SSブログ

祝日の練習試合 [バレーボール]

20日午後から、潤徳高校を招いての練習試合。
森〇先生にも、久しぶりにお目にかかった。
「先生、足の御加減は?」と聞くと「良く成って来ました」
との事でしたが、まだ、歩くのがご不自由そうでした。

このチームは夏季大会で一度見ているチームだったが、
その時と比べ、サーブ・スパイクが格段に良く成っていた。

ウチは・・・・・・(^^;;;

キャプテンでエースのマスミが故障していたので、
どうなるのかと思って見ていたが、
案の定、マスミにオンブに抱っこチームが露呈した。

マスミは、人一倍責任感が強く、自分も技術的には
まだまだなのを承知で、メンバーに対し檄を飛ばす。
それが、端見ていると痛いほど伝わって来るのだが、
これを、受け取って貰えない時が、この日の初っぱなに出た。

一生懸命って?

難しい質問を、顧問から投げかけられた。

自分の一生懸命の度合いを測る物って無い。
自分自身が自分に問いかけて見るしか方が無い。
人が自分をどういう感じで見ているか?
そればかりを気にしていると、ミスを恐れ自発的に成れないね。

今のセット一生懸命だったか?とても答え辛いね(^^;;
多分、みんな一生懸命だと思ってプレーしているだろう。
一生懸命だと言えば、「それで一生懸命」って言われそうだし、
一生懸命じゃ無かったと言えば「どうして?」と言われそうだしな(^^;;;
セットを取れば一生懸命で、セットを落とせば一生懸命じゃ無い?
そんな事もねえよな。

怒られて落ち込み、自分自身の不甲斐の無さを感じながら
プレーしても、良い結果は生まれない。
このチームには、まだ良いリセットの仕方が無い。
崩れたら崩れっぱなし。

「やってみれば良いじゃない」「何でやらないの」と言われ
やって見たら失敗。それを叱られる。
確かにミスを恐れたプレーが多かったが、
キャプテンのマスミが試合中、足でコートを蹴った。
あれはダメだな、あれを見せられたら、他の選手は萎縮するだけ。
エリが中学生の時、日光合宿でお前と同じ事をした。
私は、違うコートで子供達を見ていた時だったが、
それを見た時に、すっ飛んで行って、エリをぶっ飛ばした。

キャプテンは辛いな(^^)

でも、こういう経験はキャプテンじゃ無くちゃ味わえない。
キャプテンはやった方が良いと言う意味はこう言う所に有るのだ。
エリの時はキャプテンであるエリを責めたが、この時はしなかった。
負けてベンチに戻って来た時に、顧問に何を言われたのか?
マスミが出来ない分を周りでフォローすれば良いじゃない。
それを言われた後、マスミはテーピングの為にそのままベンチにいた。
で、その時他のメンバーは?特に2年の二人。

私には、その場を逃げているとしか見えなかった。
一人は、遠くステージ側のコートで一人でサーブ練習?
一人は、スパイクの壁打ちを淡々と・・・・・。
おんぶに抱っこ。自発性の欠片も見えない。
「お前ら、何やっているの?」
マスミ以外全員集めて、顧問に言われた事を
他のメンバーと何故確認し合わないの?
自分は下手だから、言葉で言っても実戦が伴わないから?
そんな事、顧問は百も承知で言っている。

勇気を見せるのは、こう言う時だよ。
言った以上はやらなくてはいけないし、発した言葉に責任も生じる。
自分が可愛いと、非が自分に訪れない様にしたい。
それでも、下手だけど、出来ないかも知れないけど、
あいつをカバーしたい気持ちだけは持って居る。
それを見せる事で、チームが良く成る事を、顧問は知ってる。
顧問は、それが見たいのだよ。
その気持ちがあると、コートではボールが繋がって見えて来る。
セオリーなど糞食らえ、カッコや形では無く、ボールを落とさない。
「食らいつく」と言う姿は、スマートでは無いが心が躍る。
それは、他のメンバーにも響いて行く。

数セット目から、それが出来て来た。
「お前ら、やれば出来るじゃねえか!」と言ったが、もっと、早くからやれよ(^^;;
セットを取る事が出来なくても、次にステップアップすべく何かを、
自分達が感じられれば、その練習試合は大成功です。

「ぱなし」

これは、ダメなんだよね。
言いっ放し、打ちっ放し、上げっぱなし、etc
これが、みんなの間をつないでいる糸を、きざんで行くのです。
ミスも、それをきざむ原因の一つですが、それを補う物。
それは相手を思う心、次にプレーする人への心配りで十分補える物だ。
この6人のチームの姿を、4月に入ってくる新入生達は受け継ぐのです。
お前達が、4期生達を受け継いだのと同じ様にね。だから、頑張ろう!
6人だけど、すげえと言われるチームに成ろうな。


nice!(2)  コメント(4) 
共通テーマ:学校

nice! 2

コメント 4

コメントの受付は締め切りました
怖い方の教え子

おはようございます。
キャプテンのマスミさん、怪我ですか?
6人しかいないと休めないですもんね。
全員がキャプテンのつもりでやって欲しいなぁ…
by 怖い方の教え子 (2013-03-22 09:50) 

大きい教え子

ぱなしの話、とてもよくわかります。
娘のチームは、いつもそうです。
つなぐ、送る、気持ちがなくて、ただ上げれば
打てば、私の仕事は終わりよって顔をしています。
だからミスしても声をかけあったりしません。
近くにも寄らないでお互いに知らん顔しています。

娘がキャプテンになって、下手でも負けても
相手を思って声をかけあえるチームを作ってほしい
と思います。
そういう考え方が根付くような指導をしてほしいなぁ
なんて思います。
by 大きい教え子 (2013-03-23 15:58) 

まつパパ

こんにちは。コメント遅く成りました。
昼夜逆転の仕事に成ってるので、調子が今一です。

メンバー数が少ないので、
誰かに合わせると言うのでは無く、各自が意識を持つ事が大事です。
それがはっきり、分かる所まで行ってませんが、
意識を持とうと思ってるんだろうなあ、と感じる事は
出来ますので、もうちょっとの辛抱だと思います。
by まつパパ (2013-03-25 14:17) 

まつパパ

ぱなしは、どのチームにもあります。
少しでも、これを無くす為に、みんなで努力し合っている
チームは手強いでしょうね。
小学生の内は、慰め合って、励まし合うと言う位で良いでしょうが、
上に行くに従って、それでは慣れ合いになる可能性が出て来ます。
どこかで、線引きをし、時には厳しい檄も飛び交うのだと思います。
その線引きは、指導者が普段選手達に伝えている事だと思います。

普段の生活から、周りに気を配る事が自然と出来て居れば
さほど難しい事ではありません。
指導者が教えて行く上で、コート外での事。
保護者の皆さん達も子供達に、周りに気を配る事を教えて
くれていると、スムーズに行くのだと思います。
家でも言われた事が無い事を、いきなりコートで言われても
子供達はピンと来ないかも知れません。


by まつパパ (2013-03-25 14:34) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。