バレー続けろよ

中学部活で3年生達が卒業をして行く時期、
必ず子供達には「高校行ってもバレー続けろよ」と言っていた。
で、その多くは中学ではレギュラーに成れなかった子達でした。

部活をやめる理由にあった、他やりたいこと見つかったと言う子は、
それを頑張れと伝えたが、高校という新たな環境に、
いち早く馴染む手段として中学でやっていたバレーを用いる。
中学ではレギュラーに成れなかったけど、
みんな卒業時には上手に成っていて、
高校十分に出来ると感じていたからです。
それでも入る子、入らない子はいるわな(^^;;;;

えっ！と思ったのはレギュラーだった子が、
高校ではバレー部に入らなかった事。
この要因として、前にあげた部活やめる理由に
当てはまっている事があったんじゃ無いかなと感じます。
そう言う子達には、バレーは楽しいの本質を感じて貰えなかった。
勝つ事イコール楽しいと言う指導だったんじゃないかなと思う。

それでも、高校の大会会場で続けてくれた子達が
挨拶に来てくれた時はとても嬉しい気持ちに成りました。
「そうか、バレー部入ったか。
じゃあ、今度はライバルだな」と言って笑った。

日本ではバレーはマイナースポーツに成り下がった。
魅力が無いと言うよりも、魅力を伝えられないからが一番。
では、誰がその魅力を伝えるのか。
その辺の事、川合会長に期待する所なんだけど、
現場にいる我々も下から発信して行くべき時期に来ている。
色々な事にチャレンジして、
子供達にバレーの楽しさを伝えていくべきです。
楽しさには段階があるが、決して勝利至上主義では無く、
スポーツとしての楽しさを、子供達に伝えて行きたいね。
で、目指すは「感動するチーム」です。