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3連休は [高校バレー]

今年は、後2回あります。
高校は、次の3連休が新人リーグ戦、その翌週が新人大会です。
中学は、この土日で区大会が行われ、
ブロック大会を経て、11月17・23日が、新人戦の都大会です。

まずは、高校生は1部大会に、
中学生は、都大会に出場出来る様に頑張りましょう。

ウチはこの3連休は、13日、練習試合に参加しました。
じぇじぇじぇな連中なので、練習試合に対する思考が違うな。
終わった事を言っても仕方が無いので、その次の日の練習の事。

マネージャーのミサトに
「試験の前日は、一夜漬けで勉強するか?」と聞いた。
「はい、します(^^;;;;」
「その時は、次の日テストされる科目の勉強するだろう」
「はい」
「普通、そうだよな」

昨日、顧問に練習試合終わりに、指摘された事が有った。
それは、ここの所ずっと注意をされている事。
子供達も、100%自覚のある事。
言うなれば、顧問から出されている重要課題だ。
試験日(試合日)も間もなくやって来る。
それでも、こいつらは練習メニューに、それを組み込まない。
満遍なく、さら~っとメニューを作り、さら~っと練習をする。

「ミサト、お前も選手達と一緒に先生の話を聞いている。
何がダメで、それに対し先生が何を注意されしていたか、
今はまだ、1年生だから先輩達には言えないけれど、
お前達の代に成った時、そう言う時、練習メニューなどに
反映されていなかったら、お前がそれを選手達に言え、
選手達と一緒に、強く成れる様、支えてやってくれ。
それが、本当のマネージャーだと思う。マネージメントの勉強だ。
マネージャーって、決してお手伝いだけじゃ無いんだぞ」と話した。
この子が、4期生キホに続く、良いマネージャーに成って欲しい。
それと、「良く気の付く子だね」と言って貰える女性に成って欲しいと
願っているので、少々口うるさく、小姑の様な事も言ってる。
自転車と一緒で、乗るまでは大変だけど、
乗れる様に成ったら、それが普通に成ってる筈です。

さて、チームですが、一人怪我をし離脱しています。
経験値で言うと、その子よりも少ない1年生がスタメンに入っています。
みんなで、その子を育て、チーム力をキープして行かなければ成りません。
練習試合で、サーブの時、顧問から「考えろ!」と言う言葉に対し、
今、ウチの子供達の殆どは、「入れなくちゃ」と言う思考に成り、
そう言うサーブを打ち始める。現状を考えると止む得ないのだが、
この1年生は違った。
ゴリが「考えろ~」とサーブの時にアドバイスをしたら
立ち位置を変え、左奥を狙ってサーブを打ったのだ。
普段、コートの真ん中に打ってる子が、
考えろと言うアドバイスで攻めに転じた。

アドバイスの捉え方は、状況に応じて変わる。
ゴリがどう言う意味でアドバイスしたのかは、さて置いて
これを見ていた時、救われた気がした。
入る入らないでは無く、攻めると言う方向で
アドバイスを受け止めてくれる子がいてくれた事が嬉しかった。
その後、他の子供達にいやみったらしく、その話しをした(^^;;;
顧問にその話しをしたら「まだ、欲が無いし、怖さを知らないからですね」
と仰っていた。

で、翌日。
あまりの脳天気なサーブ練習で、ブチ切れた。
練習止めるの好きじゃ無いけれど、昨日の今日で、この練習なのか。
この日練習が始まった時から、頭の中でプチプチと音がしていた。
対人オーバーと決め、その練習を始めた。
途中、自分の前に低いボールが返って来てしまった。
さて、みんなだったらどうする?
ウチの2年は、それを平気でアンダーで返した。
この時は、何も言わずスルーした。そして、サ-ブ練習が始まった時、
連続してボールがネットする音が聞こえた時、大爆発。

オーバーと決め、練習を始めたら、オーバーしか使っちゃいけない。
例え、どんなボールが返って来ようと、オーバーで対処する。
そう言う拘りが練習で出せないから、試合でも出せないでいる。
「落ちたら、終了!」言うなれば、ミスがその練習の区切り?

