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第64回春高終了 [高校バレー]

結果は周知の通り。
男子は大村工業、女子は東龍の5連覇達成で幕を閉じた。
どちらも、おめでとうございました。
準決勝の下北対東龍戦は白熱しましたね。
息を飲むとは、まさにあの試合の事だろう。
見ている私は、選手達の技術力・精神力に驚嘆するばかりだった。
両チームのキャプテンとは、中学時代に何度か対戦した事が有った。
体格は素晴らしい物が有ったが、バレーはそれ程上手では無かった(^^;;
しかし、あの試合で見た彼女達は素晴らしいの一言。

どこに行っても注目され、世間の目にさらされているプレッシャーは、
受けた者じゃ無ければ分からない。
気にする事は無いとはいえ、高校生だもんね。
それらのプレッシャー等、すべて引っくるめてのあの試合は、
超高校級と言われる所以だ。

創造学園は試合中のアクシデントが痛かった。
私個人的な印象ですが、ドラエモンのジャイアンを彷彿させる
セッター渡邊君の号泣に、もらい泣きしてしまった。
試合中、小林君の怪我に、涙している貴君に感動した。
あんな大きな駄々っ子みたいな高校生大好きだ(^^;;;

さて、全試合を通して、私が一番感銘を受けた選手は
下北と対戦した高知代表の高知中央のセッター、柴田さん。
試合は惜しくも負けたのだが、
試合中ベンチに戻って監督のアドバイスを聞いている選手達。
中でも、柴田選手の顔を見た時、「良い顔だなぁ~」と感じた。
決してビジュアルだけで、申している訳では無い。
先生の一言一言に対する、あの眼差しに、おじさんイチコロでした(^^;;
これまで一度も見た事は無いチームだが、
普段からの監督・選手の信頼感を垣間見られた気がした。
他の選手達も同様、劣勢に立っている時でも、アグレッシブな眼差しで
一言一句漏らさずに聞こうとしている姿に感動した。

会場の雰囲気は異質な物で、きっと選手達は初めて味わう物だろう。
そんなミスするのかと言う様なプレーも、その現れなのでしょう。
それは、選手だけに留まらず、審判をされている先生方も同様で
「んっ?」と思うジャッジも少なく無かった。
バレーも、そろそろビデオ判定制度導入を検討されては如何でしょう?
審判も人がしてるのだから、ミスが無い訳が無い。のだが・・・。
選手、監督、応援団にして見るとね、そりゃ無いよと言う場面も有った。
でも、昨年も感じたのだが、その問題のプレーを会場内の大型モニターで
即再現しては、絶対にいけない。あれは、やってはいけないのだよ。
あの場であれをモニターに写して、何が変わるのだろう?
審判が交代する訳でも無いし、得点が変わる訳でも無い。
後日、こうだったが分かるのは問題が無いだろうが、
審判は絶対なのです。その審判の技量も、試合の一部です。
技量に左右されては困ると言うご意見も有るでしょう。
私も同じ意見です。私にも自分の技量の無さで苦い経験があります。
されど、あれはしてはいけないと私は思う。
とは言え、この大会で少々目に付いたダブルコンタクトのジャッジ。
人によっての、ばらつき感が否めない。これは改善されるべきだと思う。

表彰式で、ウチの顧問が随分とテレビに出演?しておりました。
帰って来たエリに「先生、今日はいい背広着てたか?」と聞くと
「分からん」と言ってました(^^;;;
昨年よりも余裕が有る様に、お見受けしましたが、如何だったでしょう(^^;;

