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足立区連盟杯 [中学バレー]

この土日、葛総は考査前で部活はお休み。
土曜日は、前に書いた種子島から焼酎が届いた。

日曜日、な~~~も無いので、撮りためたビデオを見ていた。
ミズキ達が代表で行った、タイでの試合を前日少し見たので
それも、再度見たりしていた。そんな時、1本のメールが・・・。
前日、焼酎のお礼を入れたミズキママのユキさんからだった。
「マッチャンは今、足立区スポセンにいないの?」だった。

「何?何」と思いながら折り返しすぐに電話をした。
「今、足立区のジュニア大会やってるんですけど・・・」「すぐ、行く」
全く、自分に人望が無いので、誰からも連絡も来ない事を恨んだ。
ユキも、昨日電話で話したろうがと、ブツブツ言いながら
即、着替えをし、子供達に「スポセン行ってくる」と言い、家を出た。
背中越しに「また、部活か!」と言う声が聞こえた(^^;;;;
この時、PM2:00過ぎ。微妙な時間だった。
もしかすると、終わっちゃうかもと、気を揉みながら車を走らせた。

久しぶりのスポセンだった。
地下の駐車場に車を入れ、エレベーターに乗り、表に出た。
相変わらず、遅いエレベーターだ(^^;;;;;
いつもだっら、遊んでいる子供達、
グラウンドで、サッカーをしてる人達とかで
とても、賑やかなスポセンだが、この日は、生憎の雨模様で
静かなスポセンだった。
体育館に入り、受付に挨拶をして、階段を一気に駆け上った。

ゼイゼイハァハァ。運動不足だな(^^;;;;
と、登っている途中で、丹〇先生とお目に掛かった。
「先生、こんにちは」とご挨拶をした。
ここまで登ってくる途中、試合をしている子供達の声が耳に入ったので
間に合ったのだろうと推察出来た。渕江は、決勝を残し待機していた。

「卒業生達が、たくさん来ています」と先生が前を歩き、
みんなのいる、応援席まで案内してくれた。
そこには、ビックリする位の人数が(@@)
娘が、渕江在学中は、通称、緑ジャージと呼ばれていた。
赤→青→緑の順で、学年を表していて、それを繰り返していた。
娘達の緑を筆頭に、赤→青→緑の子供達が集まっていた。

オイラが、いじめた奴らばっか(^^;;;;;;;;

順番に挨拶をしていたが、学年がゴチャゴチャだったので
途中、誰がどの学年だったかが、分からなくなってしまった。
この間会ったナヲミも、ミオも、シオリも子連れ(^^;;;;;;
「全く、ホントに子供が子供産んでるな」と言うと、
周りから、そうそうと言う声が聞こえた(^^;;;

その中で、思わず涙が出そうに成った子がいた。
「お久しぶりです」
「・・・お前・・・ユメか?」
「はい、そうです。お久しぶりです」
娘の一個下、赤ジャージの夢乃だった。
こいつに、会いたかった。こいつには、会いたかった。
「元気か?今は?」と聞くと、近況を教えてくれた。
その会話の中で「沢山の人達にお世話に成ったので・・・」と言う言葉が、
私は、その一言でこの子が、どう育って来たのか想像が出来た。
良かったね、良い人達に巡り会って来たのでしょう。
中学時代、この子の周りで色々な事が起きた。
その時、周りは、とても心配していたが、何も出来ないでいた。
「この子に、何の罪も無いのに・・・・」アイママが涙を流した姿を思い出す。

あえから何年だ?・・・この子が中2の時
「マツコーチ、レシーブ教えて下さい」何度やっても上手く行かない自分に
苛立ってる様子もあったが、バレーが好きな事は、この子から伝わって来た。
今は、看護師を目指して頑張っているらしい。
「ユメ、この間パソコン整理していたら、お前に宛てた手紙が出てきたよ」
「結局、渡せなかったけどな・・・」「それ、欲しいです。下さい」
次、会う時は、この手紙をこの子に渡す約束をした。

もう一人、懐かしい子がいた。
ナヲミの子を抱っこしていた時、振り返り、私を笑顔で見る子がいた。
「誰だ?お前は」と聞くと「ナエです」と返事が・・・
「お前、ナエか(^^)元気そうだな、お姉ちゃんも元気か?」「はい、元気です」
ナエは娘と同期。、
お姉ちゃんのリナは、一つ上の青ジャージで、同じく渕江女バレだった。

