落陽

続けてフォークソングです(^^;;;
アコーステックバージョンで、
私の中では最高だと言える拓郎と石川さんの「落陽」
何かね、今の自分にはハマる曲でね、
着実に人生の陽が落ちていく感じが好きです。

サラリーマンっていっても、大企業でも無い会社を数社。
その中、自分が49歳の時に倒産を経験した。
それでも、家族の為に頑張って来た。
ホントは自分の為だったかも知れない。
自分の意地がそうさせて来たのかも知れない。

曲の中では博打好きのじいさんが出て来て、
それを多分若者であろう相手にサイコロを渡す。

倒産後、暗中模索しながら当時部下だった社員全員を雇うを条件に、
今の会社に拾われ、再び舞浜と取引出来る様に頑張った。
新規参入業者としては何でも引き受けてきた。
何とか仕事貰える様に成って、分からない事だらけだったが、
会社の誰にも頼らず一人で頑張って来た。
ハロウィン・クリスマス・正月・何十周年記念とか、
大イベントの装飾を頼まれた時は、天にも昇る気持ちだった。

今のように当たり前にパソコンを使う仕事では無い時代。
独学で勉強し、仕事に結びつけて来た。
舞浜では、パソコン作業が必須だったしね、
それを社員に普及させ、手取り足取り教えて、
今は、誰もがパソコン使って仕事をしてる。
それでも専門知識のいる仕事は、まだ私が担当してる。

あれから十数年、今、その仕事を後輩達へ引き継ぎの真っ最中。
サイコロ渡してんだ(^^)
お前らに出来る物かって思う気持ちと、
何とか頑張って貰いたいって気持ちが行ったり来たり。
だが、最後くらいはな、従順な会社員を通そう。立つ鳥跡を濁さずだ。

この博打打ちのジイさんが何か今の自分に重なるんだよ(^^;;;;
こんなカッコ良くないけどね。