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葛総バスケット部のお別れ大会 [学校]

土曜日、午前練習へ顔を出した。
体育館の入口へ入った時に「えっ!」と驚いた。
いつもは、乱雑に靴が脱ぎ散らかしているのだが、
この日、入口の靴が綺麗に並んでいた。その数もいつもより多かった。
「何かあるのか?」と思いながら教官室へ向かうと
佐◯先生が居られご挨拶をした。顧問は居られなかったので
そのまま、体育館へ行こうと思った時、男子バスケット部に所属、
エリと同級生の松◯がいた。互いに松で始まる名字で、
出席番号も隣同士だった。「松◯か?」と声を掛けると
「あっ、こんちは」と返事が来た。
「この間、お前がバイト先でレジ打ってたの見たぞ(^^;;」と
伝えると「マジっすか?」と笑っていた。その時、今日はどうした?と
聞きもせずに、体育館へ上がってしまった。

私は洞峰カップ以来、1週間ぶりに子供達に会った。
「おはようございます」「おはよう!」といつもと変わらない挨拶をした。
体育館内は、いつもと変わらない、同じ光景。
ステージ側でバスケ、手前がウチの練習だったのだが、
この日、バスケ部は先輩達と、お別れ試合を行っていたのだ。

これで、靴の置き方の合点が付いた。
誰が並び替えをしたのかは知らない。このお別れ会への気持ちが
そうさせたのか、先生に言われたからなのかは、分かりませんが、
私は、前者だと勝手に思った。

いい加減では無い、ちゃんとしたお別れをしたいと思う気持ちの現れだと感じた。
あいつらが現役時代強かったのか、弱かったのかは知りません。
いつも練習風景を見ていて、先輩後輩が仲が良いなと印象だったが、
この、お別れ会を見て、その印象の裏付けと成った。

人に対する気持ちを、些細な所でも、形として表現が出来た事は
日頃の顧問の想いが子供達に伝わっているのだろう。
いつもの様に靴を脱いで行こうが、お別れ会に影響がある訳じゃありません。
それでも誰かが、ここで靴の並び替えをしようと思った。
この気持ちを持てた人は、とても素晴らしい人だね。
この時流石、トシヤ先生の女房だと勝手に思っていた(^^;;;
会の終盤、佐◯先生が顧問に「うるさくて、すいません」と声を掛けて
居られたが、あの子達の高校の良い思い出に成っただろう。

実に、ジジィ臭い発想なのかも知れないが、とても清々しい気持ちにさせて貰った。
本来であれば、いつも、ああで有って欲しいと思いますが・・(^^;;;
特別な思いだったと言う事が、部外者の私にも感じられたと言う事は
きっと、バスケ部全員にも伝わったと事だと思うよ。



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