ナエは途中で、バレー部を辞めた。
この子達の卒業式の日、校庭でみんなが拍手する中、
卒業生達が通って行った時、ナエが私の前にやって来た。
あの子の目から、申し訳なさそうな眼差しを感じたが、
両手を挙げ、あの子とハイタッチした瞬間の、笑顔を思い出した。
高校の試合の時、元赤商顧問だった北〇先生に、お声を掛けて頂いた時、
ナエの話に成り「誘ったのですが、バレー部入ってくれませんでした」と告げられた。

お姉ちゃんのリナも、卒業前、先生に叱られ退部扱いされ、
全然顔を見なくなった時期が有った。この子達の卒業式前、
今日と同じ、足立区連盟杯が行われていたこの会場で、
青ジャージの子供達に、「お前ら、このままで本当に良いのか?」と伝え
「俺が呼んでる」とあの子を、ここに呼んで来いと伝えた。
リナと同様、もう一人退部扱いされていたカナも一緒に呼んだ。
恐縮しながら、叱れるのを覚悟した顔で、あの子達が来た時、
「お前ら、心配掛けやがって・・・バカヤロウ」と3人で泣きながら話した。
「お前達も、女バレで卒業しろ。それが、みんなの総意だ」と伝え、
一緒に先生に謝りに行き、許しを貰った。
後で「出しゃばって、すみません」と先生に謝った時
「イヤイヤ、何から何まですみません」と返事を頂いた。
全く、同じ事を繰り返す子供が毎年いた(^^;;;;
ここへ来ると、色々な事が思い出されるね。

卒業生達と会っていた時、ユキの事を思いだし電話をした。
「こっちにいます」
イットのパパママとも、久しぶりにお目に掛かった。
女子の試合が早く終わり、男子の試合を一緒に見ていたが、
足立区の男子バレーは、関東・全国レベル。見ていて迫力がある。
イットは11番。
相変わらず小せえが(^^;;;;
渕江のユニフォームを身に纏った、あの子が頼もしく見えた。
そこへ、この試合を見学に来ていたイブ達が挨拶に来てくれた。
「どうだ先輩に成る人達のバレーは?」
「見て、勉強して行ってくれ」と二人に伝えた。

体育館に、市船のバックが置いて有った。
コートを見ると、二人見ッケ(^^)。この子達は、高2の現役。
挨拶に来てくれたこの子達と話をした。
「お前ら、もう少し背伸びねえか?」と言うと「もう、止まりました」だったので
アサミの両耳を引っ張り上げ、「少し伸びたろう」と言った(^^;;;;;;;
「その髪型・・・」と私の髪型を指摘された(^^)
娘が、金町にお世話に成ってる時、今と同じ坊主頭だったが、
渕江に入学して後、勤めていた会社が倒産したりバタバタ続きで、
頭に何個もの、10円ハゲが出来た(^^;;;;;
「なので、髪の毛伸ばしていたんだよ」と伝えると驚いていた。
「そうだったんですか・・・・・・」「初めて言ったわ(^^)もう、時効だしな」
「初めて聞きました」でした。
10円ハゲの所を、母ちゃんにマジックで塗って貰っていたし、
気がつかれなかったんだろうね(^^)v

この大会が終わると、足立区の中学校は卒業式を迎える。
高校の合格発表も終え、一安心している時だろう。
出来れば、中学でやったバレーを高校でも続けて欲しいなと思う。
中学で華が咲かなかった人、中学で悔いが残った人、
それぞれに、バレーに対する思いはあるだろう。
高校に行ったら、別の部活に・・・・。
夢の塊みたいなお前達だから、高校に思いを馳せる事も当然ある。
良いんだよ、何をやっても。
ただ、一生懸命に成れる物があれば良いけれど、
期待外れだったりする事が多いのも現実です。
バレーは?
3年間、一生懸命にやって来た。
バレーに対する一生懸命さを知ってるお前達です。
バレーだったら迷わず、高校に行っても、その一生懸命を出せる自分がいるはずです。
なのでね、バレーをやってくれれば良いなと期待しています。



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