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超久しぶりの練習試合 [高校バレー]

10/4から顧問が復帰致しました(^^)v
何と、松葉杖はついておりませんでした。

日曜日の練習試合は、子供達にとって超久しぶり。
体育館に入ると、見慣れた顧問のシューズを見つけた。
が、1足だけ。廻りを探したがもう一つが見当たらない。
あぁ~そうかと気が付くまで、間があった。
教官室へご挨拶に伺うと、ちょっと色白の顧問が居られた(^^;;;
ご丁寧に、快気祝いまで頂戴してしまった。
昨日の花火の話しをし、私は体育館に上がった。
午前中、ゴリは不在だった。

練習試合のお相手は、潤徳と江北の2校。
先生方も、ご無沙汰でした。

練習試合の内容は・・・・見なかった事にするか。
超久しぶりだった事を差し引いて、この練習試合で得た物は?
2年の3人は、終わりを迎えるまで、このままかも知れない。
試合終了後、子供達の顔を見ず、早々と体育館を去った。
会ったら、何を言ってしまうか分からなかった。
そして、何を言っても分からないのだろうとも考えてしまった。

「2年の3人で、何点やれば気が済む」
この練習試合、私の中で、顧問のこの一言が全てだった。

3年生がいる時は、先輩達におんぶに抱っこ。
でも、自分達の代は、お姉さんに成ってくれるだろうと思っていた。
これまでの先輩達も、頼りない時期を、沢山見て来たが、
自分達の代には、変わって行った。
変わろうとする姿を、足掻きを見せてくれていた。
これはね、バレーが上手に成ったとかとは、ちょっと違うのだ。
引っ張っていく、自分より上手な後輩達がいても
お姉さんの眼差しを持って、精神的に支えに成っていた。

今のお前達はどうだろう?
昨日の今日で考えろと言うのは、酷かも知れないが、
考えた方が良い。
バレーで勝てば良いんでしょ。では無いんだよ。
勝てば官軍でも無い。ウチのバレー部は、そうじゃ無いと思う。
のど元過ぎれば、熱さを忘れる。羮(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く。
今のお前達にピッタリの諺だ。
引退をして行ったOG達も、同じ事は言えたが、
でも、この殻を破ろうと、あがいてた、必死だった。

お前達に、その必死さがあるだろうか?
体裁を繕ってるお前達に、それが出来るだろうか?
「ゴメンゴメン、私入る」「ゴメンゴメン、私行く」・・・・まだ、言ってる。
入った試し、行った試しが無いのに、自分の体裁を繕う。
分かってる振りだけ・・・・。
と、ここで、コートで私が言っても、多分、お前達には通じないだろう。
我が儘お嬢達は、神妙な顔つきで、人の話を聞く術だけ身につけてる。
打ちひしがれる・・・なんて事を経験せず大人に成っていく。

適当な(悪い意味で)
お前達にピッタリ。
適当にバレーやって、適当に泣いて、適当に引退か。
こう言われると、反感を感じるか?

リナもマツもチハルもマスミも
風船が膨らんで、ちょっとの刺激で破裂してしまう
ギリギリな場面を、何度も見せていました。
高校生とは言え、ギリギリな姿は大人の私達に感じる部分が多く、
同期や後輩達にも、ヒシヒシとそれが伝わり、空回りする事もあるけど
そこから、チームが出来、絆が生まれて行った。
だから、引退をして行く時流す涙に感動があり、
残す成績に関係無く、先輩達から充実感が溢れていた。

この感動や、充実感はその場だけなのかも知れないが、
後の人生で、目標に向かう原動力、困難や窮地に追いやられた時、
それを乗り越える肥やしに成る。

ともてキツイ事を書いたが、葛総女バレ、荒川バレーを
経験した子には、そうなって欲しいと願っている。
高校生活は3年間。
縁があってこのフィルターを通る事に成ったお前達。
環境とか、設備とか、このフィルターは、学校に寄って様々。
これらが良い所が当然良いのだろう。
でも、私が良いと思っているのは、荒川隆秀と言う人間の
フィルターを通る事だと思う。
もちろん、完璧な人など、この世にはいない。先生と言えども人。
でも、人として完璧を装う先生多いだろう。
指導者だから、指導・指示をする時は絶対を持って行う。
でも人として、裏側では、迷っていたり、悩んでいたりする。
その加減が良い。お前達に見せる事は無いだろうが、
その考え方や、姿勢が良い。実際の言葉や指導で表さなくても
お前達には伝わっている。それは、両者を横で見ていると良く分かる。
もうちょっと、大人に成ると、それは、突然わかったりする物だ。

環境や設備は、子供達にとって大切だろうが、
未熟な高校生が育ち、巣立って行くのに一番大切なのは
そこで出会う人。それは先生だ。人を成長させるのは、人。
その出会いは、運もあって受け身だけでは、
本当の意味での、出会いとは成らない。
だから、あがいて欲しいな思う。
このフィルターを、適当には通って欲しくない。
大人に成れば、成るほど、身に纏う物が多く成る。
高校生の内なのだ、何も纏っていない自分をさらけ出せるのは。
勇気を持って、さらけ出す、勇気を持って失敗をする。
人として完璧を装う先生にはスルーされるが、
お前達の先生は、それを受け止めてくれる筈です。

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柳田

先生は松葉杖なしだったんですね。リハビリ頑張ったかな(o^^o)
久しぶりの練習試合はちょっと散々だったようですね。
そんなにプレゼントをね…
失敗すること、うまくいかないこと、それを見せることを恥ずかしいと思ってしまうのでしょうか?だから必要以上に失敗を恐れてしまう???取り繕う???
息子の学校でも失敗することを嫌がる子が多いとよく聞きますが。
私からしたら、人生失敗のが多いかも。でもじゃあ次に失敗しないようにするにはどうしたらよいかって考える、その過程が大切なんじゃないですかね。
そう思えるのはいい指導者というフィルターを通ったからでしょうか(o^^o)
学生時代、一番身近にいて、長い時間過ごすのは両親より学校の先生ですよね。
いい先生がそばにいるのだから、成長してもらいたいですね。
ほんとは部活やっている間に成長して欲しいですが、引退してからだって、卒業してからだって、いい経験をしていたら、絶対に成長できると思うので頑張って欲しいです。
まつパパさんからお小言がなかったのは精神的に辛かったかもですね。
お小言では済まなかったかもですが(^_^;)


by 柳田 (2013-10-08 11:41) 

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