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入って終わりじゃ無いよ [受験]

推薦で入学した生徒は、入って終わりじゃありません。
高校在学中、追跡調査されています。
下記は、教育委員会の実施要項から抜粋した物です。

平成26年度東京都立高等学校入学者選抜における推薦に基づく選抜の実施方針

第11 推薦に基づく選抜実施上の留意点
推薦に基づく選抜の実施に当たり、各都立高校は以下の1から2までに留意すること。
1 求める生徒像の明確化について
推薦に基づく選抜の趣旨を踏まえ、自校が求める生徒像について十分に検討を行った上で明確化し、受検者及びその保護者に示す。
2 入学した生徒の学習状況等の検証・検討及び自校の推薦選抜方法の改善について 今後の入学者選抜方法等の改善に向けて、各校が推薦選抜の目的に合致した生徒を選抜することがで きたかについては、入学後の学習状況、特別活動、課外活動等の活動状況など、様々な側面から生徒を 評価し、検証を行う。また、その結果を基に、自校の選抜方法(検査内容及び検査方法等)や推薦枠に ついて検証・検討を行い、選抜方法の改善を図る。

この2番の事。

最後に、選抜方法の改善を図るとあります。・・・・どう言う事?
極論を言うと、事と場合によっちゃ、推薦枠が無くなると言う事です。
生徒の成績や、学校生活への取り組み、部活動など
色々な事で、検証されています。
例えると、これまで、葛総のバレー推薦が続いているのは、
それらの検証で、大丈夫、問題無いと先輩達が評価されて来たからですね。
それは、どの学校も同様です。
推薦枠で入学した子供は、学力試験免除など色々入試の際の
ハードルが緩和されているようで、実は、入学後に縛りがあると言う事だ。
自分の考査の成績如何で、それに続く後輩達の門を閉ざすと事に
成りかねない。言う事も考えられる訳だ。

何が言いたいのかと言うと、
推薦枠で入試希望している中学生や、それ受け持つ先生方も、
バレーが上手だけで、成績が伴っていない子を推して、
よしんば合格出来たとしても、入学後、苦しむのは生徒です。
本来であれば、下記の事項の様に、卓越した能力を持つ生徒ならと、私も思います。
文化・スポーツ等特別推薦
各都立高校の個性化・特色化を推進するため、卓越した能力をもつ生徒の力を評価し、選抜する。
ところが、現状はどの学校もそうではありません。
勉強と両立が出来て居ないとダメなのが現実です。
中学校での成績が基準値を満たしていないと、
いくらバレーが上手でも、合格率は低いでしょう。
なので、推薦枠での志望校選択のアドバイスに際し、
学力を見てアドバイスして上げるのが、望ましいのかも知れません。

もう一つ、選考の基本方針として、
(7) 選考のための順位を定めるに当たっては、同順位が出ないよう配慮する。

どの中学の進路指導も、前年度など過去データに基づき、
その子に見合った志望校選択のアドバイスをします。
それって、どの中学も、それほど差が無い。
と言う事は、自分が希望してる高校には、
都内から、ほぼ自分と同等の学力の子供達が集まり受験する。
バレーの技術もほぼ同じ・・・?
それを選考する高校の先生方には、上に書いた決まりがあって
同順位を出さないようしなくちゃいけない。
これが、高校受験の厳しい所だ。合格させる為の試験じゃ無いって事。
高校の先生方に、優劣を付けなさいと言ってる。

不安を煽るようで申し訳無いが、点数が同じ子がいたら、
本当は、どちらも合格させて上げたいのが人情。
でも、推薦枠人数の事や、決まりがあって優劣付けないといけないのです。
選考する側の先生も、イヤだろうね。
それに合格をして来たのが、現在の高校の先輩達です。
えっ?と思うような子もいるけどな(^^;;;;;;;

なので、気を抜かずに、今は勉強をして下さい。
バレーで培って来た根性を、今は勉強に生かして下さい。
推薦で入学してきた高校生も、あぁ~入れた気分じゃダメ。
お前達は、検証されてるのです。
気を抜かずに、勉強・バレーを両立させる努力をしましょう。


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