さて、ウチの子供達にも会場で何人かに会いました。
お手伝いお疲れ様でした。芝商の子供達もお疲れ様でした。
間近で、試合を見るチャンスが沢山有ったね。
感じてくれたでしょうか?何か得る物は有ったでしょうか?
今はそれが一番気がかりです。
「あの人達は特別」なんて事を思っていないかな?
コメントをくれた、シャイかなさんも同様。
みんな同じ高校生です。(シャイかなさんはわからないけど)
目標にする山はそれぞれ違うのです。
それぞれの山には、それ相当の努力が必要です。
あの人達に取って、大した努力もせずに得られる物でも
私達にとっては、努力が必要です。
そして、その山を征服出来た時の達成感に、
大きいも小さいも無く同じ様に感動を得る事が出来ます。
逃した時の喪失感にも、同じ様な悲しさがやって来ます。
ところが、どちらも努力せずには、決して味わえない事なのです。
どんなに取り繕っても、自分の心は正直です。
努力した分だけの感動しか得られない。
「努力は人を裏切らない」こう書かれた横断幕を見ますが、
人=自分だね。

努力に対し、それ相応の結果が待っているかと言うと
この大会でも見られた通り、そうじゃ無い事が分かります。
それでも、人が努力し続けるのは、結果がプラスに出ようが
マイナスに出ようが、そこからの次が絶対に違う事を知っているからです。

ウチにはウチの目標とする山があります。
その山に向かって全員で、努力し登っていけるかが楽しみです。
結果では無く、努力をする事をバレーを通して自分の物にして下さい。
バレーに関して、努力過程の道しるべが顧問です。
顧問を信じて、努力出来たら今後のお前達は、必ず変化して行きます。

お手伝いで幕を開けた2012年。
ここからはお前達本来のスタートです。今年もよろしくね。
みんな頑張ろうな。当面の目標は公立大会です。
自分達の納得行く成果が出せる事を願っています。
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応援団長

下北と東龍の試合はほんとにすごかったですね。
5セット目はあそこまでいったら下北が取らないと・・・。
10-5でしたよね・・・。
ま、それが東龍の強さなんでしょう。




by 応援団長 (2012-01-11 08:00) 

まつパパ

応援団長さん、お早うございます。

下北は残念でした。
どう見たって、下北が断然有利な展開だったのにね。
その辺りに魔物の存在が見え隠れしてくるのでしょうか?
いつまでも語り継がれて行く試合に成りましたね。


by まつパパ (2012-01-11 08:53) 

7クレイン

こんにちは。
下北と東龍の試合はビデオで娘も私も感動、感涙でした。。。
両キャプテンも凄いよなあ。リーダーシップ最高!

by 7クレイン (2012-01-11 12:22) 

まつパパ

7クレインさん、お怪我の治りは如何ですか?

バレーってやっぱり6人でやるんだなと、つくづく感じさせて
貰えた試合です。
男子の創造学園は新しい歯車が馴染むのに時間が
掛かった分残念でしたね。

昨年も怪我人が出て、今回も怪我人が出ました。
処置は救急車を呼んでと言う事なんでしょうが、
出来れば、会場に一人でも良いから、専門的にフォローが
出来る人を常駐させた方が良いような気がしましたね。
次世代の日本バレー界を背負って立つかも知れない人材です。
大事に至らぬよう万全の体制で臨んで欲しいと感じました。

怪我をした後、小林君は再びコートに立ちました。
痛いほどその気持ちは伝わって来ましたが、専門的に見たら
やはり無謀だったのかも知れません。でも、それを判断出来る
人材がいなかったが為に、再び痛い思いしてしまった。

あいつの気持ちは、ほん~~~と良くわかる。
ここが痛い、あそこが痛いとか、良く言う子もいる時代
なのにね、大事に至らない事を祈っています。

さて、7クレインさんの、文面から推察したのですが、
もしかして、キャプテンに成ったのかな?教えてたもれ
by まつパパ (2012-01-11 12:48) 

7クレイン

持ち回りのゲームキャプテンと言ったところです。
羨ましいんですよ、あの二人と、エリさんが。。。

(キャプテンはリベロの子です。)


by 7クレイン (2012-01-11 18:42) 

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