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想像力 [ViVAアカデミー]

今日も、子供達に声を掛けたのが、「何の練習してる?」です。

試合の中で大事だなと思いプレーシーンを、
切り取って練習メニューにする。
これはどのチームもやってるだろう。
だが、みんながやってる練習を見てると、
何何ゲームのように見えちゃう事があるんだよ。
そう言う時は「ゲームじゃ無いよ」と声をかける。
この時、聞いている子もいれば聞いていない子もいるが、
自分の中でも、これを伝えるのが役目だと思っているので、
耳にタコ状態でも構わない言い続けてるのよ(^^;;;;

練習でやる事は、みんなが試合で多く出くわすプレーの一つです。
なので、そのやってる練習には、前後もあるんだよって伝えています。
時々、子供達にその前後で起きてるプレーはどんな事?
と、質問する事もあります。

ちゃんとした知識を入れ、今度は自分でその前後を想定し練習する。
言うなれば、練習には想像力が必要と言う事です。
その想像力を基に、内容が解釈でき練習に望めれば
自分のスキルアップに繋がます。

この想像力も子供達に鍛えて貰いたいスキルの一つです。
なので、自分で考えろ、自主的にの前に、十分な説明が必要となる。
1回言っただけで理解できるなんてあり得ない。
が、面倒くさいのと時間が無いと言う理論の基(^^;;;
言ったはず、教えたはずをついつい口にする。
これの後、それすら面倒なので「しろ」「して」と成る。
歯がゆい所なのですが、これは繰り返し繰り返し、
子供達と我慢比べをしなくちゃいけない。
「しろ」と言われたから「して」と言われたからでは、
子供達の想像力を養うことには決して成らないです。
常に何でを問いかける。根気のいる指導だと感じます。
こんなん言ってますけど、私も未だに出来てません(^^;;;;

で、バレーの想像力を養う大切さは、
試合の場面で相手の攻撃を、プレー中にどんな攻撃だ?
と、想像しながらプレーする。今はまだ、来てから対処するが殆ど。
攻撃を受ける前に、どんなが分かったら対処しやすいだろう。
これはヤマカンではあまり意味が無い。

想像力と相手を見る洞察力。これはお得なセットメニューです(^^)

アカデミーに来てる子は、直ぐに分かる練習がありますね。
対人の時じゃんけんしてるだろう。
ボールばかりを見てるプレーでは、相手を見るなんて無理なんだ。
ボールから目を離し、相手を見る。
一旦空中に浮かんだボールは、稲妻落としのような動きはしない。
この時必要なのが空間認知力で、
いつどこにボールが落ちるかを素早く判断し、
その間、移動したり相手を見たりの時間に使う。
ボールの下に早く入るとよく言われるよね。
この天才が、関田誠大選手で、
左目で自チーム、右目で相手ブロッカー
なんて芸当をプロのセッターはするそうだです。

ただ、これに順番があってさ、
相手を見ろ、仲間を見ろと言うんだけど、
自分のプレーに自信が無いと中々出来る事じゃありません。
でも、順番と言っても同時進行は可能なので、
相手を見て、どんな攻撃と何パターンかを想像し対処する練習の
失敗と成功を繰り返す事が大事です。

同性代のジュニア経験者が上手だと感じるのは、
技術もさることながら、これが自然に出来てるから。
ボールに触り始めてからの年数は、こういう所にも差が生じる。
これを口で説明出来るのが監督コーチで、
当の本人達は、自転車にどうして乗れるかを説明するのと同じ、
「だって乗れるから」と同じ位、当たり前な事なのです。
これらを今の内に埋めていく事がアカデミーにいる中3には必要です。

たか~~~く上がったトスを普通にスパイクできるか?
自分がいつも練習している体育館でやってみると良い。

春高に出場した多くの選手達が感じるのが、
いつもやってる体育館と、東体の天井の高さが違うので、
センターもアタッカーも、この高さの勘が狂うのだそうです。
言うなれば、空間認知力に誤差が生じる。
なので、大会の時ホームで試合できるのは有利な筈なんだけどね。

ちゃんとした知識を理解し、想像力を働かせながら練習をする。
直ぐには絶対に出来ません。キッパリ
ただ、自分の経験に比例する物が想像力でもあるので、
なので、繰り返し繰り返し練習で試してみる事が大事です。
廻りでみてるおじさん達は、それを促すアドバイスを心がけます。


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