高校野球

甲子園も、熱戦が続き、いよいよ決勝を、迎える所まで来ました。
負けてしまったが、奪三振で注目を浴びた、桐光学園の松井投手。
凄い投手が出てきますね。応援団長さんのご子息も、投手をやっている。
期待していますよ～～（＾＾）

さて、甲子園と言うと、私は解説をしていた鍛冶舎さんを思い出す。
あの人の、ちょっと甲高い声が好きだったなぁ～。

その鍛冶舎さんが言った、指導者についての言葉
「上に立つより、役に立て」
「学ぶとは心に誠実を刻むこと、教えるとは共に夢を語ること」

鍛治舎さんの解説は、決して選手・チームを悪く言わない解説だった記憶がある。
一生懸命なプレーを、何よりも賞賛していた。

ご自分が、松下電器で野球を引退する時、恩師、立教大学の石井監督に
引退報告の電話をした時、石井監督から、
「そうか、寂しいな、デットボールでの全力疾走が見られないのか」
と、華々しい記録を残した所では無く、一生懸命な所を見ていてくれた事に涙した。
なので、ご自分の監督スタイルは、恩師石井監督を真似して来たと言う。
多くのプロや実業団からスカウトされ、プロを蹴って実業団の松下へ行った。
良い指導者に巡り会うのも、その人の持って居る天分なのかも知れない。