SSブログ

日曜日の練習試合 [高校バレー]

この日、顧問ずっと不在、ゴリも、午前中不在の練習試合。
副顧問と私だけ(^^;;;;;;。顧問は、学校説明会のお仕事でした。
葛商・江北・日大一・学習院・芝商・共栄・葛総の7校での練習試合。
共栄の1年生達とは、一度やった事があるが、
この日は、結構選手達が来てたね。中学生もいたしな(^^;;;;

この日の朝、顧問から子供達に、
この練習試合で、やろうと伝えてる内容が届いていた。
キャプテンに、その事を確認して、試合を見ていた。
最初は何も言わずに、子供達だけでやって、
2セットが終わってから、声をかけ始めた。
言う事は決まってるんだけど(^^;;;;;
個々に、駄目だししても仕方が無いので、チーム全体の事を話した。

「繋ぐ為に何をするのか」
ボールを繋ぐ事は、みんな数年バレーをやっているので、
言わなくても知ってるのだが、繋ぎ方を知ってる子が少ないね。
何か言われると技術的の事で頭を使ってしまう子が多く、
そればかり気にしてバレーを始めちゃう。

「そればかり」とは、自分の事だけって事。

いつも言うのだが、ミスは誰にでもある。
そのミスが出た時の周りがね、一番大事なんです。
「もっと、仲間を気にしてあげなよ」
なので、それからは、試合中、その気にしてあげる事が
途切れ無い様に、声を掛けるようにしていた。

それと、見切りが早い事。
特に、自分がミスをした時、プレーを止めちゃう。
まだ、続いてるのに、傍観者に成ってる子が多い。
「ボールがコートに落ちるまで、主審の笛が鳴るまで、プレーを止めない事」

そして、ウチの一番のウィークポイントの集中力。
試合中突然、それは起きる。オイオイって感じなんだけどね(^^;;;
集中力の使い方を知らないから、集中しろって言うと、全力でやるのだが、
しなくても良い時に、使ってるから、疲れちゃうんだろうな(^^;;;;
特に、点を取れてる時、リードしてる時、前のセットを取ってる時、
24点から25点を取りに行く時に、途切れちゃう事が多々ある。
やらなくても良い点を上げたりすると、その穴が突然大きくなって、
セットを取られたりする。
さっきまで、頑張っていたのに、突然受け身に早変わり(^^;;;;;
簡単に言うと自信が無いんだ。と言うか、自分を信じる方法を知らない。
なので、さっきは上手く行ったのに、次はとんでもないミスをしたりする。
だから、練習の事を言うのだが、何とも伝わらない事が多い(^^;;;

私の好きな言葉で、三砂中のスローガン「私は出来る」があるが、
これに、行き着くには大変で、みんな途中で下を向いたりの場面があってさ、
でも、そこで、再び前を向く時の向き方。
ウチの子達は、いつまでも、前の事を引きずりながら前を向く。
そう言う子供達が多いので、ミスが出ると慰め合うのだ。
その時、ケツでもポンと叩き合える間柄に至ってない。
これってな、お前らは、感じてないかも知れないが、
よく言われる、練習は嘘をつかないなんだね。
練習で、部員同士が突き詰め合ってない。
そう言う、ナアナアの部分が、こう言う時に、
ヨシ!次って、前が向けない自分や仲間との関係性を作っちゃう。

練習とはそう言う物。
普通に、いつもと同じようにやってるつもりなのだろうが、
毎日に毎日の積み重ねで、そう言うチームを作ってるのです。
1人1人がとまでは言わないが、誰かが、この練習をアグレッシブに、
突き詰めていこうとするならば、そう言うチームに成って行くんだけどね。

それでも、この日、いつもだったら落ちちゃう、いつもだったら動けない。
そう言うボールが上がったり、体が動いていたりする場面がありました。
「前!」と言う大きな声が聞こえたりする場面もありました。
さっきは、動けなかった、上がらなかった、でも次は・・・・。
仲間同士が、前に向きに、アグレッシブにバレーをやろうとして行くと、
色々な事が繋がって行くようになるのです。
例え、その時ボールが落ちても、1セット取られても、
自分達の、次が見えて来るはずです。

美原に引き続き、再度、副キャプテンに話した。
タイムを取って、子供達を集め、
「オレの言う事は分かってるだろう、後は、自分達で話し合え」と言ったが、
私は、副キャプテンに「ホラ、今が言う時だろ(^^)」と話した。
でも、あいつ言わねえだよ(^^;;;;;
この前の美原での練習試合で、私と2人で話した時、涙混じりで話した事。
「お前さ、それオレに言わないで、1年に直接話せ」と言った。
「いいんだよ、お前がぶち切れた所見せたって」

それまでは、ミスしたりする後輩の所の駆け寄って、
色々なアドバイスをしていたのが、急に何も言わず、表情にも出さない。
ミスしようが、淡々とプレーをし始める。
「それが、どれだけのプレッシャーで、マイナスな事か分かるだろう」
「出来る出来ないじゃ無く、やろうよ!って
お前が後輩達の前で言ってやった方が、オレは良いと思う」
「それが、言えないのだったら、お前が辛抱を続けろ」
「お前も、お前でずっと昔から我慢って事が続かないだろう」
「嫌な事が起きると、すぐにそっぽ向いちゃう」
「自分でも、それを知ってるし、気づいているのに、殻を破れない、
私らしいなんて言っちゃうしな(^^;;;;」
「面倒を見るって、お前は出来る筈なのに、それが続かない。
辛抱を続けるって事。目線を下げてるって苦手なんだ」

私、この子を頼むと、3人の人から言われてまして(^^;;;;
1人は、この子のパパ。もう1人は総監督、そして、もう1人は青〇先生。
都度都度、顧問も話をしてるので、私は、チョコチョコって言うだけなんだが、
美原の時みたいに成っちゃうと、話をするって言うか、
あいつの本音を聞けるのは、私だけかなって・・・・(^^;;;;
この日も、後輩達に話をしろと言ったが、ついに言わなかった(^^;;;
でも、胸の奥には燻ってるんだよ。なので、仕方が無いから私が話した。

それからは、コートに声がけと言うより、
副キャプテンに声がけしてた。
「切らさないよ、続けろよ。気を遣ってやれよ」
コートにいるあいつは、私の顔見て笑った(^^;;;;;
この日は「お前に言ってるんだよ」が少し通じたかな。

本番は、もうすぐです。
それぞれが、次に繋がるバレーが出来るように成ると良い。
お前らに取って、それは、そんなに難しい事では無いと思うけどね。




nice!(1) 
共通テーマ:学校

nice! 1

良いビデオだよそ様の事なんだけど ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。