練習の始まりに

体育館の反面を使って、
子供達全員、ドリブルしながらの鬼ごっこを、
練習に取り入れてます。
ここ最近、子供達に必ず「やりますよ」とお招きされる（＾＾；；
それって、絶対にオレ、ターゲットじゃん。
1セット5分を2セットやってるんだけど、
この60近い爺さんが、5分間走り続けるってね、
しかも、2セットをドリブルしながら（＾＾；；
先週の土曜日もやったが、まあ、ジジイは簡単に死ねる。
その前の時は、終了する時、鬼では無かったけど、
この土曜日は、鬼のまま終了。
私が負けたら、全員にハロハロなんだそうで、
それって、お前ら全員本物の鬼だぞ。
「オレが鬼で終わらなかったら、お前らどうするんだ？」
「シーーーーーーーーン」「（；_；）」
ゼイゼイハァハァが止まらない。
まず、足が動かない。大腿筋の衰えを、痛烈に感じます。

さて、そこからの練習は、良い雰囲気で行われております（＾＾）v
最近は、私から姿勢であるとか、気持ちの部分での叱咤は殆どしていません。
何故かと言うと、私が言う前にキャプテンが言ってるからです。

1年生達は、全員の入部が決まった様なので、
この日は、ちょっと集めて小言を言いました。
レギュラー6人入れての練習の時。
1年生達は、ボールを拾ってた。
所が、ただ、コートの壁際にボーーと立ってるだけ。
と言う事で、「1年生集合！」と声を掛けた。
「先輩達は、練習してるけど、お前らは何してる？」
「お前らのはそれは、球拾いって言う休憩だ」
「来たボールを拾ってるだけ、先輩達がどっちに打つかなあ？とか
予測もせず、た～だ来たから取ってるだけ、しかも歩きで」
「まず、走れ！ボールを取りに行く時は走れ！」
「1球も、壁にボールはぶつけない、ぶつかる前に取る。
その位、練習なんだから自分なりの工夫をしろ」

この時は、ちょこっとしたかな(^^;;;;今は、また同じ状態。
なるべく、体は動かしたく無いにしか見えません。
なんで、バレー部入ったんだろうね。
今の2年生達が入って来た頃は、直ぐにボール触って遊んでた。
休憩中でも、ボール触って遊んでた。
お前ら、ちょっと遊びすぎって感じだった。

言われないと動けない典型的な子供達。
中学時代に、先生から「言われないと出来無いのか！」で
動いて来た子はね、まだ良い。
困ったチャンは、そう言われて動き始めた仲間達を見て、
意味も理解せずに、それに併せて、動き始めて来た子。
何故、叱られたのかを理解せず、ただ、先生が怒ってるからなんだな。
毎年毎年、ニュータイプがお目見えするなと感心する。

さて、この子達が周りの状況を見て、
自発的に動く様に成るまでどの位掛かるだろう？
私が、またウルサい舅に成るしか無いのかも知れません。
空気を読むって事さえ出来ない子が多いんだよね。
今度、違う意味で強敵かも知れないな。