インハイ予選雑記 [高校バレー]
2日目に勝ち進んだ事は、本当に嬉しい事です。
が、不満が無い訳じゃ無い。プレーの事じゃ無いよ。
前日、会場作りもあるので、試験中でしたが午後練がありました。
練習が終わり、会場作りをし大会に備えた。
これ、ウチにとっては毎度の事。
だが、大会当日、ネットがユルユルで、そこから張り直した。
練習してる選手達が居る中での張り直し。邪魔してゴメン状態でした。
ありゃ、ダメだったな。
さて、これも初めての事でしたが、
あるチームの選手が、試合中に体調を崩した。
熱中症だったのか、それに伴い過呼吸に様な状態に成って居た。
保護者の方や先生、仲間が介抱していたが、
症状が良くならず、救急車を呼ぶ事に成った。
大会のあるあるですが、会場によっては、早起きして
朝食も取らずに、インハイ予選と言う緊張の続く試合で頑張っちゃう。
彼女もそんな感じだったのかも知れない。
救急隊員の方が、来てくれたからは、お任せでしたが、
その後、大丈夫だっただろうか心配です。
ウチは、子供達が我慢の試合をしてくれたので、
ポカも沢山有ったが、大崩れせずに、フルセットの試合が無く、
2セット先取で勝ち上がって行ったが、ウチの島はフルセットが多かった。
それも、1点を争うシーソーゲーム。負けたら、3年は引退。
体力もそうだが、選手達の気力の戦いが続いていました。
で、コート決勝は、17時過ぎに始まった。
その時のギャラリーは、葛総の応援団で取り巻かれていた。
久々に、8年前に私が作ったメガホンが大売れでした（＾＾；；；
3試合目、ウチと対戦するチームは前の試合、
フルセットを制し、激戦を勝ち上がって来た。
緊張する試合が続き、1セットを先取し、2セット目に入り
ウチのリードで試合が続く中、私の居たギャラリー側に
対戦チームがコートチェンジで来たのだが、
試合中、再び、体調を崩す選手が眼下で介抱されていた。
隣のコートは、すでに試合は終わっていて、そちら側に倒れた選手を移した。
応援席から、仲間がコートに駆けつけ、氷などを用意していたが、
あの暑さだったので、氷嚢の氷が溶けて無い様子だった。
丁度、タイムが掛かり、試合が止まったので、
私も、コートに降りて、試合中だったが顧問に、教官室の鍵を借り
そのチームの子供達に声を掛けた「氷、取り行くぞ」
2名を引き連れ、教官室に行き、氷を用意した。
「先に行って良いよ、おじさん、鍵締めて上がるから」
先に子供達を教官室から出して、私も、駆け足で体育館に戻ったが、
その途中、階段を駆け上ってる途中で、「ワー！」と言う歓声が･･･。
その声に応じ「やった！」と言いながら、扉を開けたら、
子供達が、エンドラインに整列、礼をする直前。
その瞬間、キャプテンと目が合ったが、あの子の目は涙でいっぱい。
「ピー！」主審の吹笛でネットに走り寄り互いに握手。
顧問も礼を終わり、私と目が合った。
「なんで！、オレ見られなかったぞ」と言うと、
顧問の目が意地悪そうに笑った（＾＾；；；；；
これも、初めての経験。まあ、この大会は初めてづくしだった。
それから片付けが始まった。
「最後は、ナツさんが決めました」
2年から、最後の模様を聞いたので、キャプテンのナツと握手した。
葛総生達も片付けを手伝ってくれ、早く終わった。
ネットポールを用具室に片付ける為、2年のミサが台車を転がしていた。
あの子は、私の顔を見ると浮かない顔を見せた。
「どうした？」
「全部を･･･全部を出す事が出来ませんでした」
3年の為に、全てを出し切って戦おうとしていた気持ちの表れ。
あの子なりの試合への反省。
「じゃあ、次、出来れば良いな。頑張ろう」
泣いても、笑っても、試合日は来るし、勝ち負けが決まる。
まして、ウチの子供達は試験を挟んでの大会で、
勉強も、そこそこ大変だったろう（＾＾；；；；
そん中、ウチの子供達の為に駆けつけてくれた葛総生・先生方。
3年の為に、全力を出し切ろうとしてた2年生。
「人の為に」
何と、暖かく、心を直接グサグサする思い。
誰かの為に、一生懸命に成ってみる。
それが、この高校部活の大事な所でね、
試合に勝った負けた事もそうだが、
あの時の話で、花が咲くのは、結果より、応援来てくれた話や、
あんた、倒れちゃったよねぇ～話の方が多いんだ（＾＾；；；
「カナったらさ、コート濡れるとタオルで拭くんだけど、
そのタオルをさ、吹き終わるとベンチに投げるんだけど、
自分で使ってるタオルだから、また直ぐに取りに行くんだよね、
それ、何度も何度もやってたよね。少し学習しろよ」な～～んてな。
普段より、後輩が先輩を思う想いが感じられるインハイ予選。
勝って行く事も大事。
だがな、負けちゃって3年を引退させてしまった後輩達よ。
「人の為に・・」これが出来た自分を決して忘れないでいて欲しい。
インハイ予選1日目。
ウチは、48チームの中に残りました。さて、どこまで行けるかな？
個人的には、共栄とやりてぇなぁ～と思ってますけど。
が、不満が無い訳じゃ無い。プレーの事じゃ無いよ。
前日、会場作りもあるので、試験中でしたが午後練がありました。
練習が終わり、会場作りをし大会に備えた。
これ、ウチにとっては毎度の事。
だが、大会当日、ネットがユルユルで、そこから張り直した。
練習してる選手達が居る中での張り直し。邪魔してゴメン状態でした。
ありゃ、ダメだったな。
さて、これも初めての事でしたが、
あるチームの選手が、試合中に体調を崩した。
熱中症だったのか、それに伴い過呼吸に様な状態に成って居た。
保護者の方や先生、仲間が介抱していたが、
症状が良くならず、救急車を呼ぶ事に成った。
大会のあるあるですが、会場によっては、早起きして
朝食も取らずに、インハイ予選と言う緊張の続く試合で頑張っちゃう。
彼女もそんな感じだったのかも知れない。
救急隊員の方が、来てくれたからは、お任せでしたが、
その後、大丈夫だっただろうか心配です。
ウチは、子供達が我慢の試合をしてくれたので、
ポカも沢山有ったが、大崩れせずに、フルセットの試合が無く、
2セット先取で勝ち上がって行ったが、ウチの島はフルセットが多かった。
それも、1点を争うシーソーゲーム。負けたら、3年は引退。
体力もそうだが、選手達の気力の戦いが続いていました。
で、コート決勝は、17時過ぎに始まった。
その時のギャラリーは、葛総の応援団で取り巻かれていた。
久々に、8年前に私が作ったメガホンが大売れでした（＾＾；；；
3試合目、ウチと対戦するチームは前の試合、
フルセットを制し、激戦を勝ち上がって来た。
緊張する試合が続き、1セットを先取し、2セット目に入り
ウチのリードで試合が続く中、私の居たギャラリー側に
対戦チームがコートチェンジで来たのだが、
試合中、再び、体調を崩す選手が眼下で介抱されていた。
隣のコートは、すでに試合は終わっていて、そちら側に倒れた選手を移した。
応援席から、仲間がコートに駆けつけ、氷などを用意していたが、
あの暑さだったので、氷嚢の氷が溶けて無い様子だった。
丁度、タイムが掛かり、試合が止まったので、
私も、コートに降りて、試合中だったが顧問に、教官室の鍵を借り
そのチームの子供達に声を掛けた「氷、取り行くぞ」
2名を引き連れ、教官室に行き、氷を用意した。
「先に行って良いよ、おじさん、鍵締めて上がるから」
先に子供達を教官室から出して、私も、駆け足で体育館に戻ったが、
その途中、階段を駆け上ってる途中で、「ワー！」と言う歓声が･･･。
その声に応じ「やった！」と言いながら、扉を開けたら、
子供達が、エンドラインに整列、礼をする直前。
その瞬間、キャプテンと目が合ったが、あの子の目は涙でいっぱい。
「ピー！」主審の吹笛でネットに走り寄り互いに握手。
顧問も礼を終わり、私と目が合った。
「なんで！、オレ見られなかったぞ」と言うと、
顧問の目が意地悪そうに笑った（＾＾；；；；；
これも、初めての経験。まあ、この大会は初めてづくしだった。
それから片付けが始まった。
「最後は、ナツさんが決めました」
2年から、最後の模様を聞いたので、キャプテンのナツと握手した。
葛総生達も片付けを手伝ってくれ、早く終わった。
ネットポールを用具室に片付ける為、2年のミサが台車を転がしていた。
あの子は、私の顔を見ると浮かない顔を見せた。
「どうした？」
「全部を･･･全部を出す事が出来ませんでした」
3年の為に、全てを出し切って戦おうとしていた気持ちの表れ。
あの子なりの試合への反省。
「じゃあ、次、出来れば良いな。頑張ろう」
泣いても、笑っても、試合日は来るし、勝ち負けが決まる。
まして、ウチの子供達は試験を挟んでの大会で、
勉強も、そこそこ大変だったろう（＾＾；；；；
そん中、ウチの子供達の為に駆けつけてくれた葛総生・先生方。
3年の為に、全力を出し切ろうとしてた2年生。
「人の為に」
何と、暖かく、心を直接グサグサする思い。
誰かの為に、一生懸命に成ってみる。
それが、この高校部活の大事な所でね、
試合に勝った負けた事もそうだが、
あの時の話で、花が咲くのは、結果より、応援来てくれた話や、
あんた、倒れちゃったよねぇ～話の方が多いんだ（＾＾；；；
「カナったらさ、コート濡れるとタオルで拭くんだけど、
そのタオルをさ、吹き終わるとベンチに投げるんだけど、
自分で使ってるタオルだから、また直ぐに取りに行くんだよね、
それ、何度も何度もやってたよね。少し学習しろよ」な～～んてな。
普段より、後輩が先輩を思う想いが感じられるインハイ予選。
勝って行く事も大事。
だがな、負けちゃって3年を引退させてしまった後輩達よ。
「人の為に・・」これが出来た自分を決して忘れないでいて欲しい。
インハイ予選1日目。
ウチは、48チームの中に残りました。さて、どこまで行けるかな？
個人的には、共栄とやりてぇなぁ～と思ってますけど。
