良い時間

十数年、ビーバーズを見て来たが、
私の記憶には無い事が、試合前日の練習前に行われた。

それは、アミコーチが作ったモチベーションビデオ上映だった。
先日、和〇ちゃんと待ち合わせした花の木小。
実は、アミコーチが作るビデオの素材（写真）を渡すためだった。
私は、みんなよりちょっと前に、そのビデオを拝見させて貰った。

良い時間を見させて貰った。出てくる子供達や、言葉の数々。
それを作る工程での、アミコーチの思いがね一番だった。
ちゃちゃっとなんて絶対に作れない。
何度も何度も修正し、作ってる途中に、泣いちゃったりね(^^;;;
そう言うのが全部感じられて、とても良い時間でした。

普段は、お前達に厳しいコーチ達(^^;;;
だが、全員気持ちはあのビデオなんだと思う。
保護者の方々も感激してたね。
映像を通し、やって来た事とか、親も悩んだり苦しんだりして来た事が
それらが瞬間、頭をよぎって、自分の子供がこれから挑むための勇気を考える。
親は、想像でしか出来ないけど、
子供達が、その奮い立たせる勇気を思うと自然と涙が出るのかも。

前向きな姿勢。子供達が勇気を持つってね、
大人達は、自分が向く時いるのは覚悟だけだが、
自分の子供達が向くって瞬間は、ホント、ガンバレだけだ。
そう言う時、ちょっと不甲斐ない気持ちもあったりね、
もっと、何かして上げられるんじゃないのかな･･･なんて考えちゃう。
でも、それは監督コーチにお任せ。

なので、負けた試合は監督の責任。子供達は、一生懸命に頑張りました。
試合に勝つ負けるは、単なる結果に過ぎない。まして小学生バレー。
勝っても負けても、そこから自分達がどう過ごすのか？一番はそこなのよ。

技術もさることながら、ここから自分がどう過ごすかで、
中高大のバレーは変わってくるし、バレーに限らず、
どういう人間に成っていくのかさえにも大きく関わってくる。

おじさんは、ここからの過ごし方は、
自分の人生にも大きく関わってくる事だと思っててね、
バレーが上手とかより、誰に聞いても「あの子は良い奴」を目指して欲しい。
いつも、廻りに友達がいて賑やかで、それでいて肝心な時に線が引ける子。
そんな子に成って欲しいなと思います。

モチベーションビデオの効果は、どうだったでしょうか？
スポーツの世界では、こうしたノウハウが色々と存在します。
ペップトーク等もその一つ。

今回のビデオ上映は、チョイスしたアイテム、
ビデオ内容が良かったからと言うより、子供達や保護者の方々に、
信頼されているスタッフの一人である、アミコーチがって言う事が1番なんだ。
いくら良いビデを見せようが、良い言葉を投げかけようが、
指導者と子供達間に、本当の信頼関係が無ければ意味が無い。
それ無しでやると、「策士策に溺れる」になるんだよ。

その信頼関係の上で、今回アミコーチに作ろうってと思わせたのは、
お前達が素晴らしい証拠なんだぞ(^^)