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弱くても [高校バレー]

子供達は当初から、見ていたが、
私は、昨日初めて、このドラマを見た。
二宮君主演の「弱くても、勝てます」

どこかで、聞いた様な物語だなと思っていたら、
やはり、数年前の開成高校野球部が題材だった。
当時、その練習方法で、勝ち上がって行ったので、
テレビなどでも、報じられていました。
ドラマと違っているのは、開成高校には、守備練習が出来る
スペースが無かったからと、報じられていた様に記憶している。

効果的な練習。
打撃のみの練習で、守備練習はやらない。
これはこれで、秀才達ならではの練習方法だね。
普通だったら迷いが出て、野球に成らないだろう。

試合で、サーブを打つ。
当たり損ないが、決まってしまったり、
すごいサーブだったが、拾われてしまったりする事が、まま有ります。
偶然、決まってしまったサーブが、ナイスサーブ?
取られてしまったサーブは、ナイスサーブじゃ無い?
しかしこれも、記録じゃね、1点と付くのです。
試合の結果からすると、得点した・勝利したが是とされるのだが、
そうじゃ無いのは、選手達が一番良く知ってるよね。
その為に、効果的な練習を追求する。
私は、子供達のバレーを見ていて、一番自分らしさが出るのが
このサーブだと思っている。
なので、これまで関わって来た子供達には、
それが、決まろうが決まるまいが、らしさが出ているサーブを打った時は
褒めて上げて来たし、決まっても、ダメな時は「お前のサーブじゃ無い」と話して来た。
なので、入れてるだけのサーブ練習を見ていると、ヘドが出る。
工夫もしてないサーブを打っていると、ムカムカしてくる。

極々普通のバレー部では、スパイク練習・コンビ練習のみで、
レシーブをやらないなんて事は考えられませんが、
そもそも、一般的な練習と言う概念を持たない指導者もおられる。
練習なんぞ意味が無い。
そんな時間があるなら、練習試合をやった方が良い。
これも、効果的な練習の一つかも知れません。
もう、何年も前に、偶然ネットで見つけた
土屋先生が、生徒達に実際されて来た指導法です。
興味の有る方は、下記HPをご参照下さい。
http://homepage1.nifty.com/kokoro-v/
木登りブタぶぶの寝言を見てると、多くの指導者達からのコメントが見られます。
そこに、先生がされて来た指導の紹介があります。
エリがまだ、中学生の頃、私は、この先生の書かれた、「心のバレー」を買い、
読んでいたら「わぁ~、心のバレーって何?」と、バカにされました(^^;;;
例えは悪いが、現在の日本の英語教育と同じ。
英語を習う期間は随分と有るが、卒業後、
全員英語が、ペラペラかと言うと、そうじゃ無い。
習うより慣れろに近い練習方法かな?
英語ペラペラに成りたけりゃ、現地で生活するが一番早いらしい。

この様に、効果的な練習は、山ほどあるのですが、
一つ共通している事は、選手がそれを理解し、指導者を信じて行うですね。

さて、この物語のタイトルは、弱くても勝てますだが、
弱くてもの後ろに、表記されていない慣用句があるよね。
人によって、そこには様々な物が出て来るだろう。
皆さんは、この弱くてもの後ろに、何が来るでしょう?

私?
私はね、弱くても・・・・「超頭良いから」・・・からかな(^^;;;;
野球の練習自体を理数系・文系に分ける事出来るんだもんね。
なんで、凡人達には向かない練習方法です(^^;;;;
普通だとね、「だって練習出来る場所が無い」だから負けた・・・でしょう。
期間効率より、時間効率を上げる。
与えられた時間を、有効に使う為に何をするか?
ドラマでは、ギャンブルと言う表現が使われていたが、実際は、違うでしょう。
それと、登場人物達は、みんな野球が好きだ。
誇張されてはいるだろうが、考査前の1日のスケジュールで、
15分しか空きが無くても、そこで、筋トレしますとか言ってたもんね(^^;;;
自分達に与えられた環境を、どう解釈し、それをどう使うか?

打撃練習用のネットで練習効率が上がったかの様に見え、
実は、それで勘違いをしてしまった事への戒めのシーンがありました。
環境は大事だが、それをどう利用するか?
解釈の仕方で、有効で有るはずの物が、マイナスに働く。
お前達のバレーの練習も同じだと思う。
考査前で練習が出来ないから、体育祭で疲れたから
色々、理由は出て来るだろうが、好きなら、足掻くだろうし、
勝つ為に何をした良いかを探るだろう。
実は、効果的な練習って、その方法では無く、
それに向かう、お前達の姿勢だと言う事だと思う。

で、言える事は「弱くちゃ、勝てない」です。
弱くちゃの意味は、それぞれ、どうとって頂いても良いが、
技術的な事が殆どでしょう。これは、当たり前だよね。
で、そこで多くが目にするのが、高校バレーのエピローグ。
でも、私はお前達のプロローグやモノローグを知っている。
特に、その過程でのモノローグが、多ければ多いに越した事は無い。
そして、モノローグの吐き方は、自分をプラスに持って行く事が出来る様に成る。
それはただの、ぼやきとは違っているだろう。
そうする事によって、違ったエピローグを迎える事が出来るかも知れない。

「弱くても、********、勝てます」・・・さて、お前達は何を入れる?


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