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ハイキューから探る(その2) [ハイキュー!!]

再び、レシーブの話しですが、
世界レベルの戦いで、
佐野さんが、見事なレシーブを、見せてくれました。
まずは、落とさないと言う気持ちが前提なのでしょうが、
相手もね、世界レベルのスパイカー達なので、
気持ちだけで、どうにか成る相手ではありません。
そこへ、アナリスト達が集めたデータを見て、
それらを頭に入れ、そして、相手を見てが揃って、
あの、レシーブだと思います。
だが、高校生達の試合では、相手チームのデータなどありません。
だったら、何をするか・・・・?
スズ、お前は何しなくちゃいけねえんだっけか(^^;;;;

それと、スーパーレシーバーが、
そのスーパーさを、試合で披露出来るのは、何が必要?
全日本の試合でも、それは証明されていると思います。
この前の記事にも、書きましたが、
ブラジル戦では、佐野さんが自由に動き回れていない感じがしました。
他の選手と、佐野さんが重なったり、交錯したり、
それでは、シンクロなど出来ないし、佐野さんが、思いっきり突っ込んで行けない。
なので、周りの人達も、それを心がけなくちゃいけないのです。
取ったり、取らなかったり、行ったり、行かなかったりが無いように、
行くなら、その前に声を出し、自分が行く事を、早くにアピールする事が必要。
どっちが、やりやすいか、どっちが得点力が上がるかと言ったら、
餅は餅屋に任せるが、一番良い感じがしますが、如何でしょう(^^)

手前みそですが、夏季大会で、ウチのスズが、良いレシーブをしていました。
相手チームの監督に、褒めて頂いたり、中学の後輩達を、感動させてました。
どのチームもそうですが、レシーブ練習をする時、
思いっきり走って、ボールに突っ込んで行く練習をしたりするでしょう。
だが、この思いっきりが、試合で出ない事、多く無い?
私は、バロメーターとして、試合時、スズの足を見ています。
アニメでよく使う、速く走っている時に、足がクルクルと早く回って、
タイヤが回ってる様な書き方をしますが、あれに見立てながら、
スズの足が、2本綺麗に見えている時は、ウチのレシーブは、
駄目な事が多いのですが、夏季大会、スズの足は、
チョコマカと言う表現しか、思い浮かびませんが、
2本揃って見えてる時が少なかった。と言う事は、
あの子が思いっきりプレー出来た事に、繋がっているのだと思います。

私達の仕事でも、ミスは起こります。
ミスが無いように、みんな仕事をしているのですが、
それでも、ミスの起こる可能性があります。
なのでその為に、ミスが発見出来る様に、
チェック機能を、その仕事のフローの中に組み込み、
発見出来る体勢を整えます。
その後に何をするか?そのミスの起こった原因を探ります。
これを、障害の切り分けと呼んでいます。
人為的ミス、アプリケーションミス、デバイスのエラーなど
何故、どこに、誰が、原因の追及をしています。
では、ミスが無かった時、そのフロー自体、無駄な作業に成りますが、
それでも、外したりは出来ない。無駄に成るかも知れないが外さない。

バレーにも、ミスは起こるのです。
ここで、ミスに対する障害の切り分けをするとします。
殆どが、個人の能力による物だとしたら、
練習で、その本人は勿論、周りにいる人達も注視して上げる事が大切。
個人のスキルUPと共に、仲間達の情報共有に繋がります。
言ってみると、下手な所、駄目な所を、認めて上げるって事かな。
みんな、スキルUPをしようと練習していますが、
直ぐに上手になんて成らない。それでも、試合に出場する。
その試合時、この共有が出来て居ないチームが多い。
田中君をカバーした日向君の存在も、一つの例です。
全員、ミスが無いようにプレーしていますが、もしかしたらだったり、
同じチームメイトならば、「こう言う時、あいつのトスは短くなる」的な事を
練習時に、発見出来ていない人が多いね。

ウィークポイントが、無くなるのが一番なんだよ(^^)
だが、絶対にそうならない。
でも、ミスを予想して、姿勢・体勢を整えない。
必要な無駄を、無駄としてやらないね(^^;;;;
そこで言えるのが、チームメイトの癖や、
ウィークポイントを知る事も、練習では、大切だと言う事。
だが、これを心がけてる、練習をしてるでしょうか?
ベルトコンベーア的に、いつもの流れ作業の様に、メニューをこなし、
取れた取れない、出来た出来ないだけの練習ではありませんか?
自分の事だけに終始してる事、多く無いでしょうか?
自分が上手くないと、みんなに迷惑掛けるちゃうからに成っていませんか?
1年生達は、それでも良いかも知れないが、先輩達はそれではダメだ。
だって、先輩なんだもん(^^;;;

烏野のWS縁下君が1年の影山君に言います。
「ウチは、ウチでみんな上手。それを100%引き出したら・・・」
縁下君は、セッターではありませんし、試合に出てもいません。
声を掛けたのは、天才セッターの影山君です。
自分より、セッターと言うポジションについては、影山君の方が上だと分かってる。
それでも、自分が気がついた所を、アドバイスしています。

後輩に声を掛けて上げる。良い時は、言いやすいが、
その後輩が悪かった時、「大丈夫、大丈夫」「気にしない、次、次」は、
誰でも掛けて上げられる言葉ですが、
そこに、アドバイスを入れて上げられる様に成るには、
練習時、気にして上げてないと出来ないね。
自分もいっぱいいっぱい、その中でも、仲間や後輩を気遣う。
これ、とても必要な事なんだよ。
失敗した時、慰めて貰った。引退式の時、先輩に向けて多く聞く言葉です。
その中で、私は、先輩にあの時、こう言う言葉を掛けて貰った。
顧問やコーチの言葉より、先輩の、そう言う言葉の方が、
いつまでも忘れられない、生涯、頭に残る言葉に成ると思います。
ウチのソラは、、スズ達にしていたのでは無いかな?

みんな練習をしている。
試合をしている時間よりも、全然長い時間です。
下手すりゃ、30分40分で試合は終わってしまう(^^;;;
勿論、試合で勝利する為を前提としてる練習ですが、
この時間の使い方をね、スキルUPする為だけに使うのでは無く、
人を気遣うを、個々に思いやる事で、
見た目は同じでも、全然、違った練習に成るのでは無いでしょうか。
「練習はウソを付かない」って言葉は、技術だけの事では無い気がします。



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