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で、その練習試合 [高校バレー]

川合さんを招いての練習試合、ウチは、前半から、そこそこだった。

個々には、厳しい事を言ったが、1年が入っていたのでね
いつもの様に、行かないところも多かった。
で、その個々に小言を言い続けているのが、レシーバーの二人。
リーグ戦でも、この日の練習試合でも、小言を言った。
3年のソラも、まだまだだが、3年としての自覚は、出て来ていている。
が、私はあいつの前では、まだ、それを認めずにいる。

この日は、
私 :「良いんじゃないの、Ⅰ部大会出場を目標にしちゃへば気も楽だし、
    これで、目標達成じゃん」
ソラ:「いえ、Ⅰ部大会でも勝ちます」
私 :「そんな、言われたから言い返すみたいな事言わなくても良いから
   素直に目標達成で、喜んでりゃ良いじゃ無い」
ソラ:「そうじゃ無いです。本当に勝ちます。頑張ります」
私 :「だったら言うが、今日、今やってるバレーで、それを見せてくれよ」
ソラ」「分かりました」

スズには、ずっと以前から、
「お前の足が止まったら、ウチは全員の足が止まるぞ」と言い続けている。
この子が、頑張る姿勢は、チーム全体に響く。

私 :「お前さ、何で取りに行くのに人の顔見るの?」
スズ:「・・・・・・・・」
私 :「人の顔見てさ、そのボール譲るのか?」
スズ:「いいえ、私が取ります」
私 :「人の顔見て、それから取りに行くの?で、それ拾えるの?」
スズ:「いいえ、取れません」
私 :「だったら、どうするの?」
スズ:「声を出して、足を使って取りに行きます」
私 :「分かってるのに、やらねえのは何故だ?」
この時は、こんな感じだが、あらゆる事で小言を言い続けてる。

大会と同じ気持ち、姿勢でやると言った試合から
ギクシャクし、あげく1セット落とした。続けての試合は26-24で、
その後は、時間切れで、試合は無かった。
大会なら3セット目に入るが、さて、どうなって居ただろう?

多分この日、後半の、この1セットだけ落とした。
子供達に言い続けているのは、練習試合の、勝敗は関係ないです。
最初は、自分達の出来や、相手の実力も分からず手探りの部分もあるが、
今日の様に、勝ち続けて居る時、何を考え、試合に臨まなくてはいけないか?
オレは、こんな事からお前達に言わなくちゃいけないのか?
「勝ちゃ良いのか?」「決まれば良いのか?」

「お前らのバレーを見てると、イライラする」と言った。
「失敗するからとかじゃねえよ。チャレンジが、ねえんだよ」
今日は勝てた。じゃ、明日は、じゃ、大会では?
口では、何とでも言える。別に、何言っても構わないが、
昨年、忘年会でお前達に言った「有言実行」です。
言うからには、実行しろ。お前達は、高校生だ。
試合に負けるのは監督のせい。顧問は、そう言うが、
お前達も、高校生なら言った事を実行に移す努力をしろ。

言い訳無し、自分を誤魔化す事も無し。目標に向き合う、覚悟を決めろ。
自分の好きな事になら、尚更だ。
ウチは、言われたから、叱られるからでは無いよね。
お前達のどこかに、言われないから、叱られないからがあるのだよ。
だから、目標が霞む。
Ⅰ部大会で勝つと言う事は、お前達が考えている以上に難しい。
「あれだな、先生に抽選会で、どうか良い組合せにして下さいって祈ってろ」

オンとオフは大事です。お前達と接する時、一番気を遣う所だ。
何でも無い時、お前達の前では、普通のジジィでいる様にしている。
さっきまで、体育館で叱っていても、そこを離れたら引きずら無い様にしてる。
お前達のオンオフは?私に接する様じゃ無く、バレーのオンオフの事。
春季大会で、お前達のオンが上手に出来たら、
手応えのある試合が出来るだろう。その、スイッチの入れ方。
それを、この短い時間で模索して見ろ。

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