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ワールドグランプリ女子 [バレーボール]

放映をリアルタイムでは見る事は出来ないので、
録画しているが、それさえも、見る事が出来ません(^^;;;

でも、結果は知ってます(^^)v
ロシアとトルコを破って現在2連勝\(^O^)/

ロシア戦のビデオを、今日、早起きして見ました(^^;;;
「Hybrid6」を引っさげて臨んだこの大会。
全日本としては、新たな試みでしょうが、
世界レベルでは、新しい戦術ではありませんね。
多分ですが、眞鍋監督もハイキュー見てるな(^^;;;
気に成ったのは、日本もロシアも、コンビが合わない場面が
何度かありましたね。

1回しか見ていないので、詳細は分かりませんが、
全日本は、サーブ良かったね。サーブが良いので、
リベロは守りやすかったのでは無いでしょうか?
とは言え、強豪ロシアのスパイクなので、
佐野さんのレシーブ力は、半端じゃありませんね。

高校バレーは、ここを見習って欲しいところです。
サーブが良ければ、相手の攻撃パターンは、限定されて来ます。
せっかく、良いサーブを打って、相手を崩しても、その後を予測出来ず、
自分達の攻撃パターンに、持って行けないケースが多い。勿体ない。
何の為にサーブ練習をし、磨いているのかを考えなくちゃいけない。
エースを狙え!ってテニスでは無いけど、エースは、そう何度も取れない。
セッターに、Aカットで入らない様にする事が大きな目標です。
チャンスボールが来た時と同等、サーブで相手を崩したら、
早く予測出来る様に、全員が意識をすべきだね。
なので、練習では常に「相手を見ろ」と言われてねぇか?

中道さんに変わってからは、トスをネットから離して上げていました。
ハイキューでも、伊達工戦で月島君が、影山君にトスを離してくれと言いました。
高いブロックに、対応する時は有効ですが、
当然、コートに対し鋭角な、スパイクは打てなくなります。
世界レベルでは、それでも強烈なスパイクを打つ事が可能ですが、
高校生には、難しい所です。
で、参考に成るスパイクを、木村さんも江畑さんも披露していました。
ブロックを山なりに越えて、スピードを落とし、コースを狙って打つ。
随分前、何の大会か忘れましたが、駿台対狛江の試合で
狛江のエースが、これを使い、試合がフルセットまで縺れていました。
あれ以来、高校の試合で、あまり見かけません。
ロシア戦で、開始当初、精彩を欠いていた木村さんが、
この一発で、リズムを取り戻しました。
打ち手の心情を考えると、パシッと決めたい所でしょうが、
マッチメークを考えると、その心情を抑えた攻撃が必要ですね。

さて、ネット上サイドマーカからマーカーまでは何m?
すぐに答えられない人、まさか、いないだろうな(^^;;;;
9mの幅を、ブロッカー3人でどう守るか?
私は、両マーカーから中に50cmは捨てて、飛べと話して来ました。
50cm×2=1mで、9m-1m=8m。
この8mを3人でどう守るかだと、子供達に話して来ました。
8÷3=2.6m
2.6mの内、0.6は自分の立ち幅で、この数字から引くと残り2m。
この2m間隔を互いに移動しながらブロック練習をする。
だが、レベルが高い試合に成ると、この50cmで勝負をして来る。
ロシア戦も同様ですが、ストレート打ちや、ブロックアウトも、
この50cmの幅を使ってる事が多いですね。
トスも、スパイクも、精度が要求されるプレーです。
負けた試合を振り返って、「相手コートは狭く、ウチのコートは広く感じた」
と言う感想をお持ちに成った方も、多くいらっしゃるだろう。
大概この様な時は、ボールを狙う場所を指して言う事が多いが、
レベルの高い試合は、トス廻しにも、これが言えますね。

一つ、ロシアがチャンレンジシステムを使い、inと成ったのがありました。
ラインの端ギリギリに掛かっていた奴(^^;;;;
野球のピッチャーは、如何にバッターにボール球を振らせるかが
課題の様ですが、バレーのサーブも同じだと思います。
如何に、アウトボールに手を出させるか、って云うサーブ練習してるかな?
・・・そんなん無理?まず入れる事が先決(^^;;;まぁ、そうだな(^^;;;;
ウチのサーブ練習を見ていると、いつも入るか入らないかで、
打つ先に人を想定していない。実際、人を立たせた練習では無く、
コーンを立てての練習が多いので、
切れの有る速いスピードのあるサーブを打ち、コーンに命中したり、
コート内に入っていれば、ナイスサーブを打ってる気に成ってしまう。
では、ロシア戦で全日本が打ってるサーブはどうだったでしょう?
前に落とす、間を狙うを、多用していました。
練習でも、これは可能でしょうが、
前に落とすだけ、コースを打ち分けるだけで、
人を、どう動かすのかの練習はしていますか?
ロシア戦で見せた全日本のサーブは、まずは狙った所に、
打ちたいサーブが打てる事が前提ですが、
相手を、どう動かすか、どう動くか、どうしたら動けないかを、
読みながら、サーブを打ってるのだと思います。
なので、サーブ練習のステップアップが、早く出来るようにしないとね。

Hybrid6システムを習得するのは難しいです。
ラリーの最中は、自分の役割がコロコロ変わって、
今、自分は何をしなくちゃいけないのかを適切に理解しプレー出来る事。
プレー自体もそうでしょうが、瞬時の理解力も必要で、
今の全日本の選手は、頭もフル回転と言った所でしょう。
もしかすると、理解出来ない人は、コートに立てないかも知れません。

まだ、見ていませんが、トルコ戦はストレート勝ちで、
全日本は、これで勢いが増したのでは無いでしょうか?
シンクロに、日向君の様な、超ワイドブロード攻撃が入ると
もっと、面白いのですが(^^;;;;本日、対戦する中国は、
このブロード攻撃を、多様して来る気がしていますが如何でしょう?

レフト33%、センター28%、ライト39%。
ロシア戦での、全日本の攻撃%だそうです。
的を絞らせないシンクロ攻撃ですが、これが、どこまで通用して行くか
どう変化して行くか、どちらにしても、新全日本が楽しみです。

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