
キツイ話しだが、この上手くなりたいと気持ちにも、レベルは存在するけどね(^^;;;

人と人が出会う事で起こす化学反応は、いつでも、どこでも存在します。
高校生だからある訳ではありません。バレー部だからある訳でもありません。
自分の知らなかった世界。それに戸惑う事もあるし、地団駄を踏む事もある。
化学反応を恐れず、混ぜ合わせ、結果、何が生まれるのか?
誰も、知らねえよ。
だが、お前達を見ていると、その結果が出る前に、
止めてしまったり、妥協したり、上っ面で終わっている様に思う。
これも、ハイキューと同じ理想論なのは、百も承知ですが、
もっと、色々な化学反応を見たいと言う希望的な話しです。

最後、武田先生の話は感動した?
大概の先生は、同じ事を言うのでは無いかな?
言わねえのは、「オレに上げた事を謝るな」です。
日向君と影山君だけのシーンですが、あれが、烏野のプライドです。
私は、あそこから涙腺が・・・・(^^;;;;;;

さて、試合に負けて泣く。
以前、6期生達に「お前ら、そんなバレーして負けても泣けねえだろう。
泣いたとしても、小さい子が、お母さんに甘えて泣いてすがる程度の話だろうな」
と話した事があります。
ハイキューは、これに至るまでの過程を見て来たので、
あいつらが泣くシーンに、心からの悔し涙に、共感出来るよね。
でも、自分達の負け試合は、誰も本当の解説は付けられません。
知ってるのは自分達だけ。本当の悔しさを感じる事が出来るのは
選手であるお前達だけ。
プライドを持ち、それを試合が終わるまで全面に出し戦い負けた。
そこで、武田先生の言葉「負けは弱さの証明ですか?」でした。

最後、みんなが泣いてるシーンで一緒に泣けた人。
その誰もが一生懸命って事を知ってる人達だと思う。
自分の本当は、一生懸命も知ってるし、プライドの事も承知してる。
現役生なら、尚更、現状とのギャップを感じてしまう所かも知れないが、
私を含めた卒業生達は、「ああ、やっておけば良かった」と後悔も入ってる。
もっと、違う感動を味わえたのかも知れないと思ってる。
なので、今のお前達には、もっと感動出来るぞ、と思う気持ちが強いのです。

目の前に立ちはだかる 高い高い壁
その向こうは どんな眺めだろうか
どんな風に見えるのだろうか

独りでは決して見ることのできない景色
でも独りではないのなら、
見えるかもしれない ”頂の景色”

ハイキューが始まった時の言葉。
回をます毎に、この言葉の本当の意味が分かって来る。
最強の囮の話しだけでは無いよな。感動にもレベルがある。
大会の上位戦で勝つと言う事だけに限らず、どんな試合にも、
チームとして一生懸命に頑張ると、違う景色(感動)を見る事が出来る。
と、私は理解しています。

で、お薦めが、ハイキュー第一話を見て見ろ。
お前達にも有った、初めてがそこにあります。
中学時代は、別々に進んで来た道が、高校で1つに成った。
志しも色々だったろうが、初めての時を、もう一度見て見ろ。
今は、最初の時と違ってる所あるか?
自分・周辺、それを心の中で探って見てみなさい。
今の自分に何がが、見えてくるかも知れないよ。



第25話「三日目」
悲しいかな、TV放映は、これがラスト?
少し前、顧問に「ハイキュー終わるらしいですよ」と聞いた。
24話を見ていたら、10月から始まる新番組の番宣が入っていた(;_;)
「ほんと・・ら(;_;)」
セル画を描くのって大変らしいです。
マンガなら、1枚書けば終わりだけどね、アニメーションにするには
膨大な量のセル画を起こさなければ成りません。
分かっちゃいるけど、古舘先生、お願いだから続けてよと思う所ですね(^^)

現役やOB連中の感動を得られたアニメで終わってしまうのは
心許ないですね。まだ、バレーをやった事がない人に、
バレーの面白さを伝えられる、アニメでしたので、
ハイキューの配給が終わってしまう事で、バレー人口増への影響が懸念されます。
それ以外、バレー部と言う範疇を越え、他の部活内でも感動を呼んでいたそうです。

ところで、このハイキューの発音。
読みは棒読み?それとも語尾を下げる?
下げるとハイチューみたいだよね(^^;;;;
「セブンで、ハイキューのハイチュー売ってました」(これ本当です)
これを読む時、どう読みますか?

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