ハイキュー!!烏野高校vs白鳥沢高校第6話「出会いの化学変化」

出会いの化学変化は、誰もが経験してるね(^^)
これは、色々な変化を見せますが、みんなは、どんな変化の経験がある？

さて、今回のタイトル。
連載を見ている人は、おや？と思いましたね(^^)
これ、烏野が青葉城西に勝った辺りの時に使った物で、
あの回想シーンは、試合が終わり、学校へ戻るバスの中、
爆睡してる澤村君が見てる夢で、
日向君達と入れ替わりの、先輩達を描いたシーンです。
ここに持って来たんだね。
作者に、特別な意味がある回だったのか、打合せで決まったのかね(^^;;;

「俺達は　団結が遅すぎたなあ　
チャンスは準備された心に降り立つって言うだろ」

1年の澤村君達に、田代主将が言うセリフです。
みんなも、これまで数多くの先輩達が引退する場面を見て来て、
心に残ってる言葉とかあるかな。
「送別会」とか言うとね、何喋れば良いかなって畏まっちゃって、
ありきたりの言葉に留まっちゃう事が多いが、
田代主将の言葉は、そう言う物じゃ無く、本音に近い物でした。

ジワジワと道が分からなくなって行くような恐怖。
これは、とても奥深い話だと感じます。
子供達だけの責任でもありませんからね。
でも、1年生の澤村君達は、出来る事をやろうと実行する。
この辺に、澤村君の持つ信頼感の謂われを表しています。
マネジャーである清水さんも、この時、誘われていました(^^)

試合も大接戦で、烏野が4セット目をもぎ取りました。
月島君の一人時間差や、牛若君の有無を言わせぬスパイク＆フェイント。
手に汗握る攻防を描いて居ましたが、私は、途中の攻防はあまり････(^^;;;;

崖っぷちと言う表現を、エンドライン後ろに描いて居りましたが、
見ている側からは、どう映ったでしょう？私は、それ程の物に感じなかった。
何より澤村君達、烏野の選手達に、その焦りやプレッシャーを
表現をさせていませんでした。

実際の試合を見る私でも、ウチの子供達が負けていても、
不思議とその緊迫感を感じない、
逆に、大丈夫みたいな感じで試合を見ている時があります。
私のは、根拠の無い期待感なのかも知れませんが、
烏野の選手達は違いました。

「チャンスは準備された心に･･･」
そして、「それでも、チャンスが来たら掴めよ！」
田代先輩のあの一言。
澤村君達3年は、これが、そのチャンスだと言う事が分かる。
その信頼感溢れるキャプテン澤村に付いてく仲間や後輩達。
崖っぷちであろうが、準備された心で向かってる時は、
そのプレッシャーも、はじき飛ばされてしまうのだなと感じました。
「思い切りやれ」「楽しめ」「行ける行ける」等々
あの前後、実際ならタイム取って、選手達に言葉を掛ける場面です。

この1本が勝敗を左右する。実際にもあるんだよね、こう言う1本。
で、ジジイは、こう言う時「あの1本の為に練習して来た」
みたいな事言っちゃう(^^;;;
そんな訳ねえだろうって思うんだけど、言っちゃうねm(_"_)m
「たかが一歩、されど1歩」みたいな。

29対27で、烏野が取りました。
しかも、変人速攻・シンクロ攻撃では無い形で、烏野に点を取らせました。
ここも、そうだよねと感じる所。
速攻崩れみたいな、自分も敵も予期しない形で点が入る。
最後の最後まで、手が届く限り、何とかしようと言う気持ち。
現実でも意外と、こう言う形で点が入る物です。

コートで6人での練習時に、セッターのトスが悪いと、
打たないで止めちゃったりね、ウチでは良く見かけますが、
何が何でも返すって言う練習のチャンスなんだけどって思っちゃう。

「準備された心」とはいったい何だろう？
今回の、出会いの化学変化で、澤村君の変化はこれだった。
みんなも、良い化学変化を経験してる人も多いでしょう。
しかし、澤村君はその受けた変化を継続していた。
先輩の悔しい気持ちを胸に入れて、自分達はと思い続けてきた。

先生もいない、メンバーも揃わない、経験者が少ない等々
色々と、言い訳する理由ってある物です(^^;;;
だが、澤村君は言い訳せずに、地を這う様な時でも、
自分達の出来る事をやって来た。
この様な素晴らしい形で、それが実を結ぶって事は、正直少ないと思う。
それでも、ハイキュー見ている人には、
縁が有って出会った人達との化学変化を
上手く良い変化に成る様にと言う、作者の願いなのかなぁ～って(^^;;;;
今回は、それを強く感じた回でした。

第7話「こだわり」です。

カレーライスには、ソースを掛ける、いやいや醤油でしょうと、
人には、それぞれ、こだわりがありますよ。
因みに、私のこだわりは、餃子は、ラー油しか付けないです。
カンちゃんは、胡椒なんだよね(^^;;;;
多分ですが、こう言う、こだわりじゃないと思うふm(_"_)m