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どうせ、ハイキュー [ハイキュー!!]

第16話「勝者と敗者」
奇しくも、高校では無く、東京の中学夏季大会が重なった。

「勝者と敗者」
烏野男子と烏野女子の試合が同時進行。
男子が勝ち進み、女子は1回戦敗退。
烏野女バレキャプテンの道宮さんも、
試合終了後、最後に、ミスった後輩を慰めていた。
さっきも書いたが、岩一のキャプテンの笑顔。
自分も、チームもギリギリの状態で見せられる笑顔。
バレーとは違う所での、人となりが見られる時、
それは、はじめてのお使いで見る、親の心境に似てると感じる。
♫しょげないでよ、ベイビィーと、テーマ曲が頭の中にメロディーが流れる(^^;;;

まず、誰もが恐怖心と戦っている。怖いのです。
主審の吹笛が鳴るまでの怖さが、鳴ってからは不安に変わる。
だからその時、声を出す。
声を出すのは、この恐怖心の克服にはとても有効で、
自分の声と同時に、仲間の声が耳に入って来ると、不安が薄らぐ。
で、横から聞こえる応援団の声。これが、試合の始まり。

ミスが出て点差が付く、最初は良いが、それが1点2点と広がるに連れ、
再び、不安が襲う。
その時、「大丈夫だよ、次、次」とキャプテンが笑顔で声を掛けてくれた。
あの後輩は、一生あの笑顔を忘れる事は出来ないだろう。
道宮さんに、声を掛けて貰った後輩も、きっと忘れる事が出来ないのだろう。
でも、やっぱり悔しい。
これまで、何をして来たんだろう・・・。もっと、あの時・・・もっと、真剣に・・・・。

バレーをやってる人達でな、キツい様だが違ってる所。
それは、「どうせ」が違ってるのです。

「どうせやるなら」のどうせが違う。
どうせの捉え方、考え方が違ってると、勉強じゃ無いが、目には見えない所で
徐々に徐々に差が付いてくるのです。
どうせは、一人ではどうにも成らない所があったりする。
でも、変化を待つのでは無く、自分から変えていける様にしてる人もいる。
勝者と敗者は、点数で決まるが、本当は、このどうせの差です。
常波の池尻君の回想シーンがありました。
そこそこに頑張って来たけど、筋トレなどの時は・・・・。
気がつく事は、個々彼処にあるが、後悔先に立たず。
でも、指導者は言ってた筈ですね。

でも、エキストラなんかじゃ無い、私達も頑張って来たバレーボール。
作者のバレーボールへの思いが表現されたセリフです。
実際の選手達が、あの思いに辿り着くのは、もうちょっと経ってからでしょう。
そうだよ、みんな頑張って来たんだよ。
チームに寄っての目標、個々における達成感。
それは、みんな違ってる。違って当然です。
でも、みんなが共通して「どうせやるなら」と思ってくれたら
後悔は先に立たないが、未来も違っていたのかも知れない。

「確かに受け取った」このシーンがダメだった(^^;;;
池尻君の思いと、その思いに応えた澤村君。
烏野全員がその後ろに立ち、思いが伝わっていく瞬間です。
良いなぁ、あいつら。
オレも、出来るなら、もう一度高校バレーやりたく成りました(^^;;;

いいか、これからまだ現役が続けられる後輩達。
思いは、お前達の先輩から伝えられたはずだ。
その思いを全員でしっかりと受け止めろ。
そしてな、どうせバレーをやるなら、トコトンやってみろ。
最初の1歩は、オンとオフ。
体育館に入ったら、コートに入ったら、から変えて行ければ
どうせやるならに近づいた証だと、おじさんは思います。

来週は、伊達工との対戦。
おじさんの頃は、深谷高校が鉄の3枚ブロックと恐れられていました。
来週の放映は、ストーリーを楽しむと同時に、ブロックの事を考える。
ブロックのあり方について、再度、考えて見る良いチャンスに成る予感がする。

・・・あれから十何年・・・・
はじめてのお使いでも、過去放映された人達の追跡で現在を報じる。
お前達にも、必ず来るのです。その時、何してるかな(^^;;;
赤ちゃん抱っこしてる人もいるかも知れない、
バレーを頑張ってる人もいるかも知れない。
もしかして、先生に成って、バレー部顧問に成ってるかも知れない。

後悔は先に立たないが、今の過ごし方で未来は絶対に変わる。
直接的では無いかも知れないが、変わる為のヒントがそこに転がっている。
それを何気なく拾うか拾わないかで、お前達の将来が変わる。
のうのうと過ごしてても、拾えるかもと思ってる諸君。
確かに拾える物もあるのだろうが、それって誰もが拾えるのでね、
未来を変えるまでに至るかは定かではありません(^^;;;
未来を変える様な何かは、その時のお前達の気に乗じて見えてくるのです。




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