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ハイキュー!!烏野高校vs白鳥沢高校第8話「嫌な男」 [ハイキュー!!]

タイトルの「嫌な男」の印象より、
最後に、鳥養コーチが叫んだ「下を向くな!」が心に残った回でした(^^;;;
色々な意味でな。
厳しい審判だと、ああ言う場面で、
「立たないで」とか言っちゃうのだろうかね。

このシリーズが始まった第1回目で、
鳥養コーチは、白鳥沢のバレーは足し算。
烏野のバレーは、かけ算だと言いました。
この戦いは、まさに、コーチが言う通りの展開と成っています。

かけ算のバレー。
それが、何度でも繰り返すシンクロ攻撃だったりします。
天童君にブロックされた、菅原君も「またやるよ」と言い、
それを貫くって言う烏野の思いを感じ取る事が出来ます。
でも、ギャラリーや、応援席からも、フォローに入った方がと良い言ってましたね。
私も、100%言います(^^;;;
随分前ですが、「お前達のバレーは、ここがスタート」と言った事があります。
この時言った「ここが」は、ブロックフォローしてからと言う意味で、
チビッコチームだったので、「ブロックされるのが当たり前だと思ってろ」と話し、
ブロックフォローしてからが勝負だと言う事を徹底しろと話しました。
勿論、打つ子は決める気満々で打つ。区・ブロック大会までは、それが決まる。
でも、都大会では、それが通用しない時が必ず来るので、
それを踏まえて、いつでもブロックフォローを疎かにせず、
そこからの展開を、それぞれ自覚を持って素早く切り替えろと言いました。
で、この子達の最後の試合相手が、八〇子実践中(^^;;;
シンプルで足し算なチームに完敗した(^^;;

予選だったり、リーグ戦辺りだったら、
かけ算のバレーは、とても有効で、通用する場面も多いのだろうが、
春高一歩手前辺りに残るチームは、どこかの部分で足し算なバレーがあって、
それに、かけ算を入れて来られるチームなのでしょうね。

このシリーズに限らないが、
ハイキューってさ、サーブ入る確率高いよね(^^;;;
その方が、見ていて面白いんだけどね。
実際、スコアーを取ってる人達から見て如何なんでしょうか?
入る入らないよりも、サーブで勝負する姿勢を持った選手が多くてね、
オジサンは、これ大好物です(^^;;;

入れるサーブが必要か否か?
私は、100%要らないなんですけどね(^^;;;
ハイキューでは、全員のサーブに対する思いを描いている訳ではありませんが、
サーブは、勝負する物を描いています。
「ビビることなんかいっこもねえ」と澤村君が山口君に声がけしてました。
あの、山口君の目。
ツッキーに「プライド以外に何があるんだ!」と言った山口君を覚えてますか?
言ったは良いけどね、自信も何も無い時でしたが、
それでも、持ち続けて来た小さなプライドが、大きく花開いた瞬間です。
私が、普通の高校生バレーボーラーに求めている姿でもありました。
ので、当然、あれ見た瞬間に涙が溢れた(^^;;;

ここでサーブミスったら・・・って場面は沢山あります。
実際、そのサーブミスで試合終了って場面を何度も見た事があって、
その時は「あぁ~あ」とか思っちゃうけどね、でも、どうなんでしょう?
選手個人の資質も、当然あるのですが、そう教えられてる場合もありますね。
入れておけよと言われる。
チームの事を考えて、入れておけば続き、もしかしたら、相手がミスるかも。
続けると言う事で、そこに勝機を見いだす、チームプレイの一つとしての教え。
こう、ご指導される先生が多いかな(^^;;;
今、ウチの子供達を見てる限り、
土壇場な場面で、サーブで勝負は、ちと無理かな(^^;;;
でもいつかは、顧問に「勝負して来い」と送り出して貰える様に成って欲しいね(^^)v

あり得ないだろう、イヤ、意識さえあればと言う場面がありました。
みんなは、気が付きましたか?
影山君が、サーブから再びコートへ戻って来たシーン。
あれだけの早いサーブを打ち、しかもワンで返って来たボールをトスしました。
あれって、どうアリエール?
影山君のサーブ直後の場面は、描かれていませんが、
打った直後からを、容易に想像出来るシーンでした。
誰でもそうですが、サーブ打ったら、歩いてないで、走って戻れだ。
セッターとして、意識のとても高いプレーだと思います。
また、そこに速攻で入ってる日向君(^^;;;
意識の高い影山君でさえ、呆れてて、変人コンビの所以でした。

もう一つ。
緊迫した場面に成ると、ベンチからどう声を掛けて良いかなな時があります。
アドバイスする事が、クドく成らない様にしたいしね。
ありきたりの事も言いたくないしね、何か、選手達のやる気の決め手に成る様な
言葉を掛けたいんだけどね(^^;;;
そんな時だ、応援団から聞こえて来る、声援や校歌。
烏野や白鳥沢の様に、選手達へ届いてると良いねえ。

否応無しに、ガードの上からでも、バンバンぶん殴られる様なバレーをされて、
それでも、目だけは生きてて、張り裂けそうな思いを胸に、
試合終了まで、その姿勢を貫く。で、終わった後、コートを離れた途端、
一気に、その緊張感やら悔しい気持ちが込み上げ、その場で号泣し合う子供達。

実際、日向君や影山君の様な選手にお目に掛かった事が無く、
普通の、中学生、高校生とバレーをして来たのですが、
目だけは、生きていたと言う選手は、数名見させて貰った。
そんな子に、「下手くそ」だの「気持ちが弱い」だの、敢えて苦言を呈する。
「コーチに言われた事が、ショックだったようで、家に帰って来てからも泣いてました」
後から、その子のお母さんに聞かされたm(_"_)m
それこそ、あの頃は、私が一番「嫌な男」だったのかも知れない。
このシリーズ全体を通して言うと、タイトル通りの「嫌な男」は、ツッキーだよね。

次回、第9話「バレー馬鹿たち」
月島君が戻って来ました\(^o^)/どうなるのでしょう。


先日、鳥養コーチの声を担当されていた田中さんが亡くなり、
この8話までが、田中さんの担当された回で、
田中一成さんの鳥養コーチが見納めの回と成りました。
次回からは、江川央生さんが担当されます。

私、これまで色々なチームを見て来てね、
その顧問だった先生が異動されるって何度か見て来ました。
ギリギリまで、子供達には知らせない。
悲しいだろうけど、言えない決まりがあるから仕方が無い。
で、その時が来て、言われた子供達は、まさに突然の事でさ、
何か、田中さんが亡くなって、次の声優さんに成るって言うのが、
何故か、それとダブって見てちゃうんだよね(^^;;;
改めて、田中さんのご冥福をお祈り申し上げます。



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