ここから･･･part1

何にでも区切りがある。
学生にとって大きな区切りは、これから迎える卒業・入学だ。

特に、高校生を見ていると、この大きな区切りを超えると
ちょっと、一安心するのか、ダラダラした期間がある。
ここで、それを正してくれるのが部活だ。
部活無用論や、運動系の部活を非難する方も居られるが、
私は、大賛成。あってしかるべき物だと思う。

その部活の一つである、女子バレー部。
中高と随分と多くの子供達と、一緒にバレーをして来た。
たま～～に、小学生にも接する時がある（＾＾；；；；；
ウチの顧問に比べたら、鼻くそ程度の物だが、
ただの父親だった私なので、何も関わって無い親からすると
随分多くの娘が増えたと思う。

私は生れ付き、感情移入しやすい体質なもので（＾＾；；；
この娘達。
本来は、人様の娘ですが、時に父親、時に母親の気持ちに成り
激昂する事も多かった。
「コーチが言ってるんじゃ無い、お前のお母さんがお父さんが言ってるんだ」
と、子供達に言って聞かせた事も多かった。
「家じゃ、お母さんが何でもしてくれて、それに文句ばかり言って
てめえじゃ何一つした事ねえから、コートの中でも甘えっこなんだ。
何だったら、ここに、お母さん連れて来て、やって貰うか！」
子供達にしてみれば、耳にタコな位、言って来た。

家の手伝いをしなさい。
人は、自分とは違う事から始めなさい。
困ってるのを見て動くのでは無く、その前に察しなさい。
人を手助けする勇気を持ちなさい。
人に関わる時は、ちょっと、お節介程度が丁度良い。
こんな事を、子供達に言って来ました。

娘と同期の子は、この1月に全員成人式を迎え、
その記念？なのか今週末に同窓会をする事に成った。
私にもご招待って、一応保護者だから、ご案内が来ました。
成人した娘を前に、保護者も無いか（＾＾；；；；；元保護者だね。
私は、多くの娘達の元保護者で参加しよう。

あの子達は、ここからが大事だ。
今までの様に、お母さんが何でもしてくれる事は無い。
まあ、して貰ってる子もいるかも知れないが（＾＾；；；；
でも、これまでの様な、七面倒くさい事は言わない。

「生きろ」

これだけを、娘達に伝えたい。