ここから･･･part2

国公立の高校は、公立大会が終わり、
新入生を迎えるまで、大きな大会はありません。

まず、合格の決まった中学生達。
まだ、決まって無い仲間がいるので、応援しましょう。
で、自分の事で言うと、ダラダラが始まってねえか？
それ自体、悪い事では無いと思うが、
同時に、今でなくちゃ出来ない事無いだろうか？それを、考えましょう。

さて、高校生達は。
高校生達って、ウチの子供達ですけどね（＾＾；；；
区切りを付ける事はとても大事です。
後、半年をどう過ごすかを前提に、今を、考えなくちゃいけない。
公立大会を経て、その結果を真摯に受け止める。
あぁ～負けちゃった程度？
私は、いつも辛口なので、そんな事無いと言われるかも知れないが、
メリハリの波が、とても穏やかな感じがします。
一気に変える事などは無理だとしても、まずは気持ちから
変えて行くのはどうだろうか？

人には寿命があり、女性の方がちと長いが、
この寿命にも、健康寿命と言うのがある。
人に頼ることなく、自分の力で生活していける健康寿命。
これは、お前達選手にもあるのだと思う。

病気に成って初めて健康のありがたみがわかる。
応援団長さんは、生まれて初めての入院生活を送り
現在は、嫌と言うほど、この事を噛みしめて居られるだろう。

選手としてはどうだろう。
スキージャンプの葛西選手をレジェンドと呼ぶ。
人にしてみりゃ、健康で150歳位長生きしたのと同じくらいかな（＾＾）v

高校生選手としての健康寿命は、
悲しいかなリミットを切られています。人の寿命と、ここが違う所だね。
健康でいられる内、やりたい事、やっておきたい事、やらなくちゃいけない事。
色々な事があるのです。
どう生きようと、それは、お前たち次第。
私は、それを応援・サポートするだけです。

「お父さん、太りすぎ。お父さん、タバコ止めたら」
私も、お前達に偉そうな事を言える立場ではありません（＾＾；；；
ただ、高校生でいる内は気が付きませんが、
この時期ってお前達の人生の中で、輝いてる時な事は間違いありません。
可能性しか無い。そんな時期なのです。
その時を、もっと光り輝いて生きて欲しいなと願ってるのが
お前達が普段「うるせえな」と感じてる、親・先生達なんだね（＾＾；；；
私は、その末端でケツを叩くジジィです。

ここから。
いつでもお前達には、それが許されています。
区切りを大切に、自分を変える事は、難しいかも知れないが、
ナオさん変わったよね、ソラさん変わったよね、ユズさん変わったよね。
と、人から気が付かれる位の変化があっても何もおかしくない。
だって、可能性しか無いお前達なのだからね。

お前達が難しいなと感じるのは、この可能性を待っているからだ。
千三つ（せんみつ）と言う言葉、知ってるかな？
サラリーマンで営業職に就いておられる方は、上司から散々聞かされる言葉。
1000件アプローチを掛けても、話に繋がるのは3件くらいと言う例え。
997件は失敗すると言う事です。その3件の為に、う～～と失敗を繰り返す。
お前達が、真面目に997件失敗したら、褒められるだろうが、
お父さん達は、怒鳴られるんだよ（＾＾；；；；；；
バレーで例えると、ウチの顧問が、お前達に良く言う言葉。
「次を考えろ！」が、これと同じです。
次を考えろってね、絶対にこうなるなんて事、顧問だって知らない。
わかってりゃ最初から言うよね。次を考えろ＝想定・備えろだよな。
バレーで言う、この想定には、数限りない事が存在する。
攻撃だと、相手を見てどう仕掛けるかを色々考える。
で、守備言うと、前に落とされたり、速攻仕掛けられたりに備える。
想定した中で、あるプレーが現実として起き、
その瞬間、それ以外想定していた事・準備していた事は無駄に成る。
無駄とは言い過ぎかもしれないが、一つのプレーを成功させる為に
色々な事を無駄にしてる。その連続がバレーだ。
その想定をせずに行くと、間に合わないず、失敗をする。
そしてこの想定は、磨きを掛ける事が出来ます。
山勘と言って偶然が、時としてラッキーなんて事が起きるが、
想定を磨いてる人は、決して山勘では無く、根拠を持って想定してる。

お前達の持っている可能性も同じ。
待っていても来ないし、試さないと磨きもかかりません。
自分から勇気をもって踏み出す。
どの道を、どの程度踏み出せば良いのか？考えちゃうかな？
これ、考えもしないと、気が付きませんが、
不思議な事に、考え始めるとね、ほら、お前の立ってるその下。
体育館のコートの上に、ポロポロと落ちています。
お前が息をしてる、体育館の空間を漂っています。
決まったレシプはありません。人それぞれなのです。
それは、自分にしか分からない事なのかも知れません。
でも、考えないとね、浮かんでも来ません。

自分の悪い所、自分の良い所を随分前に書いたね。
区切りの意味で、今の自分の良い所、悪い所を考えて見ましょう。
泣いちゃうかも知れないくらい、自分の奥の奥を見て見ましょう。
それだけでも、考える前の自分と違っているはずです。

ここから。
自分達の選手としての健康寿命を、有意義に過ごせれば最高だ。
私は、区切りを持って、次、お前達に会う事にします。