なので、ハイキュー

「好敵手」と言うタイトル。
で、前回から「テメェー、ナンダこの野郎」って感じでしたが（＾＾；；；；

20点目を先に取るのはどっち？
これは、覚えていて欲しい所ですね。
同じ1点なのだが、これを先に取る事と、そこからの1点の取り方。
試合の勝敗を決める大きな場面です。
リードして迎えるのか、リードされて迎えるのか、
リードされて迎えたとしたら、何点差なのか？
そう言う時、やるバレー（姿勢）を変えないとダメなのだが、
負けている時は、往々にして、変えらされているのです。

で、それは自分自身が、自分を変えている場合が多く、
相手にやられている時は稀です。
今回のハイキューで、視野を広くと言うキャプテンからのアドバイスがありました。
忠実だなと感じる一場面でしたが、
その通りで、こう言う時は、視野が極端に狭くなる。
極端に言えば、自分が何をやってるのか分からなくなる。

大きい教え子さんのお嬢さんが、1年生ながらエース対角で
レギュラーを任せられていた。当然、ミスもしていたが、
自分を見失うって事に、成っていなかったのは、試合度胸がある証拠。
これが、分かっただけでも、指導者は大きな収穫。
もし、テンパってしまったらね、さて、どうするかから、今後を考えないといけない。

視野を広く持つ。
周辺視野は、ここでも何度か書いたことがあるが、
これは、意識をしないと、身につかない。
だが、自分の技量に不安を持っている子は、そこまで気が回らないのが現実。
それでも、上達を待ってからなんて、悠長な事も言ってられない。
同時進行出来る練習を、して行く事が大事です。
周辺視野は、どのポジッションがと言う様な事は無く、
誰もが持って居ていなければ成りません。

烏野リベロの西谷君が、音駒のリベロの芝山君を褒めるシーンがありました。
エースの打ったスパイクを拾う。これで、褒めた？
ここからは、深読みまつパパですが（＾＾；；；
私は、芝山君の優れた周辺視野を持って対処するスキルを認めたのだと思います。
それが、分かる西谷君も、同様のスキルがあると言う事だね。

「いるんだよ」

何人か、これまでリベロを賞賛する、この言葉を聞いたことがあります。
「良く拾う」より、私はこっちの方が好きな褒め言葉です。
速攻があり、エースがいる。どこに上がるか・・・
で、エースに上がったが、クロスなのかストレートなのか、
どのリベロも、瞬時に対応しなければ成りませんが、
周辺視野を持っているのと、持っていないのでは、対処の早さが全然違います。
周辺視野が進化した物が予測です。当てずっぽうでは無い。
両校リベロには、こうした才能があるのでしょう。

相手をみるタイミングは、それ程の違いは無く、どの時点で見るかを
互いに探り合い、フェイクを仕掛け合う事もあるでしょう。
相手セッターが見る時、わざと中よりに入り、実は、ストレートで待つとかね（＾＾；；
これも、バレーの駆け引きの一つですね。

だから、頭に血が上ってしまうとダメだね。
試合中、一人で、イライラしたりしてる場面をよく見かけますが、
ああ成ると、ベンチは対処が難しい。
だから、逆にそう言う選手は誰なのかを見極める。
これも、周辺視野の一つなのかも知れません。

互いに互いを認め合う。それが、ライバル（好敵手）です。
これは、敵だけとは限りません。チームの中にもいます。
何か、昔の青春ドラマみたいだね（＾＾）v
絶対に、お前なんか認めない。も、認め方の一つだろう（＾＾；；；
さて、あなたには、そう言うライバルがいますか？
いないと言う人は、早く作りなさい。作れるよう努力しなさい。
そうする事で、今よりもっと早く上手に成る筈です。

美人マネージャーの名前を聞き出す（＾＾；；；；；
これは、特に1年の役目で「オイ、名前なんだか聞いてこ」
先輩に言われたら、聞いて来ない訳にはいかない。
だからって、シティボーイじゃ無い高校生はね、
他校の女子に話しかけるなんて事は、絶対に出来ない（＾＾；；；；
だから、同校1年を摑まえて名前を聞き出す。
それも、あまりトッポクない奴を探し、そいつから聞く（＾＾；；；
「おめえ、どこ中学よ？」辺りから話しかけるのが通例です（＾＾）

烏野の田中君と音駒の山本君。
特に、山本君は田中君に聞いた辺り勇気がある（＾＾；；；
そして、バレーだけで無く、違うライバルに成ったのかも知れない。
案外、こいつらは、生涯に渡って、良い友人に成る。そんな、予感がする。
で、新幹線を使ってやる練習試合って・・・・すごいね（＾＾；；；；

最後、繋心コーチが言う言葉。
練習試合の分析と、その練習をやるぞ。
あれねぇ～、私はいつも思ってる事。「鉄は熱い内に打つ」
練習試合やりっぱなしでは無く、分析と練習が出来る環境があると良いよね。