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練習試合とは [高校バレー]

13・15日で練習試合を行った。
13日は、芝商にお世話に成り、
15日は、江戸高にお世話に成りました。
私は、久々に見る試合で、楽しみだったのだが・・・。

話した子は違ってるが、両日とも同じ内容の話しをした。
13日の練習試合は、九段もご一緒で対戦をした。
ウチの事を棚に上げての話しなのだが、
チームとしては、まだ、これからの事が多いチームです。
が、今のウチには、真似の出来ない事をしていた。
それは声と、必死さ。
ウチが審判の番で、九段と反対側のコートの、
エンドラインジャッジを、部長のスズが行っていて、
私は、その足下に座りながら話しをした。
「スズ、ここにいてもあいつらの声聞こえてくるよな、凄くないか」
「格好は悪いけど、落とさない・繋ぐって事に必死だよな」
こちら側、芝商の控えの子達を指して、
「お前、控えに回るって事無くていいね、
でも、この子達は控え、あそこに立ちたいと思ってる奴らばかりだ」
「いつも試合に出て、そう言う感覚が麻痺してねえか」

15日はアカリ。試合終了後、同じ様な話しをした。
特に、1年生までは一緒に控えにいた子の話しをした。
「お前は全試合に使って貰ってる、じゃあ、あいつは?」
「立場を変えて考えたら、どう感じるだろう?」
コートに立つ。
自分で決められる事では無いにしても、
立つ以上、そこには何がある?何を気概とせねばいけないのか。

結局、自分の事だけ。自分さえ良ければ良い。
違いますと口では言うが、実際そういう風にしか見えない。
15日、メンバーが一人欠けた。
いつものメンバーでは無い形で試合を行う。
で、練習が始まった。
「え?」これを最初に始めるのか?
私も、メンバーを勘違いしてはいたが、
「お前ら、いつもと違うメンバー入るのに、大丈夫なの?
フォーメーションなど、全員理解出来てるの?」と話したが、
キャプテンは、「いつも練習でやっているので大丈夫です」と答えた。

「いつもやっているので」
その言葉に、引っ掛かりは持ったが、それ以上口出しせず
「じゃあ続けろ」と中断させた練習を再開した。
ゴリもその練習の最中、入る子に「分かってるか?」と聞いた所
「分かっています」と言う返事だったらしいのだが、
分かっちゃいなかった(^^;;;

両名に言える事が、上っ面なのだよ。
やってるから分かってると思うキャプテン。
言われた側は、今更知らないと言えない。
確認もせず、理解もしていない、上っ面なチーム。
それが、お前のチーム、それが、お前のプライドか?
ギクシャクして当然なのですよ、普段と違うのだから。
でもな、人のことを思う気持ちが双方にあれば、
私が声を掛けた時「じゃ、一度確認だけしてみようか」と言えたはず。
人に言われる事が癪に触るのなら、もっと、普段を大事にしてみろ。
言われたら言い返すが、プライドじゃねえんだよ。
現状を、キチンと知る事を避けてやしないか?

集中しろ、我慢しろ。試合で良く聞かれる言葉です。
お前達も良く言ってるし、言われている言葉だが、
理解出来てるの?と思う事が、しばしば見受けられた。
親の有り難みと一緒でな、普段、それをあまり感じてない(^^;;
バレーも同じで、自分に対しても、それに近い物がある。
例えばレシーブ。レセプションをミスする。
「集中、集中、1本で切るよ!」と声が出て来るが、連続でミス。
何を、どのように集中するかさえも忘れてしまってる。
言葉は理解出来るが、それを、どのようにする事が、
具体的に、自分の集中力を、増す為に成るのか?
ウチの場合は、普段の練習でミスしたら
「もう1本お願いします」が仇と成ってるのです。
そんなのあり得ないって状況を、練習で容易に使いすぎてる。
反復練習は必要です。
だが、その1本1本に対する集中力を養う練習にしていない。

この時、付け焼き刃だが、2人だけにレセプション練習を片手でさせた。
「片手で、やれ」それを暫く続けさせた。
片手でのレセプション練習では何が違ってるか?
自分の意識が変わって無いか?
片手というハンディを、他の事で補おうとしてないか?
いつもよりボールを見たり、軌道の先取りをしようとしたり・・・。
「集中すると言う事は、そう言う事だ」と話した。
練習でも自分にギャップを与えて見る事、
普段とは違う状況を、自分に課す事、それを繰り返し、
脳に、体に、集中すると言う事を教えろ話した。
お前達は、自分の両手に甘えてるのです。
「もう1本お願いします」は悪くは無いのですが、
お前達のそれは、百害あって一利なしの練習にしています。

この日、江戸高の川〇先生は、
敢えてチームを壊す方向で指導をされていた。
私は、見ていて懐かしくて堪りませんでした(^^;;;
多分もう一人、城東のチカも同じ様に見ていたのでは無いだろうか(^^)
負けたら9mダッシュとかね、チカは懐かしかっただろう。
当時奴らは、言われなくてもダッシュしてたしね。
やる事を当たり前にしちゃってたので、何の効果も無い。
ただただ、バレーが嫌いに成るだけだったろう。

先生の思惑通り?チームは壊れて行った(^^;;;;;;
だが、私の経験した壊す指導と違っていたのは、
最後は、1つ1つ確認をして行った事ですね。
何が良くて、何が悪いのか。
プレーの事も、姿勢の事も、全て確認をして行った。
最後それまで、勝てなかった城東から1セットを取った。

城東も、ここ数年見させて頂いて来たが、
チーム力は、これからなのでしょうね。
アイがセッターをしてる頃と同じかな(^^;;;
アイの後輩達も、丁寧に上げようと意識して終始プレーしていたが、
逆に、それが自身を堅くしてしている様に見受けられた。

城東と比べ決定的な違いは、ディグ・レセプションです。
多分だが、これらにクセを持ってる子達の修正プログラムがあり、
それを反復練習させているだろう。手の出し方が、みな同じで素直です。
ボールまでが最短で、面をしっかり作って上げてる。
床から数cmの所でも、同じ様に上げられるのは、
練習の意味を理解出来る頭と、それを繰り返す我慢強さ、
それを行えるだけの基礎が出来てる証拠だね。

試合中、城東のチカを見ていたら、控えにいる時など、
壁を相手にレシーブ体型を確認する練習をしていた。
あいつの前向きな姿勢は、中学時代を知ってる私には
とても成長した姿で、微笑ましく感じました(^^)v






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