まずは、吹雪の中の話

土曜日、案の定雪が降ったが、私は車で葛総に向かった。
寒いのは覚悟していたが、降ってる雪はボタ雪でなく、細かく
走るのに支障なかった。
ゴリは、電車で来ると言うので、金町駅まで迎えに行った。

練習が終わり、学校を出る時、外は吹雪いていて嫌な予感が・・・。

「新中で大松杯やってるから、見に行こう」とゴリと向かった。
金町駅をくぐって反対側へ出た時、
「腹減ったな、魚時間で飯食って行こう」と駐車場へ車を止め
店に向かったが、吹雪いてまっすぐ歩けない（＾＾；；；；
やっとの思いで、店の前に辿り着いたら
「本日、夜の営業のみ」と言う張り紙。
それを見ながら「バカ野郎！ふざけんな」と叫んでいるとゴリが、
「店の中電気付いてます」と言うので、窓越しに覗くと
トモが仕込みの最中。
窓を叩きながら「テメエ！、開けろ、ふざけんな、バカ野郎」と叫んだら
聞こえたようで、トモが俺の顔を見て、ニコニコしながら出て来た。
「おまえ、ふざけんなよ、どんな思いでここまで歩いて来たと思ってんだよ！」
と言うと、この雪で市場が開かなかったらしい。
「仕入れ出来なかったんですよ」
実は私、前の晩も、ここに来ていた（＾＾；；；；；

トモに、これから新中へ行く事を告げ、店を離れたが
腹はへっているので、ゴリとモスに入った。
外は吹雪き。店内から外を眺めながら、
「新中やめっか？」と言うと、ゴリは行きたいと言うので
それじゃと言う事で、チェーンを巻く事に。
モスを出て、金町駅前で、吹雪の中チェーンと格闘する事4・50分。
6号に出て、新中へ向かった。
学校の曲がり角の所で、どこかのチームが帰る所に遭遇。
「終わっちゃったんじゃ無いすかね」とゴリが言う。
「まあ、終わってもな、練習試合やってると思う」と言いながら

体育館に入ると。シ～～～～ン。
「静か過ぎませんか？」「これ、マジか？」
上がると、子供達の声が聞こえたがバレーをやってる雰囲気は無い。
体育館に入り、中にいた新中の子供達に「大松杯は？」と聞くと、
なんと、午前中で終了。残念でした、チャンチャン。
ご父兄の方が、先生を呼びに行って下さり、先生には、お目に掛かる事が出来た。
「すみません。ありがとうございます」と先生。
試合結果を聞くと、新中は見事勝利し、決勝リーグに進む事と成った＼(~o~)／

先生に、ご挨拶を済ませ、体育館を出ようとすると、
新中の子供達が走って来た。「なんだ、お前ら？」と聞くと
「一言、挨拶お願いします」と言う
「ワリィ、俺、お前達の代の新中は知らねえ、ヒナとかモエまでだから」
と言うと、それでも挨拶しろと言う（＾＾；；；；；
と言うので「金町出身は誰だ？」聞いた。
後から思い出したが、そうだ、あの子ミスターの娘だ（＾＾）
この子は、私立高校に入学を決めていたが、
「でも、モエの所に来ない？」と聞いたら
「行きません」とハッキリ言われた（＾＾；；；

「目標を高い所に持って」と新中の子供達に告げ、体育館を出た。

それにしても、年中会っていた訳じゃ無いから仕方ないが、
金町出身の子供が私を知らないと、ちょっとショックだな。
やっぱ、ギリギリ29期までだな。後は、もういいか（＾＾；；；
私に、白田コーチの様に、すぐさま、子供達の顔を名前を覚えられる
能力があればな、名前言って上げられるけど、
全然、顔と名前が一致しない。残念（＾＾；；；

「お前、明日何時に出る？」「車だと、どのくらい掛かりますかね？」
新中を出て、ゴリを送って行く途中に、明日の試合会場である、
筑波大附までの時間を考えていた。
「1時間半くらいですかね？」とゴリが言うので、
集合時間から逆算すると、五反野駅AM6時出発と成った。
この時、明日も大した事には、成らないだろうと、高をくくっていた私でした（＾＾）