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試合開始時に見る、キャプテンの性格とチーム状況 [高校バレー]

試合が始まる時、互いに、エンドラインに並び、
主審の吹笛で礼をし、ネットまで走って行き互いに握手する。
一時期、ノロが流行した時だけ、
握手は止めようと言う事に成りましたが、
バレーの試合前に見られる、普通の光景ですね。

この挨拶の時、私は、必ず見ているのが、
主審台に向かって、左側のコートのキャプテン。
「ピー」と吹笛の後、礼をし、走ってネットまで行く時。
キャプテンが、どこを走り抜けるか?
列の一番端から、主審副審のいる所まで行かなくていけないので
コートを斜めに横切る形で走って行きます。
この時、列の後ろを通るのか、列の前を通るのか。
列の前を通るとしたら、結構なスピードで走らなければ成りません。
後ろを通る時は、列が過ぎるのを、ちょっと待ってから走ります。

ウチの子供達、現在6代目ですが、
今まで、前を走り抜けたのはエリだけで、
後は、全員後ろを走って行きました。ここに、私が見るのは、
そのキャプテンの性格や、チームを勝手に推測しています(^^;;

前を走り抜けるのは、勝ち気なキャプテン。
後を走って行くのは、慎重なキャプテン。
それと、チーム全員が、全力で走ったら、前を走り抜くのは困難です。
一気に走ってネットまで行く。
全員の足並みが揃って、しかも、それが全力のチームは要注意とか(^^;;;
礼の仕方とか、色々見ていると面白い。
気だるそうに礼をして、テレンコ走ってる選手のいるチームは、
顧問やキャプテンが、あまり怖くないとか(^^;;;;
なので、この後の試合でベンチから出る指示声が
叱咤、叱咤、叱咤なチームだったら(^^;;;;
エース、もしくはセッターを潰せば勝てそうとかね、勝手に妄想します(^^;;

今は、高校生相手なので、言いませんが、
中学生を見ている時、練習試合で、私がベンチを任された時、
この礼や、走って行く姿が悪い時は、必ずやり直しをさせていました。
相手がいる時、挨拶は大事だと言う事を子供達に守らせました。
しかし、これには弊害が伴い、
相手チームの子供達も、一緒にやり直しちゃう時が有り、
これには、「良いの良いの、こっちだけだから」と言いながら、
顧問の先生にも、スミマセンと詫びます(^^;;;;

何度も何度も、同じ相手と練習試合をすると、途中だれる(^^;;;
それでも、挨拶は大きな声で、ちゃんとしろ言いました。
ここで、気がついたのは、次の試合で、「これ、やってみたら」とか
子供達にヒントを与え、チャレンジさせる様に仕向けると、
言わなくても、大きな声で挨拶するんだね(^^)

もう一つ、控えの子供達も見ています。
レギュラー達が、試合をしてる時、それとタイムの時、
控えの子達の行動で、チーム状況が見えて来ます。
練習試合などでは、控えの子供達が審判を務めますが、
この時の、ジャッジの仕方でも分かります。
顧問が、審判部におられるチームの子は審判上手です。
見極めが正確で、これは、選手としても求められる事です。

勝負に挑む選手・チームの気は、コート上だけに現れる訳では無く、
会場入りする所から始まっている。
靴の脱ぎ方、バックの置き方。これは、前にも書いた事があるが、
試合前の練習のやり方、横断幕の取り付け。
気のあるチームと、無いチームでは雲泥の差があります。
高校生なので、出来て当たり前だと思っていると、そうでも無い所が多い。

そこに多く見られるのが、キャプテンの資質です。
試合前は、試合の事だけを考える。
それも大切なので、後は、マネージャーに指示をしているかです。
強いチームは、マネージャーもしっかりしています。
決して、お世話係ではありませんよ。←ミーちゃん(^^)

私の中で、強いチームと良いチームとは違うのです。
強いチーム=良いチームで無い事もあります。
勿体ないなと思うのですが、勝負の結果に関係なく
良いチームを見ていると、自然と応援したくなるし、心地良さを感じますね。
で、これって決して顧問の指導だけに寄らない、
各家庭での、子供に対する躾けも大きく影響される所です。
なので私は、顧問に迷惑をかけた保護者の一人と言う事です(^^;;;;;

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