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セカンドシーズン第8話「幻覚ヒーロー」 [ハイキュー!!]

再び、ツッキーこと月島君の話。幼い頃の回想シーンがありました。
月島君は、お兄ちゃんがヒーロー。その月島君がヒーローの山口君。

兄弟、または姉妹でバレーをやってる子供は、私の周りに沢山居る。
お兄ちゃん、お姉ちゃんの居た学校へ進学するケースも多く、
もっと言うと、自分のママが行ってた学校だったりする。
そのお兄ちゃん、お姉ちゃんが、自分のヒーローだと言う子は多いのかな。
金町出身の子に「お姉ちゃんは、優しいか?」と尋ねた事あるが、
「優しい」答える子と、「いじわる」と答える子と半々だったかな(^^;;;;;;;

「どうせやったって・・・・」
上には上が居る、一番なんかには決して成れない。
山口君から見れば、何でも兼ね備えてる月島君に、
何を持ってそんなに頑張れると問われたシーン。
あの名セリフの前に山口君の「お前、何言ってんだ・・」があるね。
オレのヒーローが、そんな事言うなよ。
「そんなモン プライド以外に何が要るんだ!!!」

その通り、山口君の言葉、最高でした。

放映の前日、東京は春高決定戦が行われたばかりで、
そのプライドとプライドの戦いが見られたのでしょう。
さて、この話は烏野や上位クラスにいるバレー部の話?
と思いきや、そんな事無いね。
中学からバレーを始めたと言う子の中で、
同級生に、ジュニア経験者って言う、バレーの上手だった子がいた。
どうせやってもが、目の前にいる環境。
頑張ったってレギュラーに成れない。試合に出られない。
と言う人、私の周りには、沢山居ました。
今から始めても、追いつけない。上手くなれない。
そう考えている子が多かった。

私も最初はね、そう思ってたのよ(^^;;;;
「今から始めて、間に合うわけねえだろう・・・」
私がね、ジュニアバレー被れだった(^^;;;;
私の中でも、小学生バレーを経験してるって事が、とても大きくてね、
中学から始めて何に成る。最初、私はこう思ってた。
そんな私の考え方を変えてくれたのは、子供達の頑張り。
そして、その頑張りを支えていた、子供達のプライドでした。

だが、プライドの持ち方って、難しい所もあるのでね、
少し上手くなって、鼻高々に成っちゃう子や、
自分達より、下手くそな相手を見下して、いい加減なバレーしちゃうとか、
いつも勝ってる相手に負けても、
たまたま、私らの調子が悪かっただけみたいな奴らだったりね(^^;;;;
プライドだけが暴走しちゃう(^^;;;;
特に、中学顧問の先生方は、この辺指導するのが難しいかな?
でも、自信の無かった子供が、少しづつ成長し、
いつの間にか、良い顔をしながらバレーをやってる。
指導者としては、涙の出る瞬間でしょう。

上手だから、強いから=プライドが持てる。プライドがある。
そんな事無いね。誰にもプライドは持てる。
その保ち方には、色々あるのだが、
どうせ・・・が最初にあると、中々、良いプライドは生まれないね。

ただ、月島君が木兎君達に問いかけたセリフは、
ありゃ、現実的じゃ無いね(^^;;;;;;;;
あんな事、合宿してるとは言え、他校の先輩に言えねえべな。
確実に、ボコボコにされるぞな(^^;;;;;;
合宿中、チームの枠を超えた、選手同士の交流って
実際に有るのかは分かりませんが、
少なくともハイキューでは、それを、見せてくれています。
これって、大きな括りで見ると、今の日本のバレー界に必要な事だよと
古館先生が進言してくれてる様な気がします。

「どうせやっても、・・・」
「どうせやるなら、・・・」
同じ「どうせ」が最初に来ますが、全然違う「どうせ」だね。
みんなのバレーは、どっちの「どうせ」が最初に来る(^^;;;;;;
この回は、友達って、一生懸命って、を投げかけてくれた回だったと思います。

次回は「VS”傘”」です。しばらく、ツッキーかな(^^;;;;



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