こんな事もあるんだよ

敢えてビーバーズのカテゴリーで書きます。

顧問から連絡を貰い、自分の目で、マサヒロの写真が、
全日本メンバーの中に入ってるのを確認したら
何だか、嬉しくて涙が出てしかたなかった。
そのまま、白田コーチに電話をし、マサヒロの話を伝えた。
慌てふためいて、電話口に出た白田コーチに「関田さん」と言ってしまった（＾＾；；；；
まだ、白田コーチもご存じなく、「そりゃ、凄いですね」と言っていた。
ホント、久々に嬉し涙を流した。
思えば、あの子が小学生の時の小豆沢体育館での試合以来、
再び、アイツに泣かされるとは思っていなかった（＾＾；；；；

ビーバーズの子供達は、10年も前にいた先輩なので
あまり、ピンと来ないかも知れない。
でもね、マサヒロもお前達とそんなに変わりない、
小学生バレーボーラーだったよ。
ただ、きっとあいつは他の人よりも、夢と勇気を追い続けたんだろう。
あらためて、「夢と勇気」と言う言葉の凄さを感じた次第です。
これを思ってるだけと、実践するのは、
天と地ほどの差があるのでしょうけどね。

もうすぐ、6年生の送別会がありますね。
それぞれ、違った学校へ進み、近い将来ネットを挟み
敵味方に分かれ、試合をする事に成るかも知れない。
おじさんは、これまでそう言うビーバーズ卒業生を沢山見てきました。
その度に、凄いなぁ～と感じます。
良い仲間が、良いライバルと成って、お互いに成長して行く姿は、
何とも言えず、心地よい気持ちに成ります。

一つ、ビデオを見つけたので、ここで紹介します。
タイトルは、「天皇杯 中央大学 関田誠大 今村貴彦 最後のバナナ 」です。
天皇杯と言う大会で、高校・大学・実業団が試合をする大きな大会です。
この試合で、関田主将率いる中央大学が、実業団の準々決勝で東レに惜敗した。
その直後であろう、中央大学ベンチの映像です。
大学4年生達は、この試合で引退が決まった。
ベンチで中央大選手として、最後に食べたバナナ。
中央大4年生が、泣きながら食べてるバナナで、マサヒロも、その1人だね。

ここで、映像を良く見るとね、マサヒロの奥で、やはり泣いてる選手がいる。
ユニフォームからリベロだと分かる。
中央大学リベロ、ゼッケン11番のリョウヘイだ。
リョウヘイは、金町OBでマサヒロの1つ下の26期。

マサヒロとリョウヘイは、金町卒業後、進んだ道はそれぞれ。
春高などの試合では、敵味方に分かれ戦っていた。
それでも、大学で再び共に戦う仲間と成った。
映像では、マサヒロが泣いてるリョウヘイの背中をさすってる姿が映ってる。
金町の時以来、こんな光景を見せて貰えた事に感謝した。

みんなもね、一緒に戦った仲間が、ライバルに成り、
そして、もしかすると、もう一度仲間に成るなんて事があるかも知れない。
それには、夢と勇気をどれだけ思い続けられるかなんだろう。
マサヒロも、リョウヘイも、その良いお手本だと思います。
是非、みんなの中からも、良いお手本に成る様な選手が出る事を祈っています。

YOUTUBE 「151220 天皇杯 中央大学 関田誠大 今村貴彦 最後のバナナ」
最後のバナナはどんな味だったのだろう。