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別れ [指導者]

子供達は、既に卒業式を終え、巣立って行った。
その姿を見届け、先生達は次の準備。
もうすぐ迎える新入生や在校生達の為に、色々慌ただしい時間を過ごす。

だが、そうでは無い先生達がおられる。
子供達を見送り、ご自分もその学校を離れる先生方。
葛総女バス顧問、佐藤先生も、そのお一人だった。

娘が葛総に入り、佐藤先生と初めてお目に掛かったが、
ここに何度も書いて来たが、先生のご主人である
トシヤ先生とは、中学コーチをしている時から、大変お世話に成っていた。
「先生、娘が葛飾総合に決めたようです」とトシヤ先生に報告した時、
「え!、葛総?あそこには、怖い先生がいるんだよ、
オレの母ちゃんなんだけどね(^^;;;;;」と教えて頂いた時から
私は、会ってもいない先生存じていた。

29日のOG会の日、体育館の入り口で佐藤先生と会い、
ご挨拶をした時「お世話に成りました。私、異動に成りました」と聞かされた。
形式的な挨拶をしてしまったが、後から、ウチの顧問に話しを聞き
女バスの子供達と、お別れの時の話しを聞いた。
異動の話しを、その日が来るまで、子供達には原則知らせてはいけない。
女バスの子供達には、寝耳に水。みんな、大泣きしていたらしい。
引きずる子は、立ち直るに時間が掛かるだろう。
体育館の練習で、半面女バスと言う光景をこれまで何度となく見て来た。
先生が、子供達とどういう関わり方をして来てるか、
絆をどう作って来られて来たか垣間見て来た。

あの父ちゃん有って、この女房?逆かも知れないが(^^;;;
ご夫婦で教師をされている方々は多いが、どちらにも、
お世話に成ったのは佐藤先生ご夫妻だけ。
トシヤ先生が三砂中を離れる時も、佐藤先生が葛総を離れる時も
偶然だが、私はその場に居合わせた。
「オレが中坊だったら、トシヤ先生に教わりたい」と思えた先生。
その奥さんである佐藤先生にも、同じ臭いを感じる先生だった。
長崎の修学旅行で、おバカをやったエリをキツク叱ってくれた。
当時は、申し訳ありませんと謝罪したが、
今と成っては、ありがとうございますと御礼申し上げたい。
きっと、エリはこの先何十年経っても、修学旅行の話しに成れば
佐藤先生に、大目玉食らった話しをするのだろう。

先生と生徒の間には、どんなに時が経っても切れない絆がある。
私にもあるし、その先生にもある恩師との絆。
お別れは、誰も経験する事だが、先生とのお別れには、
せめて、少しで良いから時間を作って欲しいなと感じる。
在校生に限らず、OB・OG達も多くいる。
みんな、一人一人が絆を持っている。永久の別れではないが、
母校在任中の先生である内に、お別れがしたいのでは無いだろうか?

佐藤先生お疲れ様でした。
葛総からはほど近い高校に赴任されるので、
きっと、お目に掛かる事もあるでしょう。
さっつんコーチに相談しますが、
是非、魚時間で佐藤先生ご夫妻と、お酒飲みに行きたいです。
その時は、よろしくお願い致します。
次の赴任先での、ご活躍を祈念しております。


私はもう一人、子供達にも親にも異動の話しをしていない先生を知ってる。
今日、子供達が知る事に成るのだろう。
そこの生徒達も、葛総の女バスの子供達と、同じ思いをするのだと思うと
いたたまれない気持ちに成る。
青木先生、お疲れでした。もういいやな書いても。
中学女バレ顧問で、リスペクト出来る先生のお一人でした。
金町出身の多くの子供達が、大変お世話に成りました。
改めて、御礼申し上げます。
先生の教え子とは、何か縁が有って、中学卒業後も顔を合わせる機会があり
葛総に来てくれたモエや、王子・江北・小岩の子供達にも度々会うのですが、
話してはいけないので、それとなく「最近、新中行ってるか?」と聞き
「時間が有ったら、お手伝いしに行けよ」と声を掛けていました。

規則だから仕方有りませんが、突然聞かされる方の立場で物を申します。
何か特別な事をする訳じゃありません。ただ、これまで先生から受けた熱い気持ちを、
感謝の気持ちで返したいと、みんなが思ってるいるでしょう。
仕事だからと言われてしまえば、それまでですが、
先生と生徒の間には、仕事と割り切れない物が沢山詰まっています。
その気持ちを、沢山詰めた子供の親も同じです。

葛総OG会で、1期生のマイが顧問に、こう言いました。
「ああ、先生に会えて良かった。これで4月から、また頑張れる」
新中のOG達も、きっと同じだと思います。
みんなが良いスタートを切れる様に、先生の異動が節目ですが、
伝えたいと言う気持ちを汲んで上げて下さいね。
先生も、次の学校でのご活躍を、お祈り申し上げます。



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