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練習試合だったが [高校バレー]

土曜日は、午前練習。日曜日は、終日練習試合でした。
この日、新3年生3人と、お昼を魚時間で取りました。

こう言う時、部の話しでもすれば良かったのでしょうが、
そう言う事には一切触れず、バカ話しで終わった(^^;;;
将来どんな職業に就きたいのか、セレブに成るには、どうしたら良いか、
妄想シミュレーションをしていました(^^;;;
この3人の中で、誰が最初に子供産むかだとか、
今の成績の話しだとかかを聞いていた。
飲んだ事はありませんが、誰が、一番お酒が強いかとかね(^^;;;;
高校生に成ると、何故眉毛を細くするのかとか、
ソラは、ナオと初めて会った時、眉毛が細くて怖かったらしい(^^;;

トモとマキは、「葛総の制服、こんな近くで見るの初めてかも」と言っていた。
この夫婦の次女と、この子達は同じ年。
「何か、親父が子供達に昼飯食わせてるみたいだな」とトモに言われた。
魚時間も、4月に入り少し営業形態を変更する。
もしかすると、ランチを止めるかも知れないと言っていた。
食事が終わり、子供達とは店の前で別れた。
本当は、そのまま寛ちゃん所で、髪を切って貰おうと思ったが、
夕方にしようと思い直し、帰宅した。

翌日、子供達はAM8:00集合。私は、AM8:30少し前に学校へ到着。
正門の所に、本日のお相手、江北の子供達が集まっていたので、
「寒いから、中に入れば」と言うと、まだ来てない部員を待ってるとの事。
と、話していたら、石〇先生がご到着。
先生の車でボールやらを運んで貰っていたので
「え~~、お前ら先生に運ばせてるのか」と言うと
「先生が、運んでくれると言ってくれたんですよ~(^^;;;」と言っていた。

ここで、サプライズ。
石〇先生に、麻布十番で有名なお店の豆菓子を頂いた。
御礼を申し上げ、ありがたく頂戴した。
我が家は、エンゲル係数が非常に高い家なので、
先生に頂いたお土産は、あっと言う間に無くなりましたm(_"_)m
教官室で、顧問と先生と3人で話しをしている時、
先生が、私の一つ下だと言う事が分かった。

この日は、江北・芝商・九段を招いての練習試合で、
こう言う言い方は、語弊があるが、どのチームも、この日、感じたのは、
いつもの練習試合よりも、技術・メンタルに関して、
細かい所に、気を遣いながらのアドバイスが多かった気がする。
それと、毎年この時期の練習試合では、フレッシュな光景を見る事が出来る。
まだ、入学式を迎えてはいないが、合格を決めた子供達が、
練習参加して来て、状況によって、試合にも出て来る(^^)
ウチも2名、試合に出場しておりました。

中盤、ウチの子供達に「今日は勝敗に拘るのか、
それとも、自分達のやりたい事をやれるよう頑張るのか、どっち?」と聞いた。
「お前ら、顧問の考えろを勘違いしてねえか」とも話した。
ただ漠然とバレーやってる、積極性が見えない。
その中で、スズが一番動いていた(^^;;;;
少し前は、あの子の動きが、チームに伝染して行き、
良い効果が現れていたが、それにみんなが馴れてしまったかな。

私が、この日カミナリを落としたのは、控えの子供達。
こいつらは、あ、でもなければ、すでも無い。ただ、黙って見てるだけ。
この日の試合のある1セット。
戦いは緊迫した接戦で、ウチのエースがスパイクを決めた。
「・・・・・・・・・」な~~~も無し。
「お前達よ、何も感じねえか、
今、ウチのエースがスパイク決めたんだけど」
「ただ黙って、見てるのか」

いつかは、私も。
最初から上手な奴はいません。
みんな、先輩達の凄いプレーを見て、あんな風にやれた良いな。
それが、はじめの一歩。
一歩を自分で踏み出すのか、人に押され踏み出すのか、
自分が好きで始めた事。まだまだ、これからなのに
人に押されないと出来ないなら、違う事見つけた方が良い。
「お前ら、もういいさっさと帰れ」

自分の価値観を、子供達に押しつける。
中学コーチ時代は、よかれと思いやって来たが、高校生は、そこが違う。
あるセット、ラインズをやってる芝商のチエリにも、
この日、高校生のバレーについて話した。自分で自分のケツを叩く。
中学の時のようなケツの叩かれ方は、もうお前には来ない。
それに、甘んじてないか?
ヒナが副審やってる時にも、話をした。
及〇先生がお前をセッターに、あいつに託しますと言った時、
オレはとても嬉しかった。その時の、お前を見ていて感じた事は、
技術のない分、気持ちで良いトスを上げようと頑張っていた。
「あぁ、こいつ良いセッターに成るかも」と感じた。
「でも、今日久々にお前を見させて貰ったけど、何か勘違いしてねえか?
上手くは言えねえが、セッター気取りしてねえか?
最初見た時の、お前の気持ちが全然感じられないけど」
先生は、セッター経験も無いお前を何故セッターしたのだろう。
オレに考えられる事はただ一つ。
お前という人間が上げるトスに期待をしたのだと思うぞ。
だから、飾り付けは必要ないのだよ。気取る必要も無いのだよ。
下手っぴなお前だけど、お前そのものが出るトスを上げろ。

他校の生徒に気を遣ってばかりもいられない(^^;;;;
ウチの控えの子供達に、久々に押しつけた。
私は、イヤだ。
あの人達は出てる人、私達は出ない人根性。
もちろん、お前達も試合に出た気持ちがあるのは分かっている。
では、今出たらどうなる?自分の思うようなプレーが出来るだろうか?

今、自分が出来る事を、一生懸命に頑張る。
控えでいる子達に、何が出来るだろう?みな平等に、同じ時間が過ぎて行く。
その時間をどう過ごすのか?
コートに出ている事が、有意義な時間で、そうでない者は、無意味な時間なの?
ある者はコートで、ある者はマネージャーで、ある者は監督で、
やっている事はそれぞれ違うが、それでも、みんな同じなのは?
葛飾総合女子バレー部の仲間だと言う事。
顧問とコーチとは、師弟という立場があるが、垣根を取っ払えばみな仲間。
まずは、感じる事だ。すげえとか、畜生とかでも良いから感じる事。
コートに立ってる人達と、同じ事が共有出来るように成れる。
それが、自分がコートに立つ近道かも知れない。

押しつけた後は、バツが悪いんだよ(^^;;;
萎縮するの分かってるしね。でも、そんなに生い先長くねえからよ
伝えられる事は伝えられる時に、やっておかねえとと思う。

ベンチ情報は、お前達にあまり伝えないが、
この日、顧問はとても悔しい思いをしていた。
「逆転されるって、悔しいですね」
勝ち負けは、勝負だからいつでも訪れるのだが、
この日、お前達の勝ち方・負け方の質が違っている。
どんな事にも質がある。勝ち方にも、負け方にも・・・。
どのチームも質がある。良い質、悪い質を抱えながら試合に臨む。
質の向上こそ、プレーもその人も育てる事に成らないだろうか?
春季リーグ戦を間近に控え、それぞれのチームが質を高めるべく
練習をしています。ウチも、絶対に負けねえぞ。


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