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長く成りすぎたので [高校バレー]

コメント書いていたら、長く成っちゃったので、こっちに書きます。

まだ、ギブス巻いたままなので、
本格的なリハビリは、それを取った後なのでしょうね。
この時、顧問から「ここを、こう切って、ここから穴を開けて
踵下からも穴を開けて・・・・」と手術の話しを聞かされました。
この話は、鳥肌もんでした(^^;;;;;;;

良い先生に出会うのは、運もありますが、
だからと言って、決して受け身ではありませんね。
接し方、関わり方で大きく変わって行きます。
柳田さん達は、関わり方が良かったのです。
同じ恩師を持っても、印象がそれぞれなのは、
在学中の、関わり方が違っているからでしょう。
この関わり方も、決して時間長の事ではありません。

教育者のプロとしての先生。でも、神様じゃないのでね(^^;;;
最終的に、その指導に滲み出てくるのは人。
特に、人を育てると言う部分では、それが大きく作用すると思います。
ところが昨今の、ニュースなど見ていると、
お上は、先生に神様に成れと言ってる様に聞こえますね(^^)
まだまだ、子供の部分が多く残っている高校生、
人を見極める能力がゆるいその子供達が
「この先生、いいな」と感じる時は、
その先生の人としての部分に、何か感じる物があるからです。

スポーツの世界で、多く見受けられるのは厳しさを持って
指導される先生。私達世代は、これが当たり前。
私が、今でもリスペクトしてる先生もとても厳しい先生で、
子供達に対し、自分の信念を貫いています。
リスペクトして部分は、それを子供達が理解してる所。

ウチの顧問は、それらの先生とちょっと違います。
ご自身の経験から行けば、即、厳しい指導者に成れるのでしょうが(^^;;;
敢えて、それをしていません。
それは、指導者の限界を知っておられるのです。

だから、自身の手を離れても、自分自身を育てられる術を
バレーを通して教えています。高校生なのだから、
怒られ、怒られ教えられても、その時は確かに自分も成長し、
チームとして好成績が残せても、それは、たった3年間だけの事。
その後、もっと長い時間を、子供達は過ごさなくては成りません。
勘違いがあっては困るのですが、全然叱らないって事ではありません。

周りに怒る人がいなくなった時、
自分自身が決断をしなくちゃいけない時、
負けそうな自分に成った時、
もうちょっとで、てっぺんに到達出来そうな時、
その時、良い判断、自分を鼓舞出来る自分に成れる様、
今は、その下ごしらえの指導をされているのだと思います。

どんな指導者であろうが、子供達は頑張っています。
その子達の3年間を充実させる事も、必要な指導だと思いますが、
何れ来る、別れの時の、その後を踏まえ、良い意味で限界を認識され、
自分達でやろう、自分達が楽しく無ければを実践するのは、
難しいし、忍耐のいる指導だと思います。

中学時代厳しい指導を受けて来た子供達は
物足りない感が有るかも知れません。
ステップアップを指導者に頼っている子供にありがちです。
中学から高校にステップアップして来ても、
折角、中学時代厳しく基礎を叩き込まれて来たのに、
それを応用する事が出来ない。その辺は、指導者ありき。

私は、中学生の子供達と接していた時、
押しつけがましい事を、やるまで、やろうとするまで徹底して
話して来ました。
そこから、ちょっとでも外れたら、自分の娘であろうが・・・(^^;;;

その後、顧問と出会って、
私は、娘と共に乗り込んでいった輩で、
バレーに対しガンガンだった事も、物の言いで察しが付いたでしょう。
正直、困ったなだった私に、高校生を育てるバレーとは?
を教えてくれたのは顧問でした。それは、be動詞+ingです。

誰も周りにいなくなった時、自分自身で道を付けなくちゃいけなく成った時、
まず、状況判断をし、自分の良い部分、自分の悪い部分の見極めをする。
そして、そこから自分を鼓舞する。長期短期での目標の持ち方。
学生の内は、これを考える時なので、時間は沢山有ります。
大人に成ると、これが堪らなく懐かしく、戻りたいと思える部分ですね。
社会に出ると、それ程の時間も与えられず、決断を迫られる時が多く成ります。

この時、子供達には、ベストな選択が出来る様に成っていて欲しい。
頑張る事は、スポーツを通して培っていても、
自分自身で切り開く、物の見方を変えられる柔軟な発想は
今のバレーを自分達で・・・・から始まって行くのだと信じています。
自分達に成れるまでの基礎固めは必要です。
ただ、それに取り組む姿勢や考え方・発想力は、
中学生のままではいけません。ウチで言えば日々の練習で、
それを鍛える訓練をしているのですが、
あまちゃんなので、見てると、じぇじぇじぇが多いです(^^;;;;;

文字にすると、小難しい感じですが、
適当な所で妥協せず、もっと深く物事に取り組む勇気を持てと言う事。
勇気を持って取り組んでいった事は、スルーしない先生だよと言う事かな。


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柳田

こんにちは。
お疲れ様ですm(_ _)m
題名の通り、長い文をありがとうございます。
ほんと良い先生に巡り合ったなぁと再確認です。
関わり方なんて考えて時間を過ごした訳ではないのですが、結果としていい関わり方だったんですね。
良い下ごしらえをして頂きました。
まつパパさんが先生から高校生を育てるバレーを学んだように、先生もまつパパさんから何か学んでいるんじゃないかな…いい相互作用(o^^o)それがあると人と人の関係はとてもいい関係になりますからね。

by 柳田 (2013-10-10 14:55) 

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