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繋がると [高校バレー]

試合でラリーが続くと、ドキドキする。
長いラリーを獲ると、チームは一気に盛り上がる。
皆さんも、こう言う経験あるでしょ。

どんなに長いラリーを物にしようが、フェイントが決まろうが、
1点は1点なのだが、長いラリーで獲った1点は確かに違う。
根くらべに勝った感があるので、チームの勢いが増す。
見ている側からすると、どちらが、点を取ったとしても、
ラリー中、その時間の長さと、固唾を呑む率は比例する。

レシーブが乱れ、コート外に大きく弾かれたボールを、
レシーバーが突っ込んで行き、何とかボールが落ちず、
最後は、チャンスボールで返す事に成ったとしても、応援団は、盛り上がる。
皆さんも、1回や2回経験がありますよね。「良く繋いだよねぇ~」です。

「繋がる」
バレーは、色々なプレーがあり、それが決まる時の醍醐味と、
この、ボールが繋がって行くと言う時の緊張感から、決まった時の達成感が堪らない。
長いラリーは、日ごろの練習の賜物とでも言うか、練習の成果が見られて
ワンプレー毎に「ヨシ!」「ヨシ!」と声が出てしまう。

さて、ここで尋ねたいのは、イレギュラーで弾いてしまった時の練習。
普段の練習で、弾いてしまった時を想定した練習って何をしてる?
ワンマンで、遠くにボールを投げ、それを連続で取らせるかな?
これは、体力と、ボールに対する執着心養成の練習だよね。
弾いてしまったボールを繋げる為の練習って、具体的には無い。
私が知らないだけかもしれないけど(^^;;;;
それよりも、レシーブの練習は、弾かない為の練習が殆どだろう。
でもね、試合中、弾いたのが繋がると、会場は沸くんだよね(^^;;;
想定外な事なので、いつ起きるか、それが、何度あるのかは誰にも分からない。
なので、練習方法も無いし、練習に時間も割かない。
こんな事書いてて、実際、ウチもそうです(^^;;;;;;

でも、それを可能にする練習あるよね。
「自分が取ってない時は、取ってる奴にヘソを向けて、止まれ」
都度都度、練習で子供達に話して来たが、理解して貰えなかった(^^;;;;;
基本中の基本だと思うのだが、余裕が無いのか?サボり癖のせいのかね、
ボールの下に入れ、真正面に回り込めも、中々出来ない。
個々のスキルが低ければ、6人で助け合って、チーム力を上げるなんだけどね。

6人でと言う楽しさと、難しさが共存してるバレー。
みんなの練習は、どうでしょうか?
個々のスキルUPだけに終わって無いだろうか?
コンビの練習や、人を絡めた練習を、チーム練習だと思っていたら大間違いだよ。
本当のチーム練習とは?
これは、みんなが理解出来ないと成り立たない。
でも、そこに難しい公式がある訳じゃない。
まず、人を気遣う気持ちが有るかどうかです。
打つ奴には打つ奴の、守る奴には守る奴の、
互いに混じり合ったり、託したりする気持ちが見えるから、バレーは面白いのです。

論より証拠、さっきも言った、弾いたボールが繋がったらどうよ?
ボールが繋がったと言うより、落とさねえぞと言う気持ちが見えるから、
ワクワクドキドキするんじゃねえかな。その為にな、何をするか考えてみな。



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