ワールドカップ終了

男子全日程が終了し、ワールドカップが終わりました。
男子順位表は下記のHPでご確認下さい。
http://www.fujitv.co.jp/sports/volley/worldcup2011/standings.html

いろいろとココにも書いちゃいましたが、男子は良い所、
次に期待が持てる何かを見せて貰えると、期待しつつ
全試合を見させて貰いましたが、トホホ（＾＾；；で終わりました。

世界のTOPレベルのバレーは、データも必要だし、選手の素質も
必要だと言う事は、バレーファンならば誰でも分かっている所ですが、
やはり今回大きく浮彫にされたのは、指導者の質だと思う。
その時の選手の特性などは、現場で指揮しているスタッフが一番
知ってて当然な事です。それでも試合を重ねる毎に何故？って言うような
采配や、どうしてと言うような器用など、素人バレーボーラーにまで
突っ込まれてしまう事が多すぎた。目的意識と実戦がボヤケテしまって
この監督さんは、いったい何がしたいの？と思わせてしまう事が多かった。
「ああ、成るほどね」と言う采配を見させて貰えなかった。
それでも、次の為に、これを貫いてやるんだと言う意志も伝わって来なかった。

全日本監督の立場に成って考える事など、無理な私ですが、
もうちょっと、世界を勉強してからでも良いのではと感じました。
自分達が現役の頃とは、様相が変わり、データなどを分析し、それを理解し
自身のチームの作戦に入れて行き、不具合が生じたら直ちに修正する能力。
これが決定的に欠けていた様に感じたワールドカップでした。
さっきも書いたけど、ランク18位の日本が、このワールドカップで
オリンピックの切符を手にする事は、無理だと思っていましたが、
マジア予選に向け、その時、日本はこうやって戦って行くのかなあ～
くらいは見させて欲しかったです。

それでも、この人頑張ったんだろうなと思わせてくれたのは、山本選手。
奥さんが、たまにテレビに映っていましたが、
金町のOG10期卒業生で、元イトーヨーカドーの選手です。
数年前の山本選手。ちょうど結婚した頃だったと記憶しているが、
この人出たら、負けってな位、試合ぶち壊し屋さんだった（＾＾；；
あのイメージが強く、このワールドカップで出て来た時も
「あ～あ、またダメか」と思っていたら、変わってたね（＾＾）
プレー面、精神面で、きっと頑張って来たんだろうと伺えるプレーでした。
奥さんが30周年記念誌に祝文を寄稿してくれた中に、
「現在は主婦として旦那を支え・・・」と言う一節があるのですが、
その通り、支えて来た結果が、あのプレーに繋がったのだと思う。

さて、私ら一家が、このワールドカップを見て、変化した事は
ウチのかあちゃんが、女子のVリーグ戦を見に行きたいと言った事。
あの選手達を、このまま続けて見たいと申しておりました（＾＾）
特に江畑選手に興味を持ったみたいで、「どこの選手？」と聞かれました。
なので、これから開かれるVリーグの試合を、是非見に行きたいなと思います。
私は、JTの試合で智恵ちゃんが、頑張る姿を見たいと思ってますけどね（＾＾；；
どっちのリーグも開幕まで後5日なので、男子は大変だね。

世界を相手に戦う人達。強豪校を相手に戦う中高生。
どちらも、バレーが好きで、同じスポーツを愛した人達。
なので特に、全日本やVリーグで活躍している選手達は、中高生のお手本となる、
憧れの選手達で居続けなくてはいけない選手達だと言う事も、
頭の片隅に置いて、プレーし続けてくれる事をお願いします。
この子達は、常にレベルアップを目指して頑張っていますよ。

ところで、何故バレーは海外からの血を嫌うのだろうね？
海外で活躍されている名監督に、一度見て貰えば
日本のバレーも変わっていくだろうと思う。
Jリーグがそれで成功しているのだから、真似して見りゃ良いのになと思う。
お家芸と言われた、昔の良き面影が邪魔をしているのでしょうか？

選手のみなさんは、ワールドカップお疲れ様でした。