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自分の人生 [中学バレー]

私は、その子がママのお腹の中にいる頃から知っててね、
そのママも、結婚する前の18の頃から知ってた(^^)

ある頃、その子がひっそりとビーバーズに入ってて(^^;;;;
試合の応援に行った時、会場でママと会って、ビックリ。
6年生で入部したので、ビーバーズ在籍期間は短かったけど、
そのまま、進んだ中学校でもバレー部に入部。
この中学校のバレー部顧問との出会いが、
あの子をより一層バレーに心酔させたのだろう。
それ程上手な子では無かったけど、自分らの代でキャプテンに任命された。
元気だけは良かったからな(^^;;

私は、その子と顔を合わせる度に、葛総来いよと言い続けた(^^;;;
ママもね、葛総にって言ってたけど、色々あって違う都立に入学。
ここでもバレー部に入部、後に、再びキャプテンと成った。
実は、この子が高校2年の時に、バレー部顧問が替わった。
それまでの顧問は、バレーを知らない先生で、その子に一切を任せてて、
「私にして上げられるのは、練習試合を申し込む事だけです」と、仰っていた。
その後、替わった顧問は、バレー経験者の先生。
最初はね、言う事聞かないって先生が仰っていた(^^;;;
任されていた責任感が、そうさせたのだろう。
卒業後、大学生に成って、母校のコーチとして後輩達の面倒を見ていた。

ある日、その高校の先生にお目に掛かった時に聞いた話。

「お前、中学のコーチやれば」と薦めたらしい。
自分の中学時代の恩師が、異動先で再びバレー部顧問を務めていたのを、
その先生も知ってて、その子が、その先生をリスペクトしてるのも知ってた。
「いいです、私は、ここで後輩達を見ます」と、一度は言ったらしいのだが、
後日、「やはり中学のお手伝いをして良いですか」と
先生に言いに来たらしい。勿論、先生も賛成してくれ、
恩師の勤める中学バレー部のお手伝いを始めた。
私は、中学コーチをしてる期間、その子に一度も会っていない。
まあ、想像は付くのだが、厳しいコーチだったかな(^^)

先日、再びその子の話しを聞いた。
「なんか、コーチ辞めさせられたらしい」
「@@;;えっ、なんで?」

「先生が、自分の人生を決める時だから、
コーチなんてやってる場合じゃない」と、言う事で、コーチを辞めさせた。
あいつ、大学3年に成ったのかな?言うなれば就活時期に成ったと言う事だ。
その間のやり取りは聞いてないが、その子は、結構落ち込んでいたらしい(^^;;;
先生にも食い下がったらしいが、、全然聞く耳を持たなかったと言う事です。

あの子は、先生の教えを再び受ける事と成った。
自分の人生を決める時は、それに全てを集中しろと言う教えなんだろう。
メリハリとケジメを持った良い人だね。
生徒だったその子に、ステップアップした人生の先輩としての教えだ。
パパもママも、ホッとしてるだろう。多分、親が言っても聞かねえんだ奴は(^^;;;
先生は、自分の人生を決める事を、何よりも尊重してくれた。
お前、ホントに幸せ者なんだぞ。
もしかすると、近い将来、社会人と成ったコーチが誕生するかも知れない。
是非とも、頑張って欲しいです。



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