31期送別会

18日日曜日に、31期送別会が行われた。
随分前に、参加してくれとお葉書を頂戴していて、出席の連絡をした。

だ～～～～～～～～が、しかし、出席するという意味合いが、
私が考えていた物と、全然違っていた。
前日、行われた25期同期会の一次会終了時、総監督と話をした時。
「マッチャン明日お願いね、で、来賓挨拶も、して貰うから・・・」（＠＠；

オオ、マイ、ゴットん？！私は、その場で崩れ落ちた。
「イヤイヤイヤイヤイヤ、総監督、それはダメですよ（；_；）」
お代官様、おねげえします状態。
「大丈夫、大丈夫」と言いながら、正ちゃんは行ってしまった（＾＾；；；
この時、総監督は悪代官だった。それからの私は･･･････。

55年の人生で初めての来賓？大勢さんの前で挨拶？
この時改めて、ウチのかあちゃんの肝っ玉の大きさを感じた。
絶対に、俺には無理な話だ。バレーの練習試合終わりなどで、
他校の生徒達が「一言お願いします」と来た時だって、
上手く喋れない私です（＾＾；；

この日、送別会はPM2:00からだった。
午前中は、葛総が潤徳で練習試合だったので、そちらへ顔出し、
練習試合が昼休みに入った時、失礼をして送別会会場に向かった。

入口にネモケン兄ちゃんが、何かを渡す為、誰かを待っていた（＾＾；；
「こんちは」と挨拶をして、昨日、29期の親父連中も集まって居た事を聞いた。
すると中から、25期保護者のミ◯ルママが出て来た。
現在は男子4年生に、イ◯キが在籍している。
「お前よお、何で昨日来なかった」「すいません～～～（＾＾；；」
と話している時、スタッフが既に会場に居る事を聞いたので、
足をズリズリと引き摺りながら会場へ入った（＾＾）

会場へ入り驚いたのが、25期の時と違う、全員テーブル席であった事。
なので、体育館がほぼ全部埋まっていた。準備、ご苦労様でした。
25期の時は、イス席で使用していたスペースは、体育館の1/3位だったと思う。
飲み物、お菓子、お弁当（＠＠）････マジで。
数年前にカシラから聞いては居たが、豪勢な送別会に成ったなと感じた。
幹事のママ達が挨拶に来てくれた。
この二人は、後で絶対に復讐する（＾＾；；ママがダメなら、パパをやる。

席にはスタッフの方々が、全員揃っていた。
総監督に昨日の御礼を申し上げ、昨日会えなかった、白田コーチにご挨拶した。
「足の方は、如何ですか？」見たところ、あまり芳しく無かったが、
31期卒業生の為に、無理をされているのだろう。

席に付くと、隣にヤスさん・・・じゃ無く、娘のミヤコーチが座っていた。
テーブルの上には格好いい、プログラムが出来上がっていた。
昨年まで、カシラと私で、夜なべして作って居た物だったが、
今年は横断幕だけ、お手伝いした。
中を見ると式次が載っており、順を追っていくと、総監督の挨拶の次、
3番目に来賓挨拶と記載されていた。
血が・・・血が足りないって感じ･･･、顔から血の気が引いてくのが分かった。

心臓が口から何度も出たが、その都度飲み込んだ（＾＾；；
緊張で、喉がカラカラだった。目の前にペットボトルのお茶が有った。
しかし、乾杯用なので、手が付けられない。
ペットボトルの絵柄が、ほくそ笑んでいる様に見えた。
そして、総監督の挨拶が始まった。
このまま、ず～～と総監督が話してくれれば良いのに願ったが、
「あまり長くなると・・・」と総監督が話を締めに行った。私には、死刑宣告だった。
幹事のママ達が司会を務めるのは、以前からの決まり事で、その司会者から
「それでは、次に来賓の25期卒業生保護者の・・・・・・お願いします」


･･･････何を話したのか覚えていない。
言わなくちゃいけない事、これを言おうと前日から考えていたが、
さっぱり記憶に無い。私はちゃんと話せたのか？
唯一記憶しているのは、話の締めを「････をお祝いの挨拶に代えさせて頂きます。
本日は、誠におめでとうございます」と締めなくちゃと意識していた事。
話している時、すごい時間が経過している様に感じ、
早く終わりにしなくちゃと思っていた。
はぁ～～～～、おじさん、クタクタです（；_；）
挨拶が終わり、安堵の瞬間を迎え、後は送別会を楽しむだけだった。
下級生達、後輩達のダンスなど、可愛かったね（＾＾）

そして、いよいよメインイベントの卒業証の授与式。
男子8名、女子3名の卒業式。
25期送別会の時が脳裏に浮かび、かぶってしまいました（；_；）

感謝、感謝。

送別会が行われているステージから、この二文字の言葉が溢れ出ていた。
総監督を始めスタッフの口からも、この子供達と一緒に、ビーバーズでバレーが
出来た事への感謝の言葉が延々と述べられた。
エリの時、本橋監督に「悪役商会のお父さんと、モーニング娘のお母さんに・・・」
と言われ、私のどこが悪役商会と聞いたら「全部」と言われたのを覚えている（＾＾；；

きっと、子供達はこの送別会を一生忘れないだろう。
そして、その保護者も絶対に忘れられない思い出と成る。
在籍中は、親も子も、苦しい事、悲しい事。
そして、嬉しい事、楽しい事が有っただろうが、
この日、この瞬間、すべてが楽しかった思い出に変わったかな？

みんなの宝物なんだよ。この想いは一生の宝物です。
苦しかったけど、頑張って来たのは自分。
それを誇りに、次のステップでも、頑張って行って欲しいと願っています。
ただし、その誇りは表に出さず、自分の胸の中にしまって居る事。
するとそれが、いつしか大きく育ち「ビーバーズ魂」と成って行くのです。
これは、保護者の方々も同じです。

「三位一体」

東金町ビーバーズに関わった者として、在籍中であろうが、
卒業していようが、これは、ずっと変わらずに守り続けて行って欲しい事。
バレーを上手に出来る者を、育てているのでは無く、
「人に感謝し、感謝出来る人間」を育てると言う、
浦野正総監督の精神が、東金町ビーバーズその物だからです。
親も子も、同じ師に教えを受けてきたのですからね（＾＾）

31期卒業生。卒業おめでとう！
これからの、お前達の活躍に期待しています。ガンバレ！


挨拶の時、一言おめでとう、と言い
「詳しくは、webで」と言えば良かったわ（＾＾；；