顧問から出された重要課題は、全員に言える事。
その為に時間を使い、次の試合には同じミスをしない様にする。
何より自分が一番嬉しいし、チームが勝つ喜びを共有出来る。
だが、その課題が技術的な部分より、精神的な部分に対して
だった場合は、どうするの?何を、どう頑張って行く?
反復練習は大切です。でも、ウチの子供達は、これが、落とし穴。
やってりゃ、その内上手く成る的な、練習はダメだと何度も伝えて来た。
中学生の時の様に、ガミガミ怒られ怒られ練習するか?
そう言う練習だったら、いつでも、始められるぞと言うとイヤだと言う。
自由な風は、捉えようによっては、とても心地良いが、
高校生なのだから、ただ心地よさを味わっていてはダメだね。
顧問から出された課題を、拘りを持って練習する。
自分達で決めた練習を、拘りを持って練習する。

「逃げたら、逃げただけの人生、怠けたら、怠けただけの人生」
小学生の時、エリが金町総監督に送別会で言われた言葉。
金町卒業生の多くが、小学バレー終了時に聞く言葉です。
とても厳しい言葉だが、ここで培った力をみんなが持ってると信じ
自分に負けるなよと言うエールだ。
きっと、言われた時は、理解出来ないかも知れないが、
数年後、ふとした瞬間に思い出される言葉だろう。

「自分に負けない」大人の私でも出来ない事。
でも、オールマイティーでは、無理かも知れないが、
自分が好きで始めた、そして続けているバレーだったら
自分に負けない自分を作る事は、可能性としては非常に高い。
自分の事を、一番知ってるいるのは自分。

好きなバレーをしてる自分に、拘りを持ち、
こんなもんじゃ無いと、向上心を持ち、自分を鼓舞する。
たかがバレー、されどバレーだ。
自分の良さや、弱さをこの好きなバレーで見極められる訓練をしてみろ。
そして、いずれバレーを離れる時が来て、自分で自分の方向性を見いだす時、
それが、容易に成っている筈です。

人間力。

私達が暮らして来た世の中と、今の世の中は違う。
可愛そうだが、私達世代より人間力が必要とされている世の中だ。
そこには、カリスマな指導者も、叱咤してくれる人もいない。
自分を育てるのは自分。そう言う自分に成れる様、訓練をしてるんだよ。
でも、そんな難しい事、分からないし、出来ないよな。
だから今はね、拘りを持て。好きな物だけで良いから拘れ。
良い拘りは、良いプライドに成ります。
「プライドは無いのか!」と言われた時は、拘ってねえだぞ。

こんなオレでも、プライドあんのよ(^^)
それは、お前達と同レベルで、上でも下でも無い。
だから、それがオレより下に見えた時は、悔しいし、頭に来るんだね。


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柳田

最近、練習も練習試合も大変そうですね。
経験値が少ない方が言われたことを素直に自分の中に取り込めるんでしょうかね。
自由は聞こえはいいですが、一番大変ですね。全部自分で決めて、自分で行動して、その結果が全部自分に返ってきますからね。
決められたことをやっている方が遥かに楽です。
まつパパさんの頭のプチプチ大丈夫ですか?本当にプチプチならないか心配になってきます。プチプチならないような練習、試合内容になればいいですね。
by 柳田 (2013-10-16 22:16) 

まつパパ

(^^;;;;大丈夫です。

自分で自分を律する時が必ず来ます。
私は、それをスルーしてきた人間なので、後悔があります。
せめて、自分と拘わった子は、その後悔を味わう事が
無いようにと願っています。

失敗をして思う後悔は、誰にでもある事。
子供達に経験して欲しくないのは、何もせずに過ごし
後に成って、やらなかった事への後悔です。


by まつパパ (2013-10-17 09:11) 

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