ラッコ

お腹の上で貝を割るラッコだが、絶滅保護種。
つまりは、輸入が出来ない。
日本では、水族館で見る事が出来るが、
30年前、国内水族館に120頭位いたラッコが、
現在は、20頭位に減っていて、その半数以上が、繁殖期を過ぎているので、
残った若いラッコ達で、国内繁殖をするしか増やす方法が無い。
繁殖期は、15才位らしいが、問題は、ペアリングが上手くいかないらしい。
ラッコ達にも、好みがあると言う事だろう（＾＾；；；
この辺の水族館だと、サンシャインかシーパラで会えるらしい。
もしかすると、数年後、ラッコは、国内で見る事が出来ない動物に成るかも知れない。

ペアリングとは関係ないが、人間の話。
どっかが調査したらしいのだが、
日本で異性とお付き合いをした事が無い男女の数が、
した事がある数を超えたらしい。
男女とも、異性とお付き合いをした事が無い人が多い。
ゆとり世代の後は、さとり時代と言うらしいが、
若くして、悟っちゃったのだろうか（＾＾；；；；

このアンケートから見えた事が、
若い世代の人達は、極端に傷つく事を嫌う傾向にあるらしい。
とは言え、脳内は人を好きなる様に出来ているらしいので、
身近では無い、芸能人とか、2次元の世界のヒロインとかに
恋い焦がれる傾向が強くなり、現実の世界の異性には思いを寄せないらしい。
人の恋路の邪魔する奴は・・・なのだが、やっぱ、心配しちゃうね。

何が原因で、こうなったのか？
みんな平等的な教育を受けてきたので、それが当たり前に成っていて
ある時、平等じゃないじゃんを経験し、ショックを受け、
それがトラウマに成り、傷つきそうな事は2度とゴメンに成ってしまったのか？
情報化時代で、パンドラ的な情報も簡単に手に入り、疑似体験出来たりする。
恋愛シミュレーションゲームの宣伝を見るたび「バカじゃねえの」と思っちゃう。
だが、いつの頃からか、恋愛する事自体、ハードルの高い物にしてしまった。
若い世代のせいではなく、これも、大人達の責任だね。
子供達の周りを色々な意味で、無菌状態にし過ぎた。
リスクに対する免疫が無いので、年相応に成れば、恋人位作るだろうが、
今の子供達には、リスクに成っているのかも知れない。
何かのニュースで、親同士が子の代理でお見合いしたと言うのも見た。

これが本当だとしたら、国家的には、困った問題だと思うのです。
少子化に歯止めの前に、結婚する事自体が少なく成る傾向は、
国家存続に繋がって行く問題だよね。
国として、色々な問題を抱えていて大変なのだろうが、
子供のいない社会に成っちゃうと、大変な事に成るのは目に見えている。
子育て支援制度や、保育園の増加などは今もやっているのでしょうが、
その内、国内トップニュースが赤ちゃん誕生に成ったりしねえかな（＾＾；；；
徴見合い制度とか、お見合い奨励金とか、仲人の国家資格制度とか、
結婚をさせる為の、法律や決まりが出来たりするのかも知れません。
近い将来、日本人も絶命危惧種に成ったらどうする？