土曜日は実家へ

カナダから帰って来て、翌日は私の実家へ行き、
昨日は、母ちゃんの実家へ行って来た。
お土産を持って行ったのだが、次女が、そのお土産に
メッセージ入りのポストカードを添えていた。
LINEだのSkypeだのがある時代だが、
やはり、手書きのメッセージには、思いが籠もってる感じがする。
多分、私のお袋は、仏壇にそのメッセージカードを供えているだろうし、
母ちゃんの実家も同じ。
人の思いを、どう受け取るかは、それぞれなのだが、
紙に書かれた直筆文字を見ると、粗末に出来ない。

みんな、最近手紙書いてますか？
年賀状でさえ、プリントしちゃうもんね（＾＾；；；；；
字汚いから、私も苦手です。
でも、次女から貰ったポストカードを見てて、
来年の年賀状は、自分で書こうかなと思いました。
大昔、「カナダからの手紙」って曲が流行ったんだけど、
ウチの家族は、次女から貰ったカナダからの手紙に、
ホッコリさせて貰ったかな。

母ちゃんの実家で、兄弟集まって私達の土産話しを聞いて貰ってる時
「どんどん、どんどん夏帆と居られる時間が無くなっちゃうのがね」と
母ちゃんが、涙混じりの話しを始めた。
バンクーバー滞在中、母ちゃんは、全然食欲が湧かないとボヤいていたのは、
そう言う恐怖心とまでは言わないが、緊迫感と戦っていたらしい。
「夏帆は、とっくに親離れしてるのに、
私は、全然子離れ出来て無いんだなって実感した」と言うと
何か、みんな黙っちゃって・・・・・（＾＾；；；；；；
横で聞いてる自分も、まるっきし同じで、二の句が継げない状態でした。

「楽しかったでしょう」と私がカナダに行った事を知ってる人達は
声を掛けてくれるのだが、行くまではね、確かに楽しかったが正直な所です。
「会うは別れの始め」
なんでも、そうなのだろうが決めてから計画して、準備してる時が一番楽しい。
義兄が「今度さ、オレ達行こうかな」と、その沈黙を破ってくれた。
義兄夫婦は旅行好きで、夫婦で良く旅行してる。
「みんなで行けると良いけどな」と話しが続いた。
「いきなりカナダは、ハードル高いよ、国内のどこかに行ってからだね」
と、再び話しが続く様に成った。

私は、「誰か、留学しないかな」と妹達の顔を見て言うと、
「全然、そんなのウチの子供達は絶対に無いよ」と言うので、
「イヤイヤ、夏帆が良い例で、今までそんな事感じた事ないだろう。
突然、ピンと来ちゃう事があるんだよ。子供って」
今、私達が感じてる思いは、正直、理解は出来ても分からないだろう。
「もう、受験生なのに全然勉強しない」とか、甥っ子、姪っ子を語るのに、
必ず小言が先に出る。

今の子供らの現状から想像するに、留学なんて・・・・を感じて
首を振っているのだろうが、分からないよ子供は。
何と言っても、今がどうあれ、子供は可能性の塊だからね。
皆さんのお子さん達にも、同じ事が言えています。
高校受験を控えていたり、大学受験を控えていたり、
思う様に勉強してくれないとか、悩みは尽きませんね（＾＾；；；；；
まさに、私の次女がそうでした。あの頃、留学なんて言葉を聞いても、
イヤイヤ、ウチの子はそんな・・・だった。
でもね、あるんだよ、こう言う事。親は、ビックリしてるだけでね。
皆さんのご家庭でも、今は、勉強しないとボヤいてるかも知れませんが、
数年後、「留学したい」と言われる日が来るかも知れませんよ（＾＾；；；